リンガーハットの女性向け新業態ちゃんぽん店 「リンガール 東京」(リンガーハット公式・魚拓)
「リンガール 東京」は、飲食業界に女性向け麺類専門店が少ないことを受け、働く女性が1人でも気軽に入れることを目指したお店です。(略)今回の新業態では「ステキがおいしい」をコンセプトに、女性を意識したメニューや店舗デザインを導入しました。メインメニューの「ちゃんPon」と「Saraうどん」はそれぞれ麺を選ぶことができ、「ちゃんPon」は3パターンの麺を選ぶことでカロリーがコントロールできます。内外装もホワイトと木目を基調にしたナチュラルなやすらぐ空間とし、女性のお客様の居心地の良い作りになっております。将来的には100店舗の出店を目指します。ところが12月17日あっさり閉店。23日に「リンガーハット 池袋サンシャインシティアルタ店」として再オープンした。魚拓に保存できてよかった。この魚拓の一番下にある「リンガール東京のホームページはこちら」というリンクをクリックしても、www.rin-girl.jpにはつながらず、404 File not foundになる。公式のニュース一覧にはまだリンガール関連のニュースが残っているが、唯一の店舗がなくなり公式HPにつながらないということは、女性向けちゃんぽんプロジェクトが消滅したということだろうか?スタートは華々しくてもおしまいのリリースは出さず、しれっとすっとぼけるケースは少なくない。
サンシャインシティアルタの飲食街には、喜多方ラーメン坂内、丸亀製麺、洋麺屋五右衛門、マクドナルドあたりが入っていて、学生やサラリーマン向けの店舗編集になっている。イタトマカフェが一応女性向けか。しかしリンガールほど「女性向け」に最適化してしまうと、男性客はまず来ない。カップルの場合でも男が嫌がり一緒に入りやすい店に流れてしまう。女性だらけの非日常空間・原宿あたりならなんとかなる可能性はあったのだろうか。いずれにせよ「100店舗の出店」というのは大風呂敷にもほどがあると思う。
11年05月13日の私のツイート
リンガーハット、女性向け業態「リンガール 東京」開店 http://j.mp/my5dhz リンガール…ちゃんPon…Saraうどん……なぜ女性向け業態というのは女を小馬鹿にしたようなものばかりなのか…?「女はこういうもの喜ぶんでしょ」というマーケティングをすると、男性が来ないのは当然だが女性にまで相手にされないという残念な話であった。ところでリンガール東京という業態自体を捨てたのかどうかは結局分からずじまいだった。気になる。潰したのか継続するのか、リリースを出してほしいのだが……