27日のベトナム・ホーチミン株式市場は、「技術的な問題」が発生したため休場となった。だから「早く復旧するといいですね(棒読み)」とか思っていたのだが、早々に本日28日も休場することが発表された。そうですか。ご自愛ください。
日本人にも投資信託を通じてベトナム株を買っている向きがいるようだが、ベトナム株式市場はここのところ毎日ストップ安をつけているために、売りたい人も売れないまま、ただ暴落している様を呆然と見ていることしかできない。流動性の低いエマージングマーケットのおそろしさというのは、実際にこういう目に遭わなければわからないものなのだろうか。ベトナム市場の代表的な指数であるVNインデックスにリンクしておく。なにこれ。損してる人のことをあれこれ言うといろいろめんどくさそうなので控えるが、中国も含めた社会主義国の会社の株を買うというのは、なかなかとんちが効いていておもしろいなと思う。
でもおもしろがってばかりもいられない。日本の上場エステ会社がつぶれたところでまったくどうでもよろしいが、こういったエマージングマーケットが「半値八掛け二割引」といったレベルの壊れ方をしてしまうと、日本にも影響があるからだ。当然このドミノの先には中国がある。外貨準備を防波堤に凌ぎきれるのかどうか、正直よくわからない。
多少気休めになるのが、日本はこれまでの世界経済の急成長にまったく乗れていなかったかわりに、世界経済の収縮にもまたあまり影響を受けずに済むかもしれないということだ。つまり外資も入れずに、日本語マーケットの中で縮まるパイの奪いあい(年金・医療・道路・農業補助等々)をして「辛気くさいパラダイス」化していたために、各国が大波を受けて混乱してる時に、ウチはさざ波で済んじゃいましたみたいなことになるのかもしれない。
しかしそれもこれも、日本海を渡って難民が押し寄せてこないということが大前提になる。海上保安庁と自衛隊が頑張らざるをえない局面がこないことを祈る。
2008年05月28日
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