朝ネットを巡回していると伊藤洋一氏のHPで、今日の朝日新聞朝刊が面白いらしい事を知る。
ほう、朝日なんてまるで読む機会がないが読んでみようかしら。
この事件は端的に言うと朝日新聞がお家芸とも言える「捏造」をしたわけだ。口すらきいていないのにコメントを創作して紙面に載っけた、と。
私はこんなことでは驚けない。昔「朝日サンゴ事件」を経験しているからだ。
学校や家庭で子供に対して「新聞を読め」と強要する傾向がある。まるで新聞という権威を日々読むことがちゃんとした社会人になる条件だと言わんばかりに。
その頃の私はもう子供とは言えない歳だったけれども、ちゃんと毎日新聞は読んでいた(毎日ではなく読売でした)。
そこにサンゴ事件である。マスコミというのは事件が無ければ自分で事件を作るんだなあ、と目を開かされた。
だから今回の事件も憤りを感じたりすることはぜんぜん無い。メディア全体をそういう視点で見るようになっているからだ。
報道・ノンフィクション・ドキュメンタリー。言い方はいろいろだが、誰かが作っている以上本当の意味で「中立」などあり得ない。必然的に主観が入り、伝えるべき部分を効果的に表現する為の演出があり、それが派手過ぎれば「ヤラセ」と言われる。そういうことだ。
自分がやっていることを本気で「中立」だと言い切れる人間は、「神の視点」で作品を作ったと言っているのと同じだ。そういう人間をなんというか。
「恥知らず」というのである。
だから私はこの報告を「へー新聞記事ってこうやって作られてるんだーー」という大変面白い読み物として読んだ。
ネットで読むより紙面で読んだ方が、実際に売られた新聞がレイアウトされていたりでわかりやすい。というか本当にたくさんの人にこの検証記事をきちんと伝えたいなら、ネットでもPDFかなんか使えばいいのに。ほんとのところやる気ねえだろ。
そんなスタンスで読んだ私が一番面白いと思ったのは動機の部分である。
上司に取材メモを書けと言われて10分ほどで書いたというのだが、そのキモになる告白がこれだ。
――動機について、社内調査で「功名心」と表現したが。
「メモを作った理由は、自分でも説明できません。(問題発覚後に)動機を聞かれ、『魔が差した』などという受け答えでは納得してもらえないだろうという気持ちはありました。自分の中でわかりやすいようなストーリーを作りました。
自分を説得するのにわかりやすい言葉を探す中で、混乱したまま『功名心』という言葉が浮かんだんです」
まったくごまかす気のない正直過ぎる告白だ。
全体を読めばよくわかるのだが、要はこの人めんどくさかったのである。
取材からようやく帰ってきて、疲れているのをおしていろいろ細かい作業をしている最中にいきなり上司が「あの取材メモ書いとけよ」と命令した。彼は「なんでこんな忙しい時にそんなこと言うんだよー、かんべんしてよもーー、しょうがないちゃちゃっと書いとこめんどくせー」と思ったんだろうと私は思う。
前述のとおり私は新聞を読むとき過剰な期待などしていないので「ああバレちゃたのね。そんでもってクビになったと。ははあ、ご愁傷様です」という程度の感想しかない。
しかし「地方発のデータを元にした一本の記事が出来るまで」というテーマでここまで詳細にディティールを書いた文章は初めて読んだのでとても面白かった。
これからも年に一度ぐらいはこういう詳しい検証記事を書いてもらって読者の好奇心を満たしてもらいたいものである。
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そういう視点で見るとこのたいへんフォトジェニックな26歳の新人代議士の写真も電話連絡を受けた瞬間を撮ったわけではなくカメラマンの「はいー、驚いた顔してくださいー、あ、そうそう、いいですよー」という言葉のあとに撮られたものではないかという気もしてくる。朝日だし。
まあそれはともかくどんなきっかけであれ国会議員になったからには、たとえ2期目が無くたって目一杯頑張ってほしいものである。
こんなほぼオールマイティな議席を得たのに早々に解散などするわけがない。ほとんど任期満了の丸4年近く、つまり2009年までこの議会構成は続く。彼も4年は衆議院議員でいられるはずだ。
その後国会が無理でも山梨県議でも出身地の北海道の市議でもなれるだろう。もう食うには困らない。
ならば「10年は国政で雑巾掛けをして」などと変な色気を出さず、「与党の爆弾男」とか異名を取るような物議を醸す質問をして華々しく散ってほしい。いや散らなくてもいいんだけど。
イレギュラーに議員になった者にしかできないこともあるかもしれないじゃないか。
ドーンといって欲しいものである。
2005年09月15日
2005年09月11日
確かにこれは転換点だ。行くところまで行くだろう。
今日は16時ごろ近所の小学校に行って投票してきた。雨がパラパラ降ってきたから一応傘を差していったのだけど、帰りには結構な降りになっていた。
20時の投票締め切りと同時にテレビ局の出口調査による議席予測が発表される。しかし20時からは教育テレビで新日曜美術館の再放送があり、また内容が「スペインに輝く奇想の美をたどる旅▽アルハンブラ宮殿▽ゴヤ魂の叫び▽天才建築家ガウディ▽アートシーン・生誕100年記念・難波田龍起展」なんてものだからこっちも見たい。まあ最初の5分ぐらい議席予測見てから教育テレビに行くか、と思っていたのだ。
民放全局が「自民300議席越え」という予測を出したのを確認し「あらまあ」と思いつつ教育テレビに替えるとゲストに伊集院静が出ていて途端に見る気が失せ、やはり選挙特番に。
ふーん。これまで書いてきたとおり自民なんだろうな、とは思っていたがここまで地滑り的になるとは。
飽きて20時45分過ぎにまた教育テレビに替えると展覧会の案内をやっていた。埼玉県立近代美術館で10月10日まで行なわれている「300%スパニッシュ・デザイン」「ファッションとスペインの文化」が面白そう。ガウディのデザインした椅子が紹介されていた。こんな仕事もしてたんだ。知らなかった。なんとか時間を作って行くつもり。
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とか他のところを見ていたのもやはりあんまり極端すぎる結果になったからだろう。中庸やバランスといった感覚がすっかり無くなってしまった感がある。
今の段階で思うのは、投票まで残り一週間のマスコミの予測記事が「勝ち馬に乗る」方向で機能したのだろうということだ。これまでのアナウンス効果はあまりに勝ちそうなところが出てくると逆の動きをしてバランスを取る方向に行っていたのだが、今回は「せっかく投票に行くのに自分の票を死票にしたくない」という動きになったようだ。これはある意味では典型的な小選挙区制における投票行動なわけで、「ああ、二大政党制も定着してきましたね」と思うが、野党第一党が与党の3分の1になったら二大政党制とは言えないんじゃねえの、とも思った。
匿名の2ちゃんなんかには今の日本の空気がよく表れているな、と思う。
自民に投票した人が、なにか万能感に酔いしれるような自らが強者になったかのような攻撃性を露わに興奮している。小泉氏がそう思うのはわかるが、実のところこれからなんにもいい目に遭わない、むしろ今後の小泉政権に虐げられるだろう立場の人達が興奮しているわけで、それほどに社会の下半分にいる人達の方がむしろ強者と同化したいという願望が強いのだということがわかる。
あまりにわかりやすいファッショ的動きに「政治学の教科書みたーい」と思わないでもない。
まだ議席も確定していないことだし、今日はこんなところかな。
明日の9時からの日経先物はこの変なテンションのまま上がるのだろうか。そんなにギャップアップはないんじゃないかと思っているのだが、興奮状態だとわけがわからんからなー。
20時の投票締め切りと同時にテレビ局の出口調査による議席予測が発表される。しかし20時からは教育テレビで新日曜美術館の再放送があり、また内容が「スペインに輝く奇想の美をたどる旅▽アルハンブラ宮殿▽ゴヤ魂の叫び▽天才建築家ガウディ▽アートシーン・生誕100年記念・難波田龍起展」なんてものだからこっちも見たい。まあ最初の5分ぐらい議席予測見てから教育テレビに行くか、と思っていたのだ。
民放全局が「自民300議席越え」という予測を出したのを確認し「あらまあ」と思いつつ教育テレビに替えるとゲストに伊集院静が出ていて途端に見る気が失せ、やはり選挙特番に。
ふーん。これまで書いてきたとおり自民なんだろうな、とは思っていたがここまで地滑り的になるとは。
飽きて20時45分過ぎにまた教育テレビに替えると展覧会の案内をやっていた。埼玉県立近代美術館で10月10日まで行なわれている「300%スパニッシュ・デザイン」「ファッションとスペインの文化」が面白そう。ガウディのデザインした椅子が紹介されていた。こんな仕事もしてたんだ。知らなかった。なんとか時間を作って行くつもり。
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とか他のところを見ていたのもやはりあんまり極端すぎる結果になったからだろう。中庸やバランスといった感覚がすっかり無くなってしまった感がある。
今の段階で思うのは、投票まで残り一週間のマスコミの予測記事が「勝ち馬に乗る」方向で機能したのだろうということだ。これまでのアナウンス効果はあまりに勝ちそうなところが出てくると逆の動きをしてバランスを取る方向に行っていたのだが、今回は「せっかく投票に行くのに自分の票を死票にしたくない」という動きになったようだ。これはある意味では典型的な小選挙区制における投票行動なわけで、「ああ、二大政党制も定着してきましたね」と思うが、野党第一党が与党の3分の1になったら二大政党制とは言えないんじゃねえの、とも思った。
匿名の2ちゃんなんかには今の日本の空気がよく表れているな、と思う。
自民に投票した人が、なにか万能感に酔いしれるような自らが強者になったかのような攻撃性を露わに興奮している。小泉氏がそう思うのはわかるが、実のところこれからなんにもいい目に遭わない、むしろ今後の小泉政権に虐げられるだろう立場の人達が興奮しているわけで、それほどに社会の下半分にいる人達の方がむしろ強者と同化したいという願望が強いのだということがわかる。
あまりにわかりやすいファッショ的動きに「政治学の教科書みたーい」と思わないでもない。
まだ議席も確定していないことだし、今日はこんなところかな。
明日の9時からの日経先物はこの変なテンションのまま上がるのだろうか。そんなにギャップアップはないんじゃないかと思っているのだが、興奮状態だとわけがわからんからなー。
2005年09月10日
投票前ラストエントリー
昨日書くの忘れてたんだが金曜の日経平均先物の終値は12,670円。150円高。ぐえ。出来高は30億3846万株(うちSQ分は推定8億9000万株)、売買代金は3兆1406億円(同1兆2000億円)といずれも過去最高水準だそうな。バブルの頃の記録を抜いてきてるわけで、これまで日銀が行なってきた超金融緩和が形になって現れている感じ。
外人買いが多いというのだけど、日銀の金融緩和が世界の信用状況を緩くしてる効果も大きいわけで、結局は日本政府が自分のところに過剰流動性を起こすことに成功したということだと思う。
成功ったってやったことは大した事じゃないけどな。ただ公定歩合を下げたまんまにし続けただけだ。上げる事に社会的な抵抗が極めて大きかった事実を忘れてはいけない。これでなんとか不景気を脱することができれば「自分たちの手柄だ」と吹聴するのだろうけれど。
週明けの月曜、どうなんのかな。荒れたら面白いんだけど。
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今日も行こうかと悩んだが結局選挙前投票には行かなかった。普通に日曜に行くことにした。その方が近いし。
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あまりシニカルになってはいけないんだよな、と改めて思う。
あんまり熱過ぎるのもどうかとは思うが冷笑的であることで自分を納得させるような態度は自分にとって良くないよな、と。
まだ起きてもいない未来の出来事に過度に悲観的になることはない、と思うことにした。
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一応記録のために書いておくが、1ヶ月ぶりにテレビのニュースを見たらジャスコ岡田の右手首にホワイトバンドが巻かれていて「他に気ぃ使うとこあんじゃねえのか」とは思った。
ボランティアの話は献血がらみで何度か、清原の寄付話でもちょろっと書いたことがある。
「やらない善よりやる偽善」というレトリックは偽悪的過ぎて不快だ。もっとスムーズな(いろんな意味で世間体を気にする日本人向けの)キャッチフレーズはないもんかな、と思う。ここでもやっぱり「陰徳」がキーワードになるんだろうけれど、それをどんなふうに微妙に表明し、実際の効果に繋げていくかというのは充分真剣に考えるべきテーマだと思う。難しいだけに。
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後出しジャンケンみたいなのは大嫌いだから投票前の最後のエントリーで書いておくんだけど、「優先順位」をたとえつたなくても自分なりに考える習慣が無いと、今回のように権力側からの単純な設定に簡単に乗せられてしまうのだと思う。ミジメだ。
私は現時点では個々の政策の是非以上に、選挙のたびに「政権交代」の可能性があり、そのことによって各政党がテキトーな理念や利害による振る舞いをせず、緊張感を持って立法府で仕事をする状態を造るのが日本を居心地のいい国にする大前提だと思っている。
政権交代が無い、というのはそれ自体が極めて不健全だ。長期政権は必ず不健全になるというのは世界史の教科書なんか読まないでもここ50年、いや20年、いや小泉政権の4年を思い返しただけでもわかるはずだ。
全てのことがこれまでの延長線上にあるのだ。
本当にゼロベースで変えることなんて出来ない。
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政権が行ったり来たりする国を作るのはそんなに難しいことなんだろうか?
難しいらしいけど。
外人買いが多いというのだけど、日銀の金融緩和が世界の信用状況を緩くしてる効果も大きいわけで、結局は日本政府が自分のところに過剰流動性を起こすことに成功したということだと思う。
成功ったってやったことは大した事じゃないけどな。ただ公定歩合を下げたまんまにし続けただけだ。上げる事に社会的な抵抗が極めて大きかった事実を忘れてはいけない。これでなんとか不景気を脱することができれば「自分たちの手柄だ」と吹聴するのだろうけれど。
週明けの月曜、どうなんのかな。荒れたら面白いんだけど。
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今日も行こうかと悩んだが結局選挙前投票には行かなかった。普通に日曜に行くことにした。その方が近いし。
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あまりシニカルになってはいけないんだよな、と改めて思う。
あんまり熱過ぎるのもどうかとは思うが冷笑的であることで自分を納得させるような態度は自分にとって良くないよな、と。
まだ起きてもいない未来の出来事に過度に悲観的になることはない、と思うことにした。
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一応記録のために書いておくが、1ヶ月ぶりにテレビのニュースを見たらジャスコ岡田の右手首にホワイトバンドが巻かれていて「他に気ぃ使うとこあんじゃねえのか」とは思った。
ボランティアの話は献血がらみで何度か、清原の寄付話でもちょろっと書いたことがある。
「やらない善よりやる偽善」というレトリックは偽悪的過ぎて不快だ。もっとスムーズな(いろんな意味で世間体を気にする日本人向けの)キャッチフレーズはないもんかな、と思う。ここでもやっぱり「陰徳」がキーワードになるんだろうけれど、それをどんなふうに微妙に表明し、実際の効果に繋げていくかというのは充分真剣に考えるべきテーマだと思う。難しいだけに。
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後出しジャンケンみたいなのは大嫌いだから投票前の最後のエントリーで書いておくんだけど、「優先順位」をたとえつたなくても自分なりに考える習慣が無いと、今回のように権力側からの単純な設定に簡単に乗せられてしまうのだと思う。ミジメだ。
私は現時点では個々の政策の是非以上に、選挙のたびに「政権交代」の可能性があり、そのことによって各政党がテキトーな理念や利害による振る舞いをせず、緊張感を持って立法府で仕事をする状態を造るのが日本を居心地のいい国にする大前提だと思っている。
政権交代が無い、というのはそれ自体が極めて不健全だ。長期政権は必ず不健全になるというのは世界史の教科書なんか読まないでもここ50年、いや20年、いや小泉政権の4年を思い返しただけでもわかるはずだ。
全てのことがこれまでの延長線上にあるのだ。
本当にゼロベースで変えることなんて出来ない。
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政権が行ったり来たりする国を作るのはそんなに難しいことなんだろうか?
難しいらしいけど。
2005年09月08日
こういうところに楽しみを見出すぐらいか
これはまじりっ気なしに投機の話なんだけども。
93年に、不成立だろうと誰もが確信していた政治改革法案が細川首相と自民党の河野総裁との間で合意され、次の取引日に日経平均が暴騰したことがあった。その時と状況が似ている。
「意外な変化が起きる」という部分ではなく「市場が偏りすぎている」という部分でだ。
今は自民党の勝利が疑われていないし私もそうは思っているが、投機の面から言えば面白い状況ではある。自民党が勝っても既に勝利が十分織り込まれているだけに月曜日はそうは上がらないだろう。下手をすると材料出尽くしで下げかねないほど市場心理が偏っている。
これで意外と民主党が伸びると月曜は大波乱で暴落ということになる。
つまりこの戦略の肝は「民主党が逆転すると見越してバクチを打つ」のではなく、「極めて限定されたリスクで意外なリターンを狙う」というところにある。
具体的には金曜日の引け間際に日経平均先物を売り、ストップロスを30円ほど上に置いておく。そして週末は放置プレイで選挙速報を待つ。与野党伯仲ならよし、市場の予想通り自民大勝でも予想通りであるから意外性は無く、値は飛ばずきちんとストップロスで損切りできる。うまくいけば自民が勝ってすら材料出尽くしで下がる。
こんなに安心な状況はあまりない。週末の競馬に3万円使ってしまうなら1枚売っておいたほうがマシではなかろうか。損の額は同じだ。
最大3万の損で2,30万のリターンを狙える馬券といったところか。
まあ前述のとおりこれは投機という名のギャンブルの話だ。儲かっても金よこせとは言わんが損しても文句を行ってはイカンよ。
93年に、不成立だろうと誰もが確信していた政治改革法案が細川首相と自民党の河野総裁との間で合意され、次の取引日に日経平均が暴騰したことがあった。その時と状況が似ている。
「意外な変化が起きる」という部分ではなく「市場が偏りすぎている」という部分でだ。
今は自民党の勝利が疑われていないし私もそうは思っているが、投機の面から言えば面白い状況ではある。自民党が勝っても既に勝利が十分織り込まれているだけに月曜日はそうは上がらないだろう。下手をすると材料出尽くしで下げかねないほど市場心理が偏っている。
これで意外と民主党が伸びると月曜は大波乱で暴落ということになる。
つまりこの戦略の肝は「民主党が逆転すると見越してバクチを打つ」のではなく、「極めて限定されたリスクで意外なリターンを狙う」というところにある。
具体的には金曜日の引け間際に日経平均先物を売り、ストップロスを30円ほど上に置いておく。そして週末は放置プレイで選挙速報を待つ。与野党伯仲ならよし、市場の予想通り自民大勝でも予想通りであるから意外性は無く、値は飛ばずきちんとストップロスで損切りできる。うまくいけば自民が勝ってすら材料出尽くしで下がる。
こんなに安心な状況はあまりない。週末の競馬に3万円使ってしまうなら1枚売っておいたほうがマシではなかろうか。損の額は同じだ。
最大3万の損で2,30万のリターンを狙える馬券といったところか。
まあ前述のとおりこれは投機という名のギャンブルの話だ。儲かっても金よこせとは言わんが損しても文句を行ってはイカンよ。
2005年09月07日
無題
休みであることに油断して20時頃から呑み始めたら一気にベロベロになってしまった。しまった。最近控えていたのに。休日はこれがあるから怖い。今洗面所に行って鏡を見たら顔がまっ赤っかでびっくりした。
酒を減らしていたから弱くなっていたらしい。あした朝早いのに困ったなあ。大量に水を飲むぐらいしか対処法がない。
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休みだからこれからの日本の政治状況を書くふりをしてどんなふうにギスギスした日本でサバイブしていくかの計画を語ろうと思っていたのだが、書ける状況ではない。こういうパターンが多すぎる。すいませんねぇ。
もう流れは変わらないな。自民党というか小泉氏の勝ちだ。下手をすると自公で絶対安定多数だろう。任期も少なくとも1年は延びるし。与野党伯仲なら日本の政界再編も次の総選挙の4年後まで待たずに起きたのだろうけれど。
「時間を浪費した」では済まずに「日本の財政を立て直す最後のチャンスを失った」ということになるわけだが、これが結論だ。これが日本人の選択だった、ということだ。
今日は前回の参議院選挙同様、選挙前投票に行こうかと18時過ぎまで悩んでいた。時間はあったし。でも結局行かなかった。なんか、ねーー。
でも日曜には行くんだろう。多分将来「あそこがラストチャンスだった」と言われるような選挙だから。誰に言い訳するわけでもないが、たとえ結果がわかっていても後悔はしたくない。将来の自分に対してだ。「やるだけやったが無駄だった」とせめて思えなければやりきれない。
日曜は多分仕事なんだけど、仕事が終わって20時までになんとか投票所にたどりつく予定。で、ウチに帰った直後の20時からの選挙特番の開始と同時に出口調査からの予測でほぼ正確な新たな議会構成を知ることになる。私の票はまだ投票所にあるままだけれど。
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酔った頭なので、いろんなあり得なさそうな想念がよぎる。
北朝鮮はもう何年ももたないから韓国と一緒になるんだろうなあ、統一朝鮮は核を持つんだろうなあ、そして今まで唯一の被爆国として「世界は私達の反核の声に耳を傾ける義務がある」とか言ってた国が世界で2番目に核を使用する国になるのかもしれないなあ、とか。
安倍なんかイケイケだしねえ。
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日本語が通用する国で生活したいんだけど。日本語がネイティブだから。でも日本語が通じる国って日本しかないんだよなあ。これが日本人が日本から流出しない大きな理由なわけで、国民の税金がメシの種の政府にはありがたいことだよな。中・高・人によっては大まで英語を勉強してもまるで話せないような教育システムにしてるのは政府の深謀遠慮なんじゃないかと思ったり。
言葉を基準に考えると台湾か。でも高齢者だけしか日本語話せないし。事実上中国だし。
ポリネシアとか。主食がタロイモか。厳しいなあ。
ハワイか。いいなあハワイ。気候がいいし。物価が高いけど。
南半球はどうか。オーストラリア・ニュージーランド。ここらへんが一番人気なのかな。
いや、穴場がある。ブラジルだ。これからの世界的な資源争奪戦で資源国のブラジルは強い。勤勉な日本人移民のおかげで日本の評判もいい。ラテン系の女の子もキュートだ。ポルトガル語の発音は英語よりも日本語に近いしな。うむ、これはいい案だ。
と、すっかり移民モードになってるわけだが、でも世界のどこに行っても移民以上の存在になれるわけではなく、生まれ育った国で生きられたら一番気楽であることは間違いない。
これからのことはゆっくり考えることにします・・・
酒を減らしていたから弱くなっていたらしい。あした朝早いのに困ったなあ。大量に水を飲むぐらいしか対処法がない。
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休みだからこれからの日本の政治状況を書くふりをしてどんなふうにギスギスした日本でサバイブしていくかの計画を語ろうと思っていたのだが、書ける状況ではない。こういうパターンが多すぎる。すいませんねぇ。
もう流れは変わらないな。自民党というか小泉氏の勝ちだ。下手をすると自公で絶対安定多数だろう。任期も少なくとも1年は延びるし。与野党伯仲なら日本の政界再編も次の総選挙の4年後まで待たずに起きたのだろうけれど。
「時間を浪費した」では済まずに「日本の財政を立て直す最後のチャンスを失った」ということになるわけだが、これが結論だ。これが日本人の選択だった、ということだ。
今日は前回の参議院選挙同様、選挙前投票に行こうかと18時過ぎまで悩んでいた。時間はあったし。でも結局行かなかった。なんか、ねーー。
でも日曜には行くんだろう。多分将来「あそこがラストチャンスだった」と言われるような選挙だから。誰に言い訳するわけでもないが、たとえ結果がわかっていても後悔はしたくない。将来の自分に対してだ。「やるだけやったが無駄だった」とせめて思えなければやりきれない。
日曜は多分仕事なんだけど、仕事が終わって20時までになんとか投票所にたどりつく予定。で、ウチに帰った直後の20時からの選挙特番の開始と同時に出口調査からの予測でほぼ正確な新たな議会構成を知ることになる。私の票はまだ投票所にあるままだけれど。
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酔った頭なので、いろんなあり得なさそうな想念がよぎる。
北朝鮮はもう何年ももたないから韓国と一緒になるんだろうなあ、統一朝鮮は核を持つんだろうなあ、そして今まで唯一の被爆国として「世界は私達の反核の声に耳を傾ける義務がある」とか言ってた国が世界で2番目に核を使用する国になるのかもしれないなあ、とか。
安倍なんかイケイケだしねえ。
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日本語が通用する国で生活したいんだけど。日本語がネイティブだから。でも日本語が通じる国って日本しかないんだよなあ。これが日本人が日本から流出しない大きな理由なわけで、国民の税金がメシの種の政府にはありがたいことだよな。中・高・人によっては大まで英語を勉強してもまるで話せないような教育システムにしてるのは政府の深謀遠慮なんじゃないかと思ったり。
言葉を基準に考えると台湾か。でも高齢者だけしか日本語話せないし。事実上中国だし。
ポリネシアとか。主食がタロイモか。厳しいなあ。
ハワイか。いいなあハワイ。気候がいいし。物価が高いけど。
南半球はどうか。オーストラリア・ニュージーランド。ここらへんが一番人気なのかな。
いや、穴場がある。ブラジルだ。これからの世界的な資源争奪戦で資源国のブラジルは強い。勤勉な日本人移民のおかげで日本の評判もいい。ラテン系の女の子もキュートだ。ポルトガル語の発音は英語よりも日本語に近いしな。うむ、これはいい案だ。
と、すっかり移民モードになってるわけだが、でも世界のどこに行っても移民以上の存在になれるわけではなく、生まれ育った国で生きられたら一番気楽であることは間違いない。
これからのことはゆっくり考えることにします・・・
2005年08月30日
しょぼい話になってまいりました
秋葉原から東京駅まで散歩。
吉祥寺で10時過ぎから公示後初の小泉首相の演説があったらしい。稀代のゲームマスターが自分ペースで進めている戦いの第一声だから見る価値はあっただろう。もちろんわざわざ見に行くはずもなく、というか知らなかったんだが。その場にいたら見ただろう。なかなかあれだけの煽動家というか日本中を引きずりまわしている人をじかに見る機会はないだろうから。
なぜ武蔵野市からはじめたかというと、ここは管直人がずっと勝っている選挙区なのだがここに武蔵野市長の土屋が立つことになったからだ。コミュニティバスやリバースモーゲージなど先進的な地方自治をやってきた人で6選している大物である。
小選挙区制では下手な落下傘候補者より有力市長・町長の方が強いと言われる。既に後援会組織があり、活発に活動しているケースが多いからだ。おそらく管にとっては最強の挑戦者だろう。
これは面白い、と思ったら土屋は自民党の比例東京ブロックで肩パッド系くノ一猪口邦子に次ぐ第2位だって。つまらん。重複制度ってのはだめだね。やる前から当選が決まってるわけだから。全然面白くない。管は東京ブロック1位だが同じ1位がずらっと並んでいて、こういう場合は得票率で決まるんだっけか。まあどっちも通るんだろう。勝負事はどっちかが落ちなきゃダメだよなあ。
で、そういったこととは関わりなく秋葉原へ。別に用はない。暇だったんである。画像ではよく見ていたが、初めて街中でティッシュを配っているメイドを見た。ううむ妙な感じ。パチンコ屋の前にはこれまた露出度の高いコスプレ(元ネタなど知らん)をした娘が長椅子に四つんばいになってポスターを書いていた。隣りにはチャイナを着た娘がいるのだが、そのチャイナのスリットから下にはいている黒の短パンが見え、セクシーでもなんでもなくなっていた。ここらへんが流行りに便乗しただけのパチンコ屋の限界であろう。こだわってる所ならこんなみっともないことはさせないはずである。いや、どうでもいいんですが。
今まで見なかったカップルなどもチラホラし、どうも電車男の影響でこの手の連中が流れ込んできているようだ。男が安心して身を置ける殺伐とした空間は吉野家に続いて消滅してしまうのだろうか。まあアキバはそんなにヤワではないと思うが。
それにしても萌え系の店に出入りしている連中と店頭のジャンク部品を漁っているおっさんとの年齢層の乖離ははなはだしい。遠からず死んじまいそうなじいさんばっかりだ。アキバを特徴づけていたジャンク屋群も10年もしたらほぼ絶滅してしまうのだろうか?
ぶらぶらと南下。日本橋の丸善仮店舗に行くも目当ての雑誌が見つからず、面倒だが丸の内オアゾの丸善本店へ。初めて中に入ったが、日本橋のコレドもそうだがこんなビルばかりボカンボカン建てて何とかなるのだろうか。オアゾはそれこそ東京駅の目の前なので大丈夫かもしれないが、六本木ヒルズなどはテナントがバンバン撤退しているのである。これから3年ぐらいはこの手のビルの完成ラッシュらしい。オアゾはバブルの頃に建てられたビルに特徴的な巨大な吹き抜けがあり、昔懐かしいというかなんというか。
中央線に座って日経夕刊をゆっくり読む。自民党に吹く風のピークはさすがに過ぎたようだが、民主党は有効な対抗策を打ち出せていない。小沢一郎は次の選挙が大勝負だとか言い出してるし。いつもこんなこと言ってないかこの人。
議会の構成を決めることと国民投票をごっちゃにしている連中もたくさんいるようで、やはり日本人は政権交代を怖れたままなんとなく自民党と心中する道を選びそうな気がしてならない。それが日本人総体としての民度ということなのだろう。そこには私も含まれるわけだ。これが民主主義だ。
利権共同体を解体することもできず、駄目になるべくして駄目になる。
勝利に値しない国家なのだろう。あとは財政破綻のカタストロフを先送りすることだけに全力を注ぐ、ということになりそうだ。残念である。
もう小泉氏のお祖父さんが熱心にやっていたという普通選挙導入の結果はとっくに明らかになっている。米軍に占領され、初めて完全普通選挙が実現した。自ら勝ち取ったものでない権利は放棄することに何の痛痒も感じないし、今回のように投票率が上がりそうな珍しい展開になってもほとんど思いつきレベルで権利を行使する。
別に普選なんかやめちまえと言っているわけではない。そんなことは不可能だし、不可能なのだから考えてもいない。呉智英は「民主主義は「バカは正しい」という思想だ」と言ったが、普通選挙というのはまさにその思想を制度化したもので、モロに国民の知的レベルが反映されてしまう。
骨がらみの利権政党が改革を叫べば「はいそうですか」と鵜呑みにする連中がこんなに多いのなら選挙なんてする意味ないわな、と思う。
吉祥寺で10時過ぎから公示後初の小泉首相の演説があったらしい。稀代のゲームマスターが自分ペースで進めている戦いの第一声だから見る価値はあっただろう。もちろんわざわざ見に行くはずもなく、というか知らなかったんだが。その場にいたら見ただろう。なかなかあれだけの煽動家というか日本中を引きずりまわしている人をじかに見る機会はないだろうから。
なぜ武蔵野市からはじめたかというと、ここは管直人がずっと勝っている選挙区なのだがここに武蔵野市長の土屋が立つことになったからだ。コミュニティバスやリバースモーゲージなど先進的な地方自治をやってきた人で6選している大物である。
小選挙区制では下手な落下傘候補者より有力市長・町長の方が強いと言われる。既に後援会組織があり、活発に活動しているケースが多いからだ。おそらく管にとっては最強の挑戦者だろう。
これは面白い、と思ったら土屋は自民党の比例東京ブロックで肩パッド系くノ一猪口邦子に次ぐ第2位だって。つまらん。重複制度ってのはだめだね。やる前から当選が決まってるわけだから。全然面白くない。管は東京ブロック1位だが同じ1位がずらっと並んでいて、こういう場合は得票率で決まるんだっけか。まあどっちも通るんだろう。勝負事はどっちかが落ちなきゃダメだよなあ。
で、そういったこととは関わりなく秋葉原へ。別に用はない。暇だったんである。画像ではよく見ていたが、初めて街中でティッシュを配っているメイドを見た。ううむ妙な感じ。パチンコ屋の前にはこれまた露出度の高いコスプレ(元ネタなど知らん)をした娘が長椅子に四つんばいになってポスターを書いていた。隣りにはチャイナを着た娘がいるのだが、そのチャイナのスリットから下にはいている黒の短パンが見え、セクシーでもなんでもなくなっていた。ここらへんが流行りに便乗しただけのパチンコ屋の限界であろう。こだわってる所ならこんなみっともないことはさせないはずである。いや、どうでもいいんですが。
今まで見なかったカップルなどもチラホラし、どうも電車男の影響でこの手の連中が流れ込んできているようだ。男が安心して身を置ける殺伐とした空間は吉野家に続いて消滅してしまうのだろうか。まあアキバはそんなにヤワではないと思うが。
それにしても萌え系の店に出入りしている連中と店頭のジャンク部品を漁っているおっさんとの年齢層の乖離ははなはだしい。遠からず死んじまいそうなじいさんばっかりだ。アキバを特徴づけていたジャンク屋群も10年もしたらほぼ絶滅してしまうのだろうか?
ぶらぶらと南下。日本橋の丸善仮店舗に行くも目当ての雑誌が見つからず、面倒だが丸の内オアゾの丸善本店へ。初めて中に入ったが、日本橋のコレドもそうだがこんなビルばかりボカンボカン建てて何とかなるのだろうか。オアゾはそれこそ東京駅の目の前なので大丈夫かもしれないが、六本木ヒルズなどはテナントがバンバン撤退しているのである。これから3年ぐらいはこの手のビルの完成ラッシュらしい。オアゾはバブルの頃に建てられたビルに特徴的な巨大な吹き抜けがあり、昔懐かしいというかなんというか。
中央線に座って日経夕刊をゆっくり読む。自民党に吹く風のピークはさすがに過ぎたようだが、民主党は有効な対抗策を打ち出せていない。小沢一郎は次の選挙が大勝負だとか言い出してるし。いつもこんなこと言ってないかこの人。
議会の構成を決めることと国民投票をごっちゃにしている連中もたくさんいるようで、やはり日本人は政権交代を怖れたままなんとなく自民党と心中する道を選びそうな気がしてならない。それが日本人総体としての民度ということなのだろう。そこには私も含まれるわけだ。これが民主主義だ。
利権共同体を解体することもできず、駄目になるべくして駄目になる。
勝利に値しない国家なのだろう。あとは財政破綻のカタストロフを先送りすることだけに全力を注ぐ、ということになりそうだ。残念である。
もう小泉氏のお祖父さんが熱心にやっていたという普通選挙導入の結果はとっくに明らかになっている。米軍に占領され、初めて完全普通選挙が実現した。自ら勝ち取ったものでない権利は放棄することに何の痛痒も感じないし、今回のように投票率が上がりそうな珍しい展開になってもほとんど思いつきレベルで権利を行使する。
別に普選なんかやめちまえと言っているわけではない。そんなことは不可能だし、不可能なのだから考えてもいない。呉智英は「民主主義は「バカは正しい」という思想だ」と言ったが、普通選挙というのはまさにその思想を制度化したもので、モロに国民の知的レベルが反映されてしまう。
骨がらみの利権政党が改革を叫べば「はいそうですか」と鵜呑みにする連中がこんなに多いのなら選挙なんてする意味ないわな、と思う。
2005年08月25日
綿貫神道(いや宮司ってことで)
まさか国民新党がこんなに盛り上がるとは思わなかった。ネット上だけの話だが。
きっかけは公式HPの4コマ漫画である。(1)、(2)と漫画として絶望的につまらない上に、その表現の手垢の付きっぷりも含めて全くお話にならず嘲笑されていたのである。
しかしだ。(3)が発表された。私もこれまでのがヒドかったから今度はどんなヒドさなんだろう、という興味のみで見たのだ。ああそれなのに。声を出して笑ってしまった。すげえオチ。なんだこれは。
やはり多くの人に衝撃を与えたらしく職人達があっという間にいろんな作品を作り上げた。画像置き場まで出来とる。なんだよこのカフェラテ。
久しぶりの衆院選カテゴリがこんなお笑いネタでなんですが。
きっかけは公式HPの4コマ漫画である。(1)、(2)と漫画として絶望的につまらない上に、その表現の手垢の付きっぷりも含めて全くお話にならず嘲笑されていたのである。
しかしだ。(3)が発表された。私もこれまでのがヒドかったから今度はどんなヒドさなんだろう、という興味のみで見たのだ。ああそれなのに。声を出して笑ってしまった。すげえオチ。なんだこれは。
やはり多くの人に衝撃を与えたらしく職人達があっという間にいろんな作品を作り上げた。画像置き場まで出来とる。なんだよこのカフェラテ。
久しぶりの衆院選カテゴリがこんなお笑いネタでなんですが。
2005年08月11日
なぜ政権交代を望むのか
この写真、冗談抜きで一瞬レイザーラモンHGだと思った。
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敵の敵は味方? 連合、自民の郵政反対派を支援へ
民主党、馬鹿に背中から撃たれるの図。
今日の読売新聞に自民党幹部が「法案に反対した37人は当選してきても追加公認しない」と語ったとある。前エントリーの予測がいきなりはずれているが、要は「頭を下げて間違いを認めるなら与党に居させてやってもいい」という姿勢らしい。戦争は規律が厳しい軍隊の方が強いわけで、自民党の純化政策というのは徹底している。自民党というか小泉氏の喧嘩上手ぶりが際立つ。ノリで反対票を投じた連中は恐慌状態だろう。
それにひきかえ民主党。
支持団体の連合が自民党の郵政民営化に反対する候補者を支援するんだと。
ただでさえ自民党内の内ゲバにばかり注目が集まり存在感を示せないところにもってきて泣きっ面に蜂である。このタイミングでよくこんなことが言えるよな。自殺行為だ。
労働貴族ぐらいタテマエとは違って世間知らずの連中はいないのだが、ボケているというより元々の知的水準が低すぎるのだろう。労働組合の組織率が落ち続けているのは当たり前なのである。普通のサラリーマンやOLより明らかにバカな人間に自分の雇用や給料を何とかしてもらおうだなんて思わないからだ。
アスベスト吸って死ね。
これひとつとっても、民主党の難しさがわかる。幅が広すぎるのだ。自民党の中でも右寄りといわれてきた人もいれば、社会党から何食わぬ顔をして入ってきた極左みたいなのまでいる。しつこいようだが喜納昌吉みたいなヤク中までいる。
小沢一郎が事実上作った小選挙区制によってほとんど強制的に二大政党制になった。しかし民主党自体が責任政党として信用されていないというのは、自民党の各派閥の違いどころではない右から左までの寄り合い所帯だからだ。重大な問題がおきた時内部分裂を起こして国政が機能しなくなるんじゃないか、わけのわからない決断をしてしまうんじゃないか、という不安を払拭できないのだ。
象徴的なのが、支援団体は労働組合なのに党首が岡田克也氏だというところだ。ダイエーがコケて日本一の売上高となったイオングループの御曹司である。「政治的なスタンスとは関係ない」と主張しても周りはそうは見ない。本人だってジャスコの店を利用した怪しげな選挙戦術で勝ち上がってきた人間なのである(どこかをリンクしようとしたんだけど見つからないなあ。選挙期間中にジャスコの店でしつこく「オカダカツヤ君」が迷子になっていると放送したり、どんなシナリオだったか忘れたがテレビCMで主婦が「オカダさーん」とか言うやつ。ちょっと問題になった。でも効き目あんのかこんなの)。
大きな政府に面倒を見てもらいたい労働組合と、小さな政府のもとで自由に活動したい資本家。これが一緒にやろうというのだから元々無理がある。
だがこれまでの選挙で有権者は、寄り合い所帯を承知で何とか自公利権政権に対抗できるだけの勢力になってもらわなければ困る、ということで議席を増やさせてきたわけだ。
任期満了ならあと2年以上も総選挙はなかったのに、降ってわいたような大チャンスが突然やってきた。普通にやれば勝てるはずの選挙なのだ。なにしろ相手は分裂してるのだから。
ところが相手はふたつに分裂してるだけだが、民主党は細かく言えば自民・社会・民社・日本新などの出身政党に分かれている。特に国民からとっくに見限られている旧社会党と連合がくっついている為に、いつまでたっても信用されない。
一時的に議席が減ったって、有権者に信用される為にはこいつらを切っておかなければならなかったのだ。そういうことをする気があったのかどうかは知らない。が、ともかく戦闘は始まってしまった。そしたらいきなり背中から仲間に撃たれた。間抜け過ぎる。
私は片方がダメになったらすぐにとって替われる政党が存在していてほしい。そんな環境なら緊張感があって、今みたいに官僚と業界がからみあって国からカネを盗み続けるなんてふざけた状況ではなくなるはずだ。
まだ多少なりとも財政に余裕があるうちにそうならなければ、日本はロシアやアルゼンチンのようになってしまう。外国に国債を買われているわけではないから理論的には同じではないのだが、債権を持っている相手が自国民であろうと財政が膨張し過ぎたらパンクすることには変わりがない。「今だって財政は十分ボロボロだ」という人もいようが、本当に限界を超えたらこんな低金利ではいられない。まだ悪性のインフレはおきてはいない。だがそれもあと5年も持つかどうかわからない。
今すぐ政・官・財の骨がらみの癒着を断ち切るには現在の自民党を中心に作り上げられた利権共同体を壊すしかない。
そんな改革は自民党では絶対にできないことなのだ。自らがその中心にいるんだから。
小泉氏の「自民党を壊す・改革政党になる」というスローガンはレトリックとしては有権者を引きつけるが、最初から実現不可能なのだ。あるいはこう考えてもいい。自民党がまともな政党になるためにも少なくとも2,3年は下野してもらわなければ困る、と。
前述のとおり、民主党を評価しているから政権交代が起きるべきだと思っているわけではない。民主党には問題も多い。ただ、今は時間がなさ過ぎる。前倒しで選挙を行なう決断をしてくれた小泉氏にはこの点で感謝していいと思う。
ここで政権が変わればまだ間に合うかもしれない。もしかしたらもう間に合わないのかもしれない。
ただ、やるだけやらねば悔いが残るではないか。
日本で食べていくことが出来ずに、不本意ながら外国に単純労働者として出稼ぎに行かなければならないような国になってほしくない。
現時点では抵抗勢力一人負け、次に社民・共産が負ける。
民主は小選挙区制のおかげと、いくつかの選挙区で自民対自民の漁夫の利を得ることで議席を伸ばす、という感じか。
争点を郵政に絞らせたい自民党は、野党として郵政改革法案に反対票を投じた民主党を抵抗勢力と位置づける。その印象を覆し、郵政なんていうマイナーなことより年金や増税といった本当に重要なことを巡っての議論に持ち込むことができるかどうか。
政権交代が実現するかどうかはここにかかっているだろう。
9月11日の投票まであと一ヶ月。一ヶ月は結構長い。8月15日も挟まってくる。序盤に仕掛けた小泉サイドの優勢が最後まで続き逃げ切れるかどうかはなんともいえない。
まだひと山もふた山もあるのだろう。
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敵の敵は味方? 連合、自民の郵政反対派を支援へ
民主党、馬鹿に背中から撃たれるの図。
今日の読売新聞に自民党幹部が「法案に反対した37人は当選してきても追加公認しない」と語ったとある。前エントリーの予測がいきなりはずれているが、要は「頭を下げて間違いを認めるなら与党に居させてやってもいい」という姿勢らしい。戦争は規律が厳しい軍隊の方が強いわけで、自民党の純化政策というのは徹底している。自民党というか小泉氏の喧嘩上手ぶりが際立つ。ノリで反対票を投じた連中は恐慌状態だろう。
それにひきかえ民主党。
支持団体の連合が自民党の郵政民営化に反対する候補者を支援するんだと。
ただでさえ自民党内の内ゲバにばかり注目が集まり存在感を示せないところにもってきて泣きっ面に蜂である。このタイミングでよくこんなことが言えるよな。自殺行為だ。
労働貴族ぐらいタテマエとは違って世間知らずの連中はいないのだが、ボケているというより元々の知的水準が低すぎるのだろう。労働組合の組織率が落ち続けているのは当たり前なのである。普通のサラリーマンやOLより明らかにバカな人間に自分の雇用や給料を何とかしてもらおうだなんて思わないからだ。
アスベスト吸って死ね。
これひとつとっても、民主党の難しさがわかる。幅が広すぎるのだ。自民党の中でも右寄りといわれてきた人もいれば、社会党から何食わぬ顔をして入ってきた極左みたいなのまでいる。しつこいようだが喜納昌吉みたいなヤク中までいる。
小沢一郎が事実上作った小選挙区制によってほとんど強制的に二大政党制になった。しかし民主党自体が責任政党として信用されていないというのは、自民党の各派閥の違いどころではない右から左までの寄り合い所帯だからだ。重大な問題がおきた時内部分裂を起こして国政が機能しなくなるんじゃないか、わけのわからない決断をしてしまうんじゃないか、という不安を払拭できないのだ。
象徴的なのが、支援団体は労働組合なのに党首が岡田克也氏だというところだ。ダイエーがコケて日本一の売上高となったイオングループの御曹司である。「政治的なスタンスとは関係ない」と主張しても周りはそうは見ない。本人だってジャスコの店を利用した怪しげな選挙戦術で勝ち上がってきた人間なのである(どこかをリンクしようとしたんだけど見つからないなあ。選挙期間中にジャスコの店でしつこく「オカダカツヤ君」が迷子になっていると放送したり、どんなシナリオだったか忘れたがテレビCMで主婦が「オカダさーん」とか言うやつ。ちょっと問題になった。でも効き目あんのかこんなの)。
大きな政府に面倒を見てもらいたい労働組合と、小さな政府のもとで自由に活動したい資本家。これが一緒にやろうというのだから元々無理がある。
だがこれまでの選挙で有権者は、寄り合い所帯を承知で何とか自公利権政権に対抗できるだけの勢力になってもらわなければ困る、ということで議席を増やさせてきたわけだ。
任期満了ならあと2年以上も総選挙はなかったのに、降ってわいたような大チャンスが突然やってきた。普通にやれば勝てるはずの選挙なのだ。なにしろ相手は分裂してるのだから。
ところが相手はふたつに分裂してるだけだが、民主党は細かく言えば自民・社会・民社・日本新などの出身政党に分かれている。特に国民からとっくに見限られている旧社会党と連合がくっついている為に、いつまでたっても信用されない。
一時的に議席が減ったって、有権者に信用される為にはこいつらを切っておかなければならなかったのだ。そういうことをする気があったのかどうかは知らない。が、ともかく戦闘は始まってしまった。そしたらいきなり背中から仲間に撃たれた。間抜け過ぎる。
私は片方がダメになったらすぐにとって替われる政党が存在していてほしい。そんな環境なら緊張感があって、今みたいに官僚と業界がからみあって国からカネを盗み続けるなんてふざけた状況ではなくなるはずだ。
まだ多少なりとも財政に余裕があるうちにそうならなければ、日本はロシアやアルゼンチンのようになってしまう。外国に国債を買われているわけではないから理論的には同じではないのだが、債権を持っている相手が自国民であろうと財政が膨張し過ぎたらパンクすることには変わりがない。「今だって財政は十分ボロボロだ」という人もいようが、本当に限界を超えたらこんな低金利ではいられない。まだ悪性のインフレはおきてはいない。だがそれもあと5年も持つかどうかわからない。
今すぐ政・官・財の骨がらみの癒着を断ち切るには現在の自民党を中心に作り上げられた利権共同体を壊すしかない。
そんな改革は自民党では絶対にできないことなのだ。自らがその中心にいるんだから。
小泉氏の「自民党を壊す・改革政党になる」というスローガンはレトリックとしては有権者を引きつけるが、最初から実現不可能なのだ。あるいはこう考えてもいい。自民党がまともな政党になるためにも少なくとも2,3年は下野してもらわなければ困る、と。
前述のとおり、民主党を評価しているから政権交代が起きるべきだと思っているわけではない。民主党には問題も多い。ただ、今は時間がなさ過ぎる。前倒しで選挙を行なう決断をしてくれた小泉氏にはこの点で感謝していいと思う。
ここで政権が変わればまだ間に合うかもしれない。もしかしたらもう間に合わないのかもしれない。
ただ、やるだけやらねば悔いが残るではないか。
日本で食べていくことが出来ずに、不本意ながら外国に単純労働者として出稼ぎに行かなければならないような国になってほしくない。
現時点では抵抗勢力一人負け、次に社民・共産が負ける。
民主は小選挙区制のおかげと、いくつかの選挙区で自民対自民の漁夫の利を得ることで議席を伸ばす、という感じか。
争点を郵政に絞らせたい自民党は、野党として郵政改革法案に反対票を投じた民主党を抵抗勢力と位置づける。その印象を覆し、郵政なんていうマイナーなことより年金や増税といった本当に重要なことを巡っての議論に持ち込むことができるかどうか。
政権交代が実現するかどうかはここにかかっているだろう。
9月11日の投票まであと一ヶ月。一ヶ月は結構長い。8月15日も挟まってくる。序盤に仕掛けた小泉サイドの優勢が最後まで続き逃げ切れるかどうかはなんともいえない。
まだひと山もふた山もあるのだろう。
2005年08月10日
自民内ではもう終戦
うう、よく寝た。朝8時半頃帰ってきて、酒を2時間ほど飲んで5時間寝て腹が減って目が覚めてごはんを食べてまた5時間寝た。
また腹が減っている。相撲部屋のスケジュールみたいだ。
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綿貫氏「新党作らぬ」 「台風の目」狙いの構想挫折
早くも自民党内の勢力争いについては決着がついてしまった。
個々の選挙区事情が違う、ということもあるが、それ以上に与党政治家であることが目的の人たちであるから、自民党という利権政党から完全に切れてしまう新党への参加などあり得ないのである。
約30人がまとまって行動し、キャスティングボートを握り自民でも民主でもこちらの政策を呑んだ方に行く、なんてことをすれば面白いが、これもまたあり得ない。民主と一緒になって票やカネといった利権のパイプ作りを改めてするより勝手知ったる自民のままでやりたいに決まっている。小沢一郎のような看板もいないし改革の信念もない。改革に反対してるんだから当たり前だが。
あとは選挙で無所属のまま勝ちあがってきた連中が「郵政に関するこちらの意向を配慮しなければ自民所属にはならない」というポーズをとり、執行部は「あの法案は既に廃案になったのだからこれから改めて作ることになる。その過程でご意見を伺いましょう」なんて阿吽の呼吸で返事をし、追加公認をする。
もちろんゲームマスター小泉氏はこの展開を読みきっていただろう。
自民、身内の戦い激化…衆院選
小池百合子のことはどうでもいいが、自民対自民になったらはっきり郵政改革派の圧勝だろう。もう「抵抗勢力」のレッテルを貼られたらどんな泣き言言ってもダメなのだ。またこれらのおっさんはいかにも尊大でイメージ的には最悪だ。この選挙は投票率が上がると思うのだが、浮動票が一番嫌うのが尊大でエラソーなおっさんであるから、亀井静香も含めて死々累々だろう。
悪い話ではない。
社民党の副党首までが沈んでいく船から逃げ出し(特捜最前線のエンディングテーマ「私だけの十字架」好きだったなあ)、共産党もぜんぜんダメだろう。
自公vs民主の二大政党制が名実共に確立される選挙になる(公明党は自民党内でかなり力のある派閥だと考えた方が分かりやすい)。
この選挙の本当のテーマは自民党が強調するような「郵政」という個別の問題ではなく、郵政問題を含めた「大きな政府か小さな政府か」ということなのだが、やっかいなのは二大政党の戦いであるにもかかわらずそれぞれの政党にどちらの主張もあることだ。
政治的に妥協しようのない「ねじれ」なのである。
だったらすっきりさせろ、という話に当然なるのだが。
この話はまた今度。
また腹が減っている。相撲部屋のスケジュールみたいだ。
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綿貫氏「新党作らぬ」 「台風の目」狙いの構想挫折
早くも自民党内の勢力争いについては決着がついてしまった。
個々の選挙区事情が違う、ということもあるが、それ以上に与党政治家であることが目的の人たちであるから、自民党という利権政党から完全に切れてしまう新党への参加などあり得ないのである。
約30人がまとまって行動し、キャスティングボートを握り自民でも民主でもこちらの政策を呑んだ方に行く、なんてことをすれば面白いが、これもまたあり得ない。民主と一緒になって票やカネといった利権のパイプ作りを改めてするより勝手知ったる自民のままでやりたいに決まっている。小沢一郎のような看板もいないし改革の信念もない。改革に反対してるんだから当たり前だが。
あとは選挙で無所属のまま勝ちあがってきた連中が「郵政に関するこちらの意向を配慮しなければ自民所属にはならない」というポーズをとり、執行部は「あの法案は既に廃案になったのだからこれから改めて作ることになる。その過程でご意見を伺いましょう」なんて阿吽の呼吸で返事をし、追加公認をする。
もちろんゲームマスター小泉氏はこの展開を読みきっていただろう。
自民、身内の戦い激化…衆院選
小池百合子のことはどうでもいいが、自民対自民になったらはっきり郵政改革派の圧勝だろう。もう「抵抗勢力」のレッテルを貼られたらどんな泣き言言ってもダメなのだ。またこれらのおっさんはいかにも尊大でイメージ的には最悪だ。この選挙は投票率が上がると思うのだが、浮動票が一番嫌うのが尊大でエラソーなおっさんであるから、亀井静香も含めて死々累々だろう。
悪い話ではない。
社民党の副党首までが沈んでいく船から逃げ出し(特捜最前線のエンディングテーマ「私だけの十字架」好きだったなあ)、共産党もぜんぜんダメだろう。
自公vs民主の二大政党制が名実共に確立される選挙になる(公明党は自民党内でかなり力のある派閥だと考えた方が分かりやすい)。
この選挙の本当のテーマは自民党が強調するような「郵政」という個別の問題ではなく、郵政問題を含めた「大きな政府か小さな政府か」ということなのだが、やっかいなのは二大政党の戦いであるにもかかわらずそれぞれの政党にどちらの主張もあることだ。
政治的に妥協しようのない「ねじれ」なのである。
だったらすっきりさせろ、という話に当然なるのだが。
この話はまた今度。
2005年08月08日
国のトップが自爆って
晴れて衆議院が解散したわけだが、よくやるよなあ。反対派を潰すために野党になるリスクをとるとは。普通は思ってもやらんだろ。確かに変わった人だ。
解散に至る筋論みたいなことはいろいろ考え方があるんだが、大筋では郵政民営化という前回衆院選の公約を身内が破ったんだから選挙で信を問いますというのは間違ってない。
間違ってんじゃないのと思うのは選挙結果に対する予想だ。小泉氏は自公で過半数取れると思ってるようだが、民主党政権が出来る可能性のほうが高いと思う。
小泉氏は反対票を投じた人には公認を出さないと言ってるし、全選挙区に候補を立てるという。つまり個々の選挙区で対抗馬を出して反対派を落選させようとしている。そうなれば漁夫の利を得るのは民主党だ。
もう一つ大きいのは公明党の選挙戦術がうまく機能しないだろうということ。準備期間が短いということもあるが、それ以上に「政権選択選挙」としてこれから政権交代が現実味を帯び始めると投票率が上がるからだ。公明票は埋没してしまう。現時点での選挙に対する関心は郵政改革に対する関心同様高いとは言えない。しかしこれからの一ヶ月でかなり様相が変わるのではないか。
自民党は既に単独では政権を維持できなくなっていること、公明党の選挙協力もうまく機能しないだろうことを考えると、政権交代の可能性はかなり高いと思う。
衆議院と参議院で与党が違ってしまい、法案がことごとく潰され国政が停滞するかもしれないが、一時的な混乱はやむを得ないという覚悟を持っておいたほうがいいかもしれない。
と、ここまでは当事者でない評論家的意見というやつだ。
実際には有権者である以上当事者なわけで、「どうなるか」よりも「どうしたいか」ということを考えなければならない。
これから選挙までいろんな出来事があり、いろんなことを考えることになる。去年の参院選に続き今回の選挙も別カテゴリでまとめることにする。
解散に至る筋論みたいなことはいろいろ考え方があるんだが、大筋では郵政民営化という前回衆院選の公約を身内が破ったんだから選挙で信を問いますというのは間違ってない。
間違ってんじゃないのと思うのは選挙結果に対する予想だ。小泉氏は自公で過半数取れると思ってるようだが、民主党政権が出来る可能性のほうが高いと思う。
小泉氏は反対票を投じた人には公認を出さないと言ってるし、全選挙区に候補を立てるという。つまり個々の選挙区で対抗馬を出して反対派を落選させようとしている。そうなれば漁夫の利を得るのは民主党だ。
もう一つ大きいのは公明党の選挙戦術がうまく機能しないだろうということ。準備期間が短いということもあるが、それ以上に「政権選択選挙」としてこれから政権交代が現実味を帯び始めると投票率が上がるからだ。公明票は埋没してしまう。現時点での選挙に対する関心は郵政改革に対する関心同様高いとは言えない。しかしこれからの一ヶ月でかなり様相が変わるのではないか。
自民党は既に単独では政権を維持できなくなっていること、公明党の選挙協力もうまく機能しないだろうことを考えると、政権交代の可能性はかなり高いと思う。
衆議院と参議院で与党が違ってしまい、法案がことごとく潰され国政が停滞するかもしれないが、一時的な混乱はやむを得ないという覚悟を持っておいたほうがいいかもしれない。
と、ここまでは当事者でない評論家的意見というやつだ。
実際には有権者である以上当事者なわけで、「どうなるか」よりも「どうしたいか」ということを考えなければならない。
これから選挙までいろんな出来事があり、いろんなことを考えることになる。去年の参院選に続き今回の選挙も別カテゴリでまとめることにする。
2005年08月06日
そんなこともあったねえ
なんかいきなり衆議院が解散という流れになっている。
金曜日に採決するという話だったのが週末をまたいで月曜日に、というのはあのみっともなかった「加藤の乱」と同じ展開を狙っているのだろう。あの時も金曜に採決するはずだったのが月曜にずれ込んだのだ。
国会議員は週末に地元に帰る。加藤派の議員がいきり立って地元に帰ったら選挙区の支持者が「造反したら次の選挙で公認もらえないぞ、アンタを支持してるのは与党議員として国からカネ引っ張ってくるからで、野党になったり選挙に落ちたりすればもう終わりだからな」と大反対され、すっかり腰砕けになったのである。
その結果、加藤紘一についてくる議員が激減した。週明けの加藤派の集会で子分達に反対され、引っ込みがつかなくなった加藤が「みんなはいいから自分だけでも」とか言って不信任票を投じようとするのを現財務大臣の谷垣禎一が泣いて止めるという、「コマ劇場でやったら」とツッコまれそうなことをカメラ前で晒す醜態を見せたあげくに計画はポシャッたわけである。あんたら何をしていますか。
このとき言われたのが「加藤はタイミングが分かってない、週をまたいだら絶対にダメなんだ」ということで、要は地元の意見など聞く間もなく一気に勝負しなければいけないというわけだ。
今回は舞台が参議院ということで投票する議員自体の議席は守られているんだが、衆議院が解散して分裂選挙になり自民党が野党になってしまえば、参議院議員もその支持と利権を失う。小泉総理が「参議院で否決されたら衆議院を解散する」と結構無理筋なことを言って脅しているのは「野党に転落してまで2017年に完了する先送り法案に反対するつもりか」ということだろう。
票読み自体はかなり微妙なようで、どうも総理は政局の混乱自体を楽しんでいるように思えるのだが、それはそれとしてまるっきり国民不在のケンカにしか見えないために、かなり切羽詰っているはずなのにたいして話題になってない印象が強い。
もちろん解散ともなれば利権共同体の自公政権を終わらせるチャンスではあるし大歓迎なんだが、本当にそこまでいくのか。
週末をはさんだことでまたポシャるんじゃないのー?と。解散待ってて結局なしでしたというのはイヤなので、あんまり期待しないほうがいいのかもしれない。
<いちおう参考> 5分でわかる「郵政民営化」
金曜日に採決するという話だったのが週末をまたいで月曜日に、というのはあのみっともなかった「加藤の乱」と同じ展開を狙っているのだろう。あの時も金曜に採決するはずだったのが月曜にずれ込んだのだ。
国会議員は週末に地元に帰る。加藤派の議員がいきり立って地元に帰ったら選挙区の支持者が「造反したら次の選挙で公認もらえないぞ、アンタを支持してるのは与党議員として国からカネ引っ張ってくるからで、野党になったり選挙に落ちたりすればもう終わりだからな」と大反対され、すっかり腰砕けになったのである。
その結果、加藤紘一についてくる議員が激減した。週明けの加藤派の集会で子分達に反対され、引っ込みがつかなくなった加藤が「みんなはいいから自分だけでも」とか言って不信任票を投じようとするのを現財務大臣の谷垣禎一が泣いて止めるという、「コマ劇場でやったら」とツッコまれそうなことをカメラ前で晒す醜態を見せたあげくに計画はポシャッたわけである。あんたら何をしていますか。
このとき言われたのが「加藤はタイミングが分かってない、週をまたいだら絶対にダメなんだ」ということで、要は地元の意見など聞く間もなく一気に勝負しなければいけないというわけだ。
今回は舞台が参議院ということで投票する議員自体の議席は守られているんだが、衆議院が解散して分裂選挙になり自民党が野党になってしまえば、参議院議員もその支持と利権を失う。小泉総理が「参議院で否決されたら衆議院を解散する」と結構無理筋なことを言って脅しているのは「野党に転落してまで2017年に完了する先送り法案に反対するつもりか」ということだろう。
票読み自体はかなり微妙なようで、どうも総理は政局の混乱自体を楽しんでいるように思えるのだが、それはそれとしてまるっきり国民不在のケンカにしか見えないために、かなり切羽詰っているはずなのにたいして話題になってない印象が強い。
もちろん解散ともなれば利権共同体の自公政権を終わらせるチャンスではあるし大歓迎なんだが、本当にそこまでいくのか。
週末をはさんだことでまたポシャるんじゃないのー?と。解散待ってて結局なしでしたというのはイヤなので、あんまり期待しないほうがいいのかもしれない。
<いちおう参考> 5分でわかる「郵政民営化」



