というわけで、今日のお昼は東京MXでやっていた阿含の星まつり(Wikipedia)の中継を見ていた。前回見たとき書いたのは2年前か。どうも建国記念日でせっかくの休みなのに、寒いから外出する決心がつかずウチでダラダラテレビのチャンネルをかえているうちに、星まつり中継に当たってしまうということらしい。なんだかな〜(阿藤快風に)。今年も阿藤快が出ていたよ。
まずは中継ブースに市川森一。へんな柄のセーターを着ていない市川先生が見られるのは阿含の星まつりだけ! いや別に市川のスーツ姿を見たいわけではないですけどな。前回は信者っぽい話し方ではあったものの確信は持てなかったが、今回は教祖と一緒にイスラエルに行ってきた話をしていたりで、もはや隠す気もないようだ。まあそこらへんは信教の自由ですけどね、という話は前回も書いたが。2年前のエントリーで「タレント」という文字にYouTubeをリンクしておいたのだが、みごとShinano Inc.さんに消されている。申し立て者の名前からどんな動画にリンクしていたかは察してほしい。よろちくびー! ヒント出しすぎである。
そのほかのゲストに斎藤慶子と元中日の田尾。田尾はなんだかわからないが、斎藤は家族関係で大変な苦しみを経験していたりで、どうも以前出た国生さゆりもそうだが、なにか独特の起用ガイドラインでもあるのかもしれない。悩み多き中年女性タレント枠みたいな。仕事のつもりで出てミイラとりがミイラにならないか、ちょっと心配である。
そして炎が燃えさかってる所からの現場リポーターが、元水泳選手の田中雅美と阿藤快。当然この人選にも意味があるのだろう。田中は水泳を引退し芸能界に転じるにあたり、ある治療をしたことを告白した。目をこする癖が原因で、腱膜性眼瞼下垂症という病気をわずらっていたのだという。まぶたを上下させる腱がまぶたから外れていて、筋肉でまぶたを動かしていたため、いつも疲れやすく、集中力が途切れがちだったのだそうだ。だから現役引退を機に手術した、とのこと。その結果、パッチリとした二重まぶたになっちゃったわけである。うむ。悪い部分を治療しただけなんだから、なんの問題もない。 集中力がいっそう求められるはずの現役時代に治療しなかった理由は謎だが、健康状態については当人にしかわからないものなのだから、それでいいのだ。なにかいろいろ抱えているものはありそうだけども。
さらに中継ブースの司会進行は有賀さつき。フリーになったはいいが所属事務所(ハロプロでおなじみのアップフロント)のトップと不倫、さらには「奥さんには悪いが彼と結婚したい」と言い出し、テレビ視聴者のマジョリティである主婦層激怒、それっきりロクな仕事がないという人。バブルの頃に一番派手に踊った女子アナだが、さすがにトシのせいか現在置かれている環境のせいか、ひどく煤けてしまった。「諸行無常」なんて言葉が頭をよぎる。しかしすごいラインナップだなあ。
ふだん新興宗教とは接点がないが、このようにU局とはいえ地上波で番組など流れると、新興宗教団体がどういう人を顧客層として想定しているのかおぼろげながらわかるような気がして、実に興味深い。今回は全国13局ネットだったが、テレビ局の経営不振はこれからさらにひどくなるだろうし、来年はもっとネット局を拡げるのではないだろうか。キー局でやったりして。なにしろテレ東など、ゴールデンタイムに堂々と再放送を流しているものな。経費削減がはなはだしい。余談だが、以前のエントリーは2ちゃんねるのその筋のスレッドに貼られ、ちょくちょく参照されたようだ。このエントリーは阿含宗自らが不特定多数の人々に見せるために地上波で流した番組を見た感想である。阿含宗のあれこれに関しては、ブルーハーツがどうとかいうことぐらいしか知らず、興味もないので特に書くことはない。
ともかく私が言いたいのは、どんな番組であってもグルメリポートと同じあのテンションで乗り切ってしまう阿藤快はたいした男である、ということだ。この世で信用できるのは阿藤快だけやで。
なにか意図があるのかしら?。
人間色々あるのは当たり前。
そんな人が宗教や、思想にたどりつくのはよくないの?
他人の批判はどうでもいいような気がするのです。
という私も模索中ですが、とにかく今の自分が一番では?
失礼しました〜
私にはそういう世界もあるのかな〜と思った放送だったので、つい…。