11日に発表されたニュースで取りあげるのが遅いんだが、一応備忘ということで。
不二家の外食事業、みずほ証券系ファンド主導で再建(日経)
大体「不二家レストラン」が97店舗もあったこと自体知らない。年商130億で2006年3月期は5億5900万円の赤字。不二家洋菓子店約800店舗は引き続き不二家が運営するという。初めてメニューを見てみたのだが、びっくりするぐらいオーソドックスなファミレスだ。いまとなってはこの変わり映えのなさは逆に貴重な気がするくらい。
一応上場外食企業はほぼカバーしているつもりだったのだが、完全に失念していた、というよりはなっから気がついていなかった。不二家はお菓子屋だという意識だけで、あと古い話だが是川銀蔵が買い占めたことぐらいしか印象にない。100店ほどあるナショナルチェーンでこんなに話題にならないところも珍しい。
専業会社が必死でやってもなかなかうまくいかないのに、本業とは別の子会社としてやっていてもどうにもならないだろう。競争がゆるい頃ならともかく。
第一完全売却ではなく、これからも不二家が35.4%持つというのが未練たらしい。スイーツ専門の飲食店というわけでもないし、シナジーなどないのだ。スパッと切り離せばいいのだが、それができない。単に丸ごと買ってくれるところがないから投資ファンドに、というだけのことかもしれないが。その方が余計悲しいけれど。
本体の業績もまあショボいこと。現場の人たちをうまく使ってくれる会社に店舗はすべて売って、ペコちゃんポコちゃんの商標管理会社としてやっていけば、誰もがハッピーになりそうな会社だ。でもフランチャイズシステムだから、仮にそうしたくてもできないのか。
このままなんとなく存在し続け、いつか行き止まり、とならないように念ずる。南無。
2006年12月14日
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