2006年01月15日

北からの偽札

北朝鮮が日本円の紙幣を偽造しているというニュースがあった。

「北朝鮮が円・人民元の偽札」米前アジア上級部長示唆

米NSCの前アジア上級部長の発言。しかしこれは北朝鮮による米ドル札偽造問題に対してアメリカ政府が圧力をかけ始めてからついでのように出てきた話だ。日本語で読める記事で一連のアメリカ政府の外交圧力を早い段階で取り上げたのは、さすがにというか韓国の新聞だったようだ。

米国から相次ぐ対北朝鮮強硬発言 その背景は?(朝鮮日報)

すでにこの12月15日の記事で、マカオの「バンコ・デルタ・アジア銀行」が北朝鮮のマネーロンダリングの窓口になっていることをアメリカ政府が指摘していることを伝えている。要はここから偽札「スーパーK」が全世界にバラ撒かれている、と暴露したわけだ。

現在超厳戒態勢の下、金正日が中国を急遽訪れているのは偽ドル札による購買がほぼ停止状態に追い込まれたからではないかという観測がある。

デルタ・アジア・ファイナンシャル・グループ

しかし上記のリンク先が日本語のサイトだということが意外に感じられるのではなかろうか?こんなマイナーなマカオの金融機関がなぜ日本語サイトを作っているのかと。

実はこの銀行、日本に進出しようとしていたのだ。ここの2003/3/10に「日本での銀行業参入に意欲」とある。

そして本格的な進出を前に2001年頃、デルタアジアの日本における代表として投資顧問会社と提携した。そのことが記録としてインターネットアーカイブにあるかと思ったら、その痕跡が一ヶ所だけ残っているページしかなかった。

ここは為替証拠金取引のIB(Introducing Broker)としてお客とデルタアジアをつないでいただけで別に偽札とは関係ないはずなのだが、こうなってくると厄介な話になりかねない。財務省が動くぐらいならどうってことないが公安がらみになると非常に面倒だ。なにしろ拉致と偽円札作りが複合した話まであるのだ。これは経済問題ではないのである。

長年日本人を拉致し続け偽円札を組織的に作る国家の手先の、日本における代表をやっていたのはかなり痛い。「不運だった」で済めばいいのだが。
posted by かおる at 23:40| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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