このパチンコ台のCM、昨日の夜テレビで見て驚いたんだが。こういう作品の版権をパチンコ屋に売り飛ばす感覚はさすがにわからないしわかりたくもない。162に昇天シーンへのリンクがある。ネロが「疲れたよ…パトラッシュ…」と天に召されるところがリーチになっていて、ネロが死ぬと大当たりという演出。考えた奴人間のクズだろ。「仕事だから仕方なく」って言い訳でなんでも正当化できるなら、それはもう労働者ではなくただの奴隷だ。
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パチンコの次はもちろんサラ金の話になる。
武富士元専務の課税処分取り消し訴訟、国が逆転勝訴(読売)
創業者の武井から相続を受けた長男が、租税回避の件で国税庁と裁判していた話。いわゆる「ダッチ・サンドイッチ」という手法だ。で、「サラ金から1330億円取り損なわずにすんでよかった!東京高裁GJ!」とか言いそうだがさにあらず、なんかコレかなり問題含みな気がするのだが。いや、武富士から金を取ること自体は結構なんだけど。記事を読むと、「家財道具は都内の自宅に置いていた」とかいうのが根拠になっていたりして、あまりにも恣意的な法運用ではないのかと。「政府のさじ加減ひとつで居住者か非居住者か決められる」という判決に見える。繰り返すがサラ金から金を取るのはいい。しかし、まともな企業や金持ちまで海外流出させる可能性が少なからずある判決ではないだろうか。少なくとも金持ちはすごくビビってると思う。もちろん私には金持ちを擁護する義理などまったくなくて、単に日本から金持ちを追い出して困るのは国内に住んでる人間だと思うからなんだけど。法人税減税の件でもそうだが、グローバル化が進む一方なのに世界の税制と整合しない税制を続けていたら、金に余裕のある奴や能力のある奴が上から順に出て行ってしまうでしょうに。
でも日本政府は「みんなで仲良く横並びで貧乏になろう」という政策をとっているようだし、狙ってやってるのかもしれないな。誰が得する政策なのか見当もつかないけど。
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サブプライム問題 公的資金で債権買い取り提案(産経)
ともかくアメリカはスピードが速い。結局最後は公的資金で補填するしかないのだが、わかっていてもなかなか提案しにくい話だ。しかも出してきたのが政権党ではない民主党。向こうの野党はちゃんとしている。
去年の8月あたりから市場が混乱しはじめたのだが、こういう話が出てくるまでに半年。しかし日本のバブル崩壊の場合は、90年からおかしくなりはじめ、97年11月に拓銀が破綻、さらにその1年後の98年10月に金融機能早期健全化法が成立、それを根拠に銀行に公的資金を注入したというわけで、大体7〜8年かかっている。その先送りをしている間、傷口が大きくなり続けたわけだ。そして今回の景気拡大局面が始まったのが02年2月ということになっているので、結局立ち直るのに12年ほどかかったことになる。
アメリカは日本の失敗の研究をしているとも聞くが、たとえどうすればいいかわかっていても、できない国はできない。この病人が元気になるまで、せいぜい2〜3年しかかからないのだろう。アメリカと日本の違いをいまさら指摘したところで、もう仕方がないのだが。
それにしても日本はえらい言われようだ。
公共事業追加なら日本の二の舞い=景気対策で−マケイン候補経済顧問(時事通信)
1990年代の日本の景気対策を「(不良債権)問題を隠し、銀行を延命させるためのごまかし」だったと批判した。その通りなだけに一言も言い返せないのが腹立たしい。



パチンコと言うのは、日曜日家にいて、TV見てても家族に邪険にされ、うるさいから外へ出るけど、行くとこないし、車の掃除も面倒だし、家の事なんか絶対やるか、と言う気持ちがパチンコ屋に向かわせます。
気持ちはやさぐれた状態です。
やさぐれた気持ちの前に、純真で無垢なパトラッシュがあらわれれば、これはもう格好の攻撃相手と言うか、「なんで俺は家でTVも見れんのだ」と言うやさぐれ感は、パトラッシュ昇天の原動力となり、無尽蔵にお金をつぎ込む、と言うストーリーが描けるのではないかと。
勝手な想像ですが。
これを考えた人すごい。人の気持ちのやさぐれさにスポット攻撃をしかけて、ますますやさぐれさせる。
やさぐれれば、やさぐれるほど、やさぐれていく、と言う人間の大変残念な習性に着目した、実に絶妙なマーケティングではないかと。
やさぐれた人の前に、「お前は既にやさぐれている、見よこのパトラッシュの、人生に対するまっすぐな態度を」と、眼前に見せつけられれば、これはもうやさぐれさで、眼前のパトラッシュを、俗に落とし込まなければ気がすみません。
何と言っても、日曜日、家でTVも見れんのですから。
もしこのパチンコ、大ヒットしたら怖い事です。今の日本の鬱憤と言うか、何というか、ある意味、日曜日の個人的な自爆テロみたいなもんじゃないかと。
そこまでのもんかどうかは解りませんが、個人の無意識は、集団の意識として現れる、と、どこで読んだのか忘れましたが、そう言った面があるのではないかと。
やさぐれ男たちが日曜日にパトラッシュ昇天に大量のお金をつぎ込む、と言う事になってしまったら、やはりこれはもう、日本はここまで極まれり、を具現化した事になるのではないかと。
お父さん、パトラッシュは家で、家族で見るもんですよ。
とりあえずやさぐれの中和のために、面影ラッキーホールの「パチンコやってる間に産まれて間もない娘を車の中で死なせた...夏」でも聴いて我に返りやがれ!と思います。私は聴いたことないんですけどな。