2004年12月07日

金貸しは人格損ねるよほんとに

死産というか。


手数料を稼ぐモデルではなく、融資によって稼ぐ古典的なモデルなのに「預貸率は約16%」と聞き、始まったとたんに開店休業というかおコメはどこから持ってくるんですかと不思議に思っていた。
その後の内紛っぷりは報道の通り。

blogまわりでも木村剛氏のマスコミ批判(こういう人が「マスゴミ」なんて表現をすること自体異様なものを感じるが)、あるいはこれから日本振興銀行がらみの醜聞が出てくるにあたってのしつこいほど周到な予防線の張り方は話題になってはいた。
私もいまだに「なんでこの人こんなになっちゃったの」という疑問はある。
無責任なコンサル屋やってればいいのになんで自らプレーヤーになりたがったのか、いまだによくわからない。
「現在の金融状況に義憤を覚えて」とか言われても額面通りに受け取る人は木村信者しか居なかろうし。
一回仕事してナンボの単発仕事の繰り返しより、継続的に利息が入ってくる仕事に魅力を感じたんだろうか。
竹中氏の力があるうちでなければ開業認可なんかおりっこないしチャンスターイムと思ったんだろうか。


切込隊長BLOG(ブログ)でこのあたりのことがドカーンとやられてて「エ、エグいわ」と思ったのだが、ココログってインフォバーンと山本氏の会社が企画してたのか。
そのココログで木村氏暴走。山本氏袈裟斬り。
素晴らしいマッチポンプぶりである。(←褒めてます)

コンテンツの仕事をしていながら週刊誌の醜聞記事を勝手にアップしていたり、ミラーサイトの方にはこの記事自体「お笑い全般」にカテゴライズしていたりで、これはやはりツッコんだり笑ったりするエントリーなのであろう。


笑い事でないのは木村氏ぐらいなものだしね。



中小企業向けの高利貸しで思い出したが、私は新卒の時商工ファンド(現SFCG)の会社説明会と面接に行ったんだった。
もちろん本気で入社したかったわけではない。
ガキの頃から投資の真似事をしていたので、株主にとっていい会社は従業員にとってはキツイ会社だという程度の認識は持っていた。
その頃既にめちゃめちゃ儲かってる会社として注目されていた。
学校の就職案内室にあった商工ファンドのファイルに社長のインタビューがあって、そのあまりのアクの強さにぜひ見物に行きたいと思ったのだ。

説明会には大島健伸社長自ら登場して、「私は慶応を首席で卒業した」といった話をした。
これだけなら単なる自慢話であっそうで終わるのだが、大島氏は「なんであんな学校に全く来ず、全教科のノートを友達から買い、一週間だけ暗記した人間が全優で首席なんだと卒業式が騒然とした」とうれしそうに語った。

どうも明らかに自慢のポイントがズレていて面白かった。

面接は、呼ばれた時間ちょうどに行ったらもう始まっていて遅刻扱いにされたからか、趣味・特技の欄にすっとぼけたことを書いたのがまずかったのか二次面接に呼ばれなかったのは慙愧に堪えない。

HPの「投資家のみなさまへ」が面白くて思わず全部読んでしまった。

大島社長が修行した日栄(現ロプロ)がすっかりダメになってしまったにもかかわらず、社長だけは意気軒昂である。

商工ローンバッシングと裁判闘争を経てさらにエグさを増したことが具体的に書かれている。

全顧客に対して、原則として公正証書の作成を行って行きます。勝訴判決と同様の効果を持つ公正証書を作成することによって、訴訟を行う必要がなくなり、事故発生後の債権回収を一層スムーズに行うことができるようになる訳であります。

こえー。

締めも見ものだ。

我々、SFCGは死の陰の谷から無事生還し、ロッキーの様に再びリングに戻ってきました。SFCGロッキーは再びチャンプに返り咲く事を、ここに投資家の皆様に御誓約致します。SFCGは、再びエルドラードに向ってひたすら走り続けます。投資家の皆様には、今後の我々の躍進に御期待頂きたいと考えます。


面白過ぎる。絶対に関わり合いになりたくないが。



<update>遠目に見るのもコワい会社
posted by kaoruww at 21:10| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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