
すき家 売上高123.2%、客数137.9%、客単価89.4%
松屋 売上高105.9%、客数123.2%、客単価86.0%
吉野家 売上高 97.8%、客数101.5%、客単価96.4%
価格競争自体が話題になったためか、すき家と松屋が大幅に客数を伸ばした。特にすき家は、ライバル店が近接する店舗のみの限定的なキャンペーンだったため、客数を伸ばしながらも客単価の下げは松屋より少なく、大きく売上を伸ばした。
そして吉野家は客数こそ維持できたものの、売上げは減少した。3月度は前年比83.9%だったわけだから、かなりマシになったとはいえるが……
問題はキャンペーン終了後の5月度で、反動減が見込まれる。しかし私の家の近所の吉野家では、終わったはずの値引きをまだやっている。値下げはやめたくてもやめられない麻薬だ。もう定価を下げて上記2社と横並びにする他なかろうけれど、その決心はつかないらしい。引き続き生あたたかく見守るのみである。