2008年04月16日

私は何を間違っていたか

さて、本日4月16日はPerfume初のオリジナルアルバム「GAME」の発売日です。それを記念し、過去の私のエントリーを自ら晒し上げるものであります。

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当blogに初めてPerfumeが登場したのは07年1月27日だが、これは動画配信の話題にからめてYahoo!動画で見られるPerfumeのpvについて書いたもの。この当時はテレビはおろか雑誌でもまるで見かける機会がなく、ネットのごく一部で熱く推している人がいるのをちょこちょこ見かける程度だった。エントリーでは「おや、Perfumeをご存知ないですか」とか書いておいて動画を貼り、それがスターボーの「ハートブレイク太陽族」だというベタなギャグをやっている。あいかわらずだ。今見たら動画が削除されていた。大昔の「夜のヒットスタジオ」なんて見る人はほとんどいないんだから削除要請出さなくたっていいじゃないの。フジテレビのケチ!それはともかく。Perfumeのファン層についてこんなことを書いている。

この芸風を理解できる、あるいは面白がれる層はかなり薄いのではないか。おそらく思春期にYMOの洗礼を受けた男子限定。つーかこれらの人はいくら若ぶっててももはやおっさんなわけだが。ライブには若い下北系の男の子も来ているらしいのだが、それは実のところファン全体から見れば少数派だろう。ネットにおけるPerfumeの存在感の大きさ(絶対的な大きさではありません)と、ネットでアクティブに活動している人々の年齢層や属性を考えると、どうしてもそういう結論になる。
今読むとまったく噴飯ものなのだが、この時点ではそう的外れな解釈ではなかったような気もする。芸能人では宇多丸と掟ポルシェが猛烈にプッシュしているのが目立つくらいで、ようやくYahoo!動画にフルpvをのっけてもらえるようになったものの、「うち水っ娘大集合! in AKIBA」などという末期的なイベントに出たりして、「この子らの活動大丈夫か」と不安にさせるには十分だったのだ。しかしその後も非常にハイレベルな楽曲を立て続けに発表し、公共広告機構のCMに「ポリリズム」が使われたことでブレイク、現在に至るというわけで、個人的には私の見立てがはずれて本当にうれしい。

なんで人気が出たかについてはコアなファンがいろいろ書いているだろうし、付け加えることも特にないのだが、考えてみれば私がPerfumeを知ったきっかけが、ある女性が書いていたblogだったのだ。すでに更新されていない跡地のようになったそのblogをいま確認してみたら、04年12月16日のエントリーである。記録が残ってるってすごいね。そこで「Perfumeのあ〜ちゃんカワイイ!」とやたらプッシュされていた。どんなんだと検索してみたところ出てきたのがビタミンドロップというわけである(これは新しくupし直されたもの)。これを見て「なんだこの中毒性の強い曲は」「pvかわいいじゃない」「それよりなによりこのショート(略)」となったわけだが、女性グループにもかかわらず女性を引きつけるだけのポピュラリティをそのころから持っていたことになる。しかしこのblogを書いていた女性がすごいアイドルマニアだったために、これが一般的な反応になるとはまったく思っていなかった。先ごろ放送されたMusic Loversで、藤井隆のまわりにまるで後ろの男性ファンを隠すかのように配置されていた女性たちがPerfumeの曲を一緒に口ずさんでいて、「本当に女性ファンがいるんだ」と確認できた。テクノ好きの男限定ではないかという推測はまったくの的外れだったようだ。

それにしても
久しぶりに親戚の子に会ったりすると、急に背が伸びてたり大人びていたりで驚くことがある。「ビタミン・ドロップ」の頃に比べるとずいぶん大人になった感じがする。なんとなくまだ中3ぐらいかと思っていたのだが、もう18歳だそうだ。他のウチの子は成長が早いねえ、とおとうさんびっくりである。その頃「あのショートの女の子(今思えばのっちのこと)は将来よくなるでぇ」とカネやん風に思っていたのだが、今ではすっかり後藤真希からクセを抜いたようなきれいな子になっていて私はうれしい。ただ最新の「Twinkle Snow Powdery Snow」の中で、メガネをはずした香山リカみたいなカットが何度もあるような気がするのだが、多分気のせいだろう。
と書いている。「後藤真希からクセを抜いたようなきれいな子になっていて」というのはもう少しいいたとえを思いつかなかったのだろうかと、あの頃の自分を責めたい気持ちでいっぱいだ。


さて、はずしついでに今後のPerfumeのことを書いて、しばらくしたらまた晒し上げることにしようか。

歌手のライフサイクルは助走期・全盛期・衰退期がそれぞれ3年という説がある。大物アーティストの場合、全盛期に固定客をガッチリつかみ、あとは安定して活動を続けるということもあるが、これは衰退期が限りなく引き伸ばされているとも解釈できる。Perfumeの場合は助走期が長かったことがむしろ幸いしているのだろう。15歳未満のグループにはペド臭い人しか寄ってこないのでもともと成功することは極めて珍しいが、ここをうまく乗り越えた。07年9月発売の「ポリリズム」からを全盛期のスタートとしてカウントすると、衰退期にプロデューサーの変更などを交えつつ、25歳ぐらいがグループの曲がり角ということになる。まわりからも大人と目されるようになると、路線の大幅な変更が必要となり、それがうまく着地できない場合は「それぞれの道を歩んでいきます」ということになるわけだ。かしゆかは年齢の概念が存在しない声優界へ、のっちはなぜかダヴィンチでエッセイを書き、あ〜ちゃんはそれまでに培った知名度としゃべりを生かしてお好み焼き屋を開店ということになるかどうかはわからないが、そのあたりの年齢でなにか一山あるはずだ。逆にいえばそこまでのかなり長い間の活動は保障されたも同然であり、ファンにとってはまだまだ楽しみがたくさんあるということになる。Perfumeのますますのご発展をお祈りする次第である。
posted by kaoruww at 14:04| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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