自民300→119
民主115→308
と、議席はそのままに立場を入れ替えた感じ。あと、
共産9→9
社民7→7
となり、「選挙なんてあったの?」みたいな。
そして地味ながらこれが光る。
公明31→21
小選挙区8人全敗、1967年の衆院選進出時の25議席を下回る、結党以来最低議席となった。また、みんなの党は小選挙区からの復活に必要な有効投票総数の10分の1を得ることができなかったため、2議席を無駄にした。この重複立候補だの議席譲渡だのは、明らかに民意を無視したタナボタを生む制度なので、速やかに改正すべきだ。
民主と「みんな」の比例議席、他党へ 4議席「譲渡」
どう考えてもヘンな制度だ。リストに足りない分などは後から足すわけにはさすがにいかないから、欠員にでもしなければしょうがないだろう。始まったとたんに欠員というのもおかしな話だが、民意と無関係に議席配分が決まるほうがもっとおかしな話だ。
さて、さっそく民主が補正予算の凍結を言い出している。いろんなことが変わっていき、その一つ一つに摩擦熱と混乱が起きることだろう。こうなった以上、ある程度の混乱は多くの人が覚悟しているはずだ。10年遅かったかもしれないが、いつかはやらなければいけないことだし、10年後にやったらなおさら大変になる。次の選挙もまた振り子が逆に大きく動くかもしれないが、その繰り返しで振り子の揺れがだんだん小さくなっていくのは、実際の振り子と同じである。
政治参加については必要なことを淡々と行いつつ、普段の生活と今後の人生設計については、それぞれに考えそれぞれに実行していく、と。さらなるデフレであと数年は苦しみ、ふと気づいたらけっこうなインフレでささやかな蓄えも大きく減る、というのが私の持つ未来の日本家計のイメージだが、そのあたりについての見方は分かれよう。ともあれ、自分の考えるプランに沿って行動していれば、たとえ外しても後悔は少ない。人様にあれこれ言うのは苦手なので、自分は自分でどうにかこうにかがんばっていく所存であります。