2009年06月28日

スガキヤフォーク・松屋のトマトカレー

スガキヤのラーメンフォーク、NY近代美術館で人気爆発(朝日)

なんぞこれw

 ラーメンのめんとスープを一緒に食べられるよう考案された、スガキヤ(名古屋市)の「ラーメンフォーク」。芸術的な形が評価され、米国・ニューヨーク近代美術館(MoMA)のミュージアムショップの商品に採用された。世界各国からの来館者に大人気で、同館で3本の指に入る売れ筋商品という。割りばしに代わる「エコ」な商品としても注目されている。(略)ラーメンフォークは「Ramen Spoon/Fork」として、08年5月から1本14ドルで売られている。昨年度は年間12万本以上が売れた「大ヒット商品」という。
まじすか。名古屋人にとってのソウルフードとは、実はういろうでも味噌カツでもなくスガキヤだという説があるが(あるのか)、あのローカルチェーンがこんな形で世界デビューを果たすとは。

頭痛がするほど甘いシナモンロール・シナボンの店舗が日本からなくなってしまったことを3月のはじめに書いたが、あれもスガキヤである。スイーツよりもフォークに力を入れていたらしい。フォークなんかいいからシナボンを返してよ!と思ったが、なるほどいかにもMoMA好みのシンプルモダンなデザインだ。1050円。


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3年ほど前にまったく意味なくMoMAにアフィリエイトの認可申請を出していたのだが、今回初めてリンクしてみた。ようやく役に立った。で、売れたら3パーとのこと。さ、さんじゅうえん……いや、いいんだ……

ともかくスガキヤに言いたいことは、メンテナンスにいったい何年かかってるんだ、客の意見を受け付けるメルアドぐらい作れということである。もうシナボンのことは忘れてやるから(しつこい)、いくら非上場会社でも客の話ぐらいは聞こうよ。

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ついったーにちょっと書いたが、松屋の新製品・フレッシュトマトカレー(PDF注意)。店頭のディスプレイで全面に推しまくっていて、値段は290円と普通のカレー350円に比べてかなりの戦略価格。思い切ったなと思いつつ食券を買って席に着いたら、客の大部分がトマトカレーを食べていた。デフレの街の風景である。ルックスは画像で見るより実際の方がかなり赤く、そのカレーの既成概念を破ろうとするチャレンジングな姿勢には、カレー将軍鼻田香作も一定の評価をするに違いない。いつだったかカレー評論家が「松屋のカレー開発担当はかなり凝り性なのではないか」みたいなことを言っていた。ちょっとソースを探してみたのだが見当たらないな。時々変わったものを繰り出してくるのだ。はずすこともあるけど。

トマトの酸味がかなり強く出ていて、夏限定のさっぱりカレーをという狙いがわかる。揚げたナスとズッキーニでも入れてテーブルサービスの店で出せば、普通に850円ぐらいは取れるだろう。しかし個人的にはやっぱりカレーにはターメリックの黄色がどうしても欲しい。一度食べれば気がすむたぐいの物だが、店頭に変化をもたらすための期間限定メニューがこれだけ売れれば、店舗の活性化には大いに貢献しているということだろう。
posted by kaoruww at 16:23| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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