2007年03月17日

シカゴ二大取引所統合に横ヤリ、そしてかっこいいハゲ

取引所統合関連のメモで。

米電子取引のICE、シカゴ商取に99億ドルの買収提案(IBTimes)

電子先物取引の米インターコンチネンタル取引所(ICE)は15日、159年の歴史を持つシカゴ商品取引所(CBOT)に対して99億ドルの買収提案を行った。CBOTは昨年10月、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)からの80億ドルの買収で合意しており、ICEからの新たな買収提案によって買収合戦につながる可能性が生まれた。

ICEとCBOTの合併が成立すれば、米商品相場の3分の1を占めることになるが、CMEとCBOTの合併よりは規模が小さくなる。CBOTとCMEとの合併に対しては市場の独占と価格上昇の懸念が起きており、司法省は詳細な調査を行っている。
(略)
ICEは2000年に店頭市場として設立されて以来、エネルギー取引の主要な電子市場として成長してきた。2001年にロンドンの国際石油取引所を買収、今年初めにはニューヨーク商品取引所を10億ドル以上で買収し、ココア、コーヒー、オレンジジュース、砂糖などの先物市場に進出している。
近代先物市場の始まりは大坂(誤字ではないです)・堂島の米市場と言われているが、現在まで続く市場としてはCBOTが最古らしい。そこが2000年設立の取引所に買収されるかも、と。


米新興取引所のICE、シカゴ商取に買収提案(日経)

ICEの提示した買収価格は、CMEの示した価格を1割強上回る。両取引所の合併が実現すれば、資源高を背景に取引が活発化している原油や天然ガス、金属から小麦、トウモロコシなど農産物まで幅広い商品を上場する市場が誕生する。

ICEの原油先物とCBOTの穀物先物は、自動車用燃料のエタノールがトウモロコシから生産されることから最近になって連動性が急速に高まっている。ブッシュ政権はガソリン消費抑制のため、エタノール生産の拡大を打ち出しており、エネルギー政策が取引所統合の隠れた要因にもなっている。
こういう理由もある、と。


シカゴ証取買収提案、経費削減2.4億ドル・ICE計画(日経)

ICEのジェフリー・スプレッカー最高経営責任者(CEO)は電話会見で、経費削減は清算事業や取引システムの共通化で実現可能と指摘。2007年10―12月期に合併手続きを終え、新会社はシカゴに置き、社名もCBOTにしたいと述べた。
(略)
4月の株主総会などを前に浮上した対抗買収提案に、CMEは反発を強めている。CMEはこの日、シカゴ商取と緊急協議を開催。「当社との組み合わせの方が強力で、株主や顧客にメリットがあると確信している」との声明を発表。計画通り統合作業を続ける考えを示した。この両者が合併すると先物の市場占有率は85%に高まる見込み。米司法省は独占禁止法に抵触しないか審査を進めている。
そりゃCBOTの名前を捨てるなんて論外ですな。CMEとCBOTが統合するとシェアが85%と。買収額そのものよりこっちが決定的な要因になるのかもしれない。

インターコンチネンタル取引所(ICE)というのをいつかここで書いたような気がしたので検索窓に入れてみたら、去年の10月19日にCMEとCBOTの統合について書いた時の記事中に出てきたのだった。新興電子取引所が、どういう経緯で急激に成長したのか。

世界取引所再編に新たな一撃(TFJ・世界潮流)

米国における取引所戦略には、NYSEやナスダックなどの金融の大西洋戦略と CBOTとCMEとの合併合意のような先物クロスオーバー戦略の二つの潮流がある。どちらも米国の金融・資本市場の存在感の低下を懸念した「再チャレンジ」的な意味合いが強いが、昨日新興取引所のICEがCBOTに買収提案を行い、そこにまた一つ違った流れを作り出そうとしている。

ブレント原油やドバイ原油など石油関連の取引で急成長してきたICEは、2001 年に世界有数のエネルギー取引所であった英国のIPEを買収、世界的なエネルギーブームに乗って拡大するとともにガス排出権などの取引にも着手するなど時代を確実に掴んでいる。ICEはCMEよりも10.5%高い買収価格を呈示し、エネルギーと環境の時代を象徴するような戦略に出たとも読める。
取扱高の中心は北海ブレント・WTI・灯油といった伝統的商品だが、排出権取引のような新しくて急激に伸びている商品も手がけている。本部はアトランタにあるが、ネットワークそのものが取引所だから場所はあまり関係ない。事務所はカルガリー、シカゴ、ヒューストン、ロンドン、ニューヨーク、シンガポールにあるって日本はスルーですかそうですか。

しかし新興取引所が1兆1600億円出すとは……まあ現金ではなく株式交換だけど、たった6年程でこんな規模になってしまうというダイナミズムが凄い。それにひきかえ日本の商品取引所は、みたいなことはもう言う気にならないのでこれでおしまい。

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で、話はつながるのかつながらないのか知らないが、さっきまでNHKのやたら評判のいいドラマ「ハゲタカ」を見ていた。1回目をみて「おもすれー」と思い、なのに2回目を見るのを忘れ、その反省を活かし3回目を見たのはいいが、先週4回目はウチにいたにもかかわらずその時間だけ寝てしまい見逃した。今回はなんとか見られた。このパターンだと来週は見逃すことになりそうだ、って録画しろバカ。早く再放送してくんないですか。

ところでこの主役の大森南朋という俳優は知らなかったんだけど、話題のドラマということで記事になってるのを読んだら、私認定の世界三大かっこいいハゲの一人、麿赤兒の息子だそうだ。な、なんだってーー!?似ていないことはなはだしい。スキンヘッドにしたら似るのだろうか。
posted by kaoruww at 23:56| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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