2009年08月01日

トリドール業績上方修正

30日にトリドールの業績発表があったんだった。PDFにリンクしておく。

業績予想の修正に関するお知らせ

平成22年3月期 第一四半期決算短信(非連結)

第一四半期は前年比で、営業利益・経常利益ともに80%増。純利益68%増。現在がまさに成長期にあたる。
posted by kaoruww at 14:24| 東京 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。8月の記事アップ時からやや時間が経ちましたがこちらに書き込んでもよろしいでしょうか。

本日、トリドール上方修正+増配発表ありましたね。

丸亀製麺について前々から気になっていることがありましてかおるさんがよろしければお伺いしたいと思っていることがあります。
それは、現在の店舗形態(主としてロードサイド店)1店舗当たりカバーする人口ってどれくらいかなということです。

現在の丸亀の店舗展開は約300店ですが、幸楽苑、リンガーハット 各400店舗強、CoCo壱番約1200店舗、吉野家1100店舗 などと比較してもまだまだ伸びシロはある気はしています。

(ただ、比較対象としてこれらの業態が適当かよくわかっていません。後、人口当たりの店舗数という考え方も適当かやや自信なしです。)

お時間のある時にでもお考えをお聞かせ頂けましたら幸いです。

ブログ、特に樽ネタ、楽しみにしています。
Posted by kimoooto at 2009年10月28日 23:11
トリドールが1店舗当りどれぐらいの商圏人口をイメージしているかはわからないのですが、いわゆるファミレスの場合はロードサイド店(フリースタンディング)で、半径1キロ・5000世帯に1店舗を目安にするケースがあります。現在日本の1世帯当り人数は平均2.5人ほどなので、1店舗当り12500人ということになります。

ただしこれは郊外住宅地というある程度限られた立地の話ですから、日本の人口をこの数字で割って1万店作れるというわけではありません。ただ、ファミレスのようなディナー中心の業態に比べ、利用シーンが幅広いのが丸亀製麺の強みです。利用頻度もかなり高くなるはずなので、同じ郊外立地ならもっと稠密に展開できる可能性があります。

これだけの大ヒットフォーマットですからすぐにパクリも出てくるでしょうし、どれだけ展開できるか予想するには不確定要素が多すぎますが、とりあえずざっくり1000店は作るつもりなのではないかと。

さらに現在中心となっているフリースタンディング型ばかりでなく、ビルテナントに入って成り立つような小商圏型フォーマットを開発できれば、駅やサービスエリア等の立地も含め、可能性は大きく広がります。もう2,3年は急激な店舗増が続くとみられますが、利益がついてくるかどうかは常にチェックが必要です。

あと、樽についてはなかなかネタがないですね……
Posted by かおる at 2009年10月29日 04:28
丁寧且つ素早いご回答ありがとうございます。

ロードサイド店の商圏は半径1km 5000世帯が目安なんですね。勉強になります。また、利用シーン上の強みについても納得です。

店舗増と利益について、なるほど。この先、規模の経済が働くのか、逓減していくのかも含めてこの先もチェックが必要ですね。

わかりやすい説明で大変参考になりました。ありがとうございます。



なお、決算短信から調べてみたところ、トリドールの他業態を含めての数字になりますが四半期ベースの営業利益率は07年5%〜10%、08年10%〜12%前後、今期に入ってから13%台(1Q13.3%、2Q13.5%)と上昇傾向で推移しています。粉もん屋強しですね。(なおその間の丸亀の売上高比率は33%→80%強へと上がってきています )。
Posted by kimoooto at 2009年10月30日 04:59
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