そこにポスターが貼ってあった。もちろん幸福実現党の存在はいちおう知っているから、「あーもう選挙活動してんのねー」ぐらいに思ったわけだ。ただ、そのポスターに写っている女性を見て、「は?ウチの選挙区からは福島敦子が出るの?」と一瞬思ってしまったのは仕方のないことだと思う。
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福島敦子インタビュー(読売新聞家庭版)
「大川きょう子 福島敦子」(Yahoo! ブログ検索)
すでに私で5件目。こんなありきたりな感想しか出ないんならブログなど辞めてしまえ! と一喝した上で思うのだが、どうも幸福実現党は微妙に理性的なところがつまらない。この大川党首、東京十区から小選挙区で出る予定だったのが、急遽比例区東京ブロック1位に変えてきた。小選挙区で自民も民主も抑えて勝てるわけねーだろというマトモな判断ができるところがつまらん。
なにしろ私はなんの自慢にもならないが、中野に住んでいた時に真理党の選挙運動を中選挙区制時代の旧東京四区で見ている。麻原はここに立候補したのだ。頭にゾウのかぶりものをのっけた白い服を着た女の子たちが、「しょーこーしょーこーしょこしょこしょーこー」というおっさんの不気味な歌声に乗せてニコニコ笑い踊りながら、街なかを移動し、風船を配ったりしていた。
しかし当然ながら1議席もとれずに惨敗。これをきっかけにオウム真理教は合法的な政権奪取を諦め、武力による政府転覆に走ったというのが定説になっている。それは逆に言えば、このころのオウムは本気で選挙に勝てると思っていたということでもある。これぐらい視野狭窄に陥っていなければ宗教政党らしくない。
最近真理党と幸福実現党を比較するアナロジーが出ているようだが、オバマ大統領の守護霊と会談するぐらいの電波っぷりではまだまだだ。それに私たちはすでに、オウム真理教を野放しにした結果どうなったかを知っている。選挙結果がどうなったとしても、重要な監視対象になることは間違いないだろう。というか、そうでなければ困る。
しかし、比例だったら万が一なんてことはあるんだろうか?ここらへんの票読みとかはまったくわからないな。某連立政党のこともあるし、東京ブロックの人はなるべく投票に行って投票率上げといた方がいいんじゃないのー、と、わりと穏当な投票に行きましょうキャンペーンみたいなことを言って終わる。
<関連>麻原彰晃マーチMIDIデータ
歌詞を読んで気がついたのだが、真理党と幸福実現党は消費税廃止という政策で一致してるんだな。ダウンロードしてみるもんである。
1.彰晃 彰晃 しょこしょこ 彰晃 麻原彰晃
彰晃 彰晃 しょこしょこ 彰晃 麻原彰晃
中野の彰晃 杉並の彰晃 消費税廃止だ
彰晃 彰晃
光を浴びて 今 立ち上がる
若き血潮に 応援しよう
みんなの暮らしを守るために
力をあわせて 推し上げよう
彰晃 彰晃 消費税廃止