2009年02月16日

02-16

与謝野はリーマンブラザーズが破綻した時、「蜂に刺されたようなものだ」と言った。たいしたことはない、と言いたかったらしい。するとすかさず「蚊に刺されるぐらいならたいしたことはないが、蜂に刺されたら死ぬこともある」と揚げ足を取られた。すると与謝野は「蚊ほどは軽くないという意味だ」と釈明した。さすが言葉にこだわる血筋でございますねえ棒読みという感じである。そして今日のGDP速報を受けて

与謝野経財相「戦後最悪。戦後最大の経済危機だ」(朝日)

とのこと。これが日本一経済政策に明るいと自他共に認める政治家の発言だ。今さら政治家が認識の間違いを認めて陳謝しないことや、閣僚がアル中であることに驚いてみせるほどおぼこい娘っ子ではないが、ともかく与謝野の貧乏えびすみたいな顔だけはもう見たくない。選挙に弱いのだってちゃんと理由があるのだ。あんなしょぼくれた顔を見ると誰だって気分が暗くなる。政治は政(まつりごと)であって、選挙などはまさに祭りそのものだ。あんな不景気なツラした候補者に投票したくないのは人情というものだろう。景気の「気」は気分の気という。明るい顔してりゃ自動的に景気が良くなるとは言わないが、あんな貧乏神フェイスをしょっちゅうニュースで見せられているうちは、万に一つも消費が回復することはない。更迭でも総辞職でも解散でもいいから、もう終わらせてくれよ、ほんとに。

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沸騰都市最終回。やっぱりこれまでの7回の都市と並ぶと、日本の都市を出すのは無理がある。東京は東京でおもしろいところがあるにしても、間違っても沸騰はしていない。森ビルの開発計画とか見せても大してエキサイティングではないし。なにしろ作ってるのが六本木ヒルズとかだ。なんか縁起悪そうでしょう。そういえば森ビルは港区を集中して開発してるわけだけど、与謝野の選挙区である東京一区は千代田区・港区・新宿区だ。きっと政権党の選出議員だから献金もしっかりしてるんだろう。地元の人には好かれてなくても、企業が多いから金銭的にはあまり不自由はしないのだろうな。

押井がアニメパートの監督をやるのかと思ってたらタイトル制作だけだし、実際アニメはぜんぜんおもしろくないし、ナイツの漫才も余計だしで、最終回だけ完全にはずしていた。海外ロケだけにしといたらよかったのにね。アップデート編には期待ということで。
posted by kaoruww at 23:58| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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