今日と明日、2時間づつに分けて再放送があるというので録画しておいた。先ほどVol.3をざっと見終えたので、それについて書く。あと、今回オンエアリストがHP上に見当たらない。検索で来た人もそれを探していて当ブログに漂着したらしい。書いてくれりゃいいのにね。
◇dreamの直後にGIRL NEXT DOORを流すところに妙味がある。普通ならガネスドをアイドル扱いした段階で倖田來未の時と同じように「コレのどこがアイドルだ、ふざけるな」となるが、このようにエイベックスゴリ押しユニットを並べたとたん、「いくら金かけたってこんな連中人気出ねえよ」というメッセージになる。そのメッセージしかと受け取った。いい仕事だ。
◇すでに誰もが忘れている、しかも本人たちも忘れてもらいたいホリプロの巨乳アイドルユニットNITRO(Wikipedia)。改めて優香がグラビアアイドルからタレントへというコースにおける最大の成功者だと認識した。しかし再現性がないのもまた事実で、今ホリプロがこのラインでプッシュしているのが田代さやかである。むなしい。
◇西端さおり(Wikipedia)が動いているのを初めて見た。ホリプロスカウトキャラバンでグランプリを獲ったにもかかわらず、なぜかやさぐれキャラになってしまいまるで売れずに引退。ホリプロアイドルの歩留まりの悪さを象徴する人物である。どういう形であれ、この人の姿がテレビで流れる機会は二度とないと思う。しかしどういう基準で流すPVを選んでいるのだろうか。実に意表をつくチョイスだ。
◇8月29日のエントリーで上戸彩のPVに触れ、「こういう企画で上戸彩を出すのならソロではなく、黒歴史にされているグループで出すのが筋だと思うのは私だけではないはずだ」と書いたが、そのテレパシーが通じたか今回はZ-1で登場。曲は「きめてやるサマーラブ」。実はZ-1には一人すごい人がいるのだ。しかし「マグマ大使に出てくるゴアそっくりのアイドルがいるんだ」と言っても、あなたはきっと信じないだろう。
◇MEGがmeg名義で出したインディーズ時代の曲のPVは、本人だってアイドル枠で扱われたくはないはずだ。実際ぜんぜんアイドルらしくない。むしろアナゴさんっぽい。
◇嘘かほんとか知らないが、「スリラー」が売れまくっている頃、アメリカのテレビ局はそのキング・オブ・ポップスの過去のPVを流すのを控えたのだという。気を使っていたらしい。だったら釈由美子のPVにも同じ配慮がほしい。話は変わるが今日Yahoo!のトップに釈が美容本を出すという記事が出ていた。「顔やスタイルへの重度のコンプレックスと強い強迫観念から無理なダイエットにひた走った。(略)不調は体だけでなく精神にも及び、軽度のうつ症状に悩まされ、過呼吸で何度も倒れた」とのこと。気の毒な話である。しかし「野菜食と出会い、「自然体」を心がけて心身ともに健やかになることができ」たのだという。よかった。精神的に不安定な女性が行き着く先は、マクロビオティックとエコロジーと決まっている。だれが決めたか知らないが決まっている。きっと心の平安を得ることだろう。しかしもしこれで得られなかった場合、この先はカルト宗教しか残っていない。周囲の人たちはぜひ気をつけてあげていただきたい。
主だったところはこんな感じ。明日はVol.4の再放送がある。録画に失敗していなければ感想を書くことにしよう。