2008年04月07日

04-07

スタジオボイスの5月号はグラビア特集。クイック・ジャパンがほしのあきを表紙にしたグラビア特集を組んで以降、「サブカルとしてのグラビアを論じる」なんていう雑誌の企画を見かける。まあスタジオボイスは版型も大きいことだし、後追いでみっともないけどやる意味はあるかもね、と思いつつ手に取ってみた。こういう企画の場合、ある程度資料性みたいなものがあれば手元に置く価値もあると思う。で、グラビアなんで速読するまでもなく全体を見てみたが、どうもそういった作りではない。グラビアを論じる、か。サブカルにいじられるようになっちゃ、あとは細分化して先細りになる一方ってことかー、と思料。

表紙と巻頭が京本有加なのだが、これからくるグラビアアイドルの先物買いをしたいというなら、後ろのページで池田夏希の顔写真を切手サイズでのっけている場合ではない。しかし熊田・安田とグラビアアイドルの売り出しには実績のあるピラミッドが、サブカルよりもヤンサンを優先したということなら、それはまったく正しい判断だ。

写真集売上げランキングに多くの作品が顔を出すハロプロ勢を無視しているのはともかくとしても、低年齢化が著しいジュニアアイドルに絡めて児童ポルノ法改正といった話題に全く触れないあたりに、サブカルが本質的にもつ社会性の希薄さが現れている。これがサブカルの限界というものだろう。

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当blogにgoogleが出している広告で知ったのだが、NTTスマートトレードなんて会社があるのだね。FXの会社らしい。会社概要を見てみたらNTTレゾナントつまりgooが60%、NTTファイナンスが40%出資している。私はFXをやらないものだから会社の存在自体を知らなかった。要はライブドアもアメーバもネットバクチとしてのFX会社をやっているのだから、gooもやってなにが悪い、ということのようだ。レバレッジは最高100倍だという。

いまだにNTT法なんてものがあるような国策会社がバクチの胴元をやるのはどうかしている。どうしてもやりたいというのなら、総務省が公営ギャンブルをできるような法改正をしてから思うぞんぶんやればいい。これは民業の圧迫でもある。NTTはいまだに完全な民間会社ではないわけだから、おのずとそのへんに規範意識というものがあっていいのではないか。自分で律することができないというのなら、次のNTT法改正時にガチガチに縛るしかないだろう。
posted by kaoruww at 23:59| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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