ブログの運用について書くことも去年と同じ。大部分がスマホで読むようになったのに、Seesaaは誤クリック狙いのウザいバナーを出し続けていて、読みにくいこと甚だしい。質の低い広告スペースも増えている。移転すべきだがなにしろほぼ更新しないものだから、引っ越す手間をかける動機も弱い。いちおう19年の課題としておこう(また先送り)。
年間ツイートランキングを作るのに便利だったfavstarが5月にサービスを終了した。18年はTwitterのサードパーティ規制もあり、元々うまくいってなかったTwitter関連サービスが消えた年だった。実際favstarに課金したことなかったしね。仕方ないね。Twitter本体のツイートアナリティクスを見ながら地道に並べていこう。今回からRT+FABの合計順から、インプレッション(ツイート閲覧数)順になります。
また、18年から返信機能を使ってツイートをツリーでつなげていくやり方を多用した。そのためここに挙げるツイートから連鎖的にバズったものもあるが、すべてを挙げると煩雑になるため各月最多ツイートから一つだけをランキングする。
第5位
カルト保守系デマサイト・アノニマスポストの運営者情報を公開情報から突き止めていく記録。慰安婦叩きを行う者の正体と動機。あまりに醜悪。「運営者の前歴から考えても、反社会的勢力の新たな業態として保守系サイトが運営される問題を考慮すべき時代なのかもしれない」https://t.co/ngSPkC6R1B
— kaoruww (@kaoruww) 2018年7月6日
第4位
2015年に三井住友信託銀行がダイナースの日本事業をシティから買収。一気に感覚が古臭くなり、広告を見たダイナースホルダーから恥ずかしいから解約しようかと言われる有様で打ち切りに。この人ら何で不興を買ったのかマジでわからないだろうし、救いのない話だ。https://t.co/ZH9ISV9u8o
— kaoruww (@kaoruww) 2018年11月29日
第3位
「新潮45は50代の編集部員数人で雑誌を作ってるが、年収1000万円オーバーの人たちが月2万部(実際は16800部)の雑誌を作ってることそのものが経済活動として成り立ってない」というツイートをRTしたけど、これはメジャーな出版社(や新聞社)全体に言えること。全面的な崩壊が近いのでは。
— kaoruww (@kaoruww) 2018年9月24日
第2位
鶯谷駅近くのレンタル会議室で行われた1枚2160円の東京女子流撮影会。女子流のスタッフはこういうのを止めないのが本当に駄目。この辛そうな顔。いくら本人たちがもう一度武道館行きたいって言っても無理だよ。かわいそうに。 pic.twitter.com/jTg9kjbVVm
— kaoruww (@kaoruww) 2018年3月19日
第1位
1位だけ一連のツイートも記録しておく。
さくらももこの卓越したビジネスセンスに触れた記事や意見を見ない。多くのクリエイターは経営能力が低く「請求書出すのめんどう」みたいな話ばかりしてるし、せいぜい「たまたま身近にいた知りあい」に任せたりという程度。早い段階からマネジメントにプロを起用しライツ関連にも隙がなかった。 https://t.co/CdSswVgyvI
— kaoruww (@kaoruww) 2018年8月28日
デビュー当時からなぜか音楽出版に詳しかった荒井由実を彷彿とさせる。権利で出版社やレコード会社にいいように丸め込まれない能力とスタンスが、自らの作家性を十分に発揮した作品を残すことにつながったのだろうし、作品性を評価されるにとどまらない国民的存在になれた理由のひとつでもあろう。 https://t.co/CcABOZBiAU
— kaoruww (@kaoruww) 2018年8月28日
通りすがりですが、さくら先生が法令専門出版社に短期間でも勤務されたことで、権利関係が「どれだけ面倒か」「自分の手に負えるか」俯瞰する機会があったのは大きかったのかも?と当て推量しています。
— trish (@deprivedviera) 2018年8月30日
早大の応援歌作詞に名を残す法学部卒だった宮永氏とのタッグは、初期には最強最適だったのかと。
多くの人の目に触れ、クソリプまでいただくお約束の展開になっていますが一つだけ「それは考えたことなかった」というご意見があった。さくらももこは短大卒業後上京してぎょうせいに入社するも2ヶ月で退社している。ほぼ無視されている経歴だが、モロに法律関係であった。元夫の関与はご案内の通り。 https://t.co/qNXmhDd64S
— kaoruww (@kaoruww) 2018年8月30日
さくらももこWiki「短大卒業後ぎょうせいに入社、営業部に配属されたが、既に漫画家として活動しており夜中に執筆していたため日中の居眠りが多く、パソコンに頭をぶつけて故障させたりした。上司から「会社か漫画かどちらかにしろ」と言われ「漫画にします」と答え入社から2ヶ月ほどで退職した」
— kaoruww (@kaoruww) 2013年1月21日
しかしさくらももこファンのみなさんは元夫の話が好きなんだね… ドヤァって感じで「みーやんが〜」と来るよ…
— kaoruww (@kaoruww) 2018年8月30日
考えてみると、印税を払わずにすむ出版物で大儲けしている出版社に勤めていた漫画家が、創作者の権利をしっかり守る体制を自ら構築したというのは実によくできた話だなあ。感心する。 https://t.co/JmWUWppf3d
— kaoruww (@kaoruww) 2018年8月30日
巷間よく言われる「実家が八百屋で子供の頃から商売に親しみ」と、「元夫や賀来千香子の兄が」という2つのプロダクション経営上の成功理由には「なぜ初期からライツにこだわったのか」の理由がない。そこは「元夫がたまたま編集者だったから」で処理されていた。ミッシングリンクが埋まった感。
— kaoruww (@kaoruww) 2018年8月30日
むかし、たとえば大阪は船場の商家では長男がいても跡を継がせず、自分の店で働く手代を含めた見どころのある若者の中から跡取りを選び、娘と結婚させたという。息子だからといって当たりとは限らない。この方が商売がうまくいく可能性が高かったという。商家の知恵である。
— kaoruww (@kaoruww) 2018年8月30日
法学部を出て出版社に勤める、業界事情に通じた編集者。愛情と仕事上の信頼関係。重要なのは船場の商家と違い、親が決めた相手ではなく経営者当人が自分の相手として決めたということだ。子供じゃないのだから惚れた腫れただけではすまない。商家の子らしいといえばそうかもしれない。
— kaoruww (@kaoruww) 2018年8月30日
経営体制を確立し夫婦で共著も出しとうまくいっていたが、離婚後のエッセイもしくはインタビューで、元夫に対する嫌悪感を露わにしていた。しかしその頃には超売れっ子になっており、経営体制を刷新し再構築するだけの力が備わっていた。
— kaoruww (@kaoruww) 2018年8月30日
西武百貨店から賀来千香子の兄を経営幹部にスカウトするにあたり熱心にかき口説き、みごと成功。優秀なビジネスマンをヘッドハントする手際をみせ、人生と仕事上の重大なアクシデントも自らの手腕で乗り切った。
— kaoruww (@kaoruww) 2018年8月30日
この一連のエピソードから思い浮かぶのは女丈夫や女傑という言葉だが、本人はああいうふわっとした印象の人なのでこういったイメージは一切ない。創作者としての才能だけでもすごいのに、こんな世間知まであるとは。そして改めて、53歳は早すぎる。とても残念だ。
— kaoruww (@kaoruww) 2018年8月30日