こうして女子マラソン日本代表の3人を見ていると、歴然と「陸上顔」というものがあることを改めて確認させられる。またこれとは別に「水泳顔」というものもある。その違いは日に焼けてるとか焼けてないとかいう表層的なことではないようだ。その競技にあった肉体を持つ人は、なにかしら顔の造り、あるいは表情筋に共通のものがあるのだろうか。
それにしても驚いたのは、土佐礼子(31)が歯列矯正を行っていることである。ちょっと前からしていたらしいが、覚えていない。
たしかにラストスパートの顔はすごかったかもしれない。しかしそれがどうしたというのだ。必死に戦い、最後の力を振り絞り、その結果ゴール直前にすごくなってしまったとしても、その姿は美しいだろう。姿が美しいということは、その姿には顔も含まれているのだから、顔だって美しいということになる。論理的にはそれで間違いない。だいじょうぶ。つまり土佐の顔は美しい。そうだ、それでいいんだ。
自分に言い聞かせるのはそれぐらいにして、考えるのは三十路になって歯並びを矯正しようという女心についてである。ダンナだっているんだし、もういいんじゃねと思わぬでもないが、どうやらそういうものではないらしい。矯正を決意するに至った土佐の心情を思うと、切ない気持ちになる。こういう時はなにもかも2ちゃんねらーのせいにしておけば間違いない。まったくけしからん連中だ。「土佐礼子」でググってみると関連検索に「土佐礼子 矯正」と出てくる。Googleもけしからん。
で、「土佐礼子 矯正」のトップにきていた歯科医のblogには
土佐選手に矯正治療を助言した夫の陸上選手で松山大職員、村井啓一さんは「足の故障が多いのは、歯のかみ合わせが悪いために体のバランスを崩しているからではと思ったのがきっかけ。彼女も見た目を気にしていたので乗り気でした」とある。そうか。本人的にはやはりそっちだったか。
とりあえず私は、先のありそうな中村よりも元グローバリーの野口よりも、土佐を応援することに決めた。口には出さなかったが、走っている姿を見て「うわスゲエ」などと思ってしまった罪ほろぼしである。




はじめまして、
第7回万里の長城マラソンへようこそ!
コース:5km/10km/ハーフ/10kmウオーキング
開催地:2008年五輪大会の中国北京
開催日:2008年5月1日(GW中)。