小沢一郎が子分を電光石火で非公認・離党に追い込み事実上引退させたのは、久々に豪腕発揮という感じで「小沢こえー」と思ったものだが、自民は自民でおもしろい。
食品偽装問題で焼け太りみたいなポスト新設
↓
野田聖子就任
↓
野田アムウェイから金を受け取っていたのが発覚
フリ→フリ→オチというお笑いの基本形である。見事だ。よりによって消費者担当大臣がマルチって。これも民主の差し金だったり。それにしても今になって突然マルチ商法が糾弾されるとはなあ。浅尾美和の尻も叩かれるのだろうか。スパンキングの趣味はないです。
-----
ワンテンポ遅れた話題なんだが、リア・ディゾンの話。私は人目に触れる文章だからと、いつも煮えたか煮えてないんだかわからないような婉曲表現を心がけているわけだが(多少うそ)、リア・ディゾンはええで。チケットが投げ売りされているライブにやってきた数少ないファンに、ライブの最後の最後になって結婚・妊娠を発表。唖然とするファンが自分が惨めにならないようにとなんとか立ち直り「おめでとう」とリアクションすると「ムリシナイデクダサイ」、記者会見で復帰を希望し「ポイシナイデクダサイ」である。日本語が不自由なために婉曲表現いっさいなし。むしろすがすがしい。初めてリア・ディゾンに興味を持った。しかし興味を持った瞬間が別れのときであった。残念である。「どうして今出会ってしまったの?」とララァの気持ちだ。またうそをついてしまったが。
-----
スイス:UBS救済 「欧州最大の懸案」着手 公的資金「不足」の声も(毎日)
ついにUBSに資本注入キター!!といったところだが、これはまだちょっとおもしろがれる余裕がない。5300億円の注入ってそんなもんではとても…と思ったら、不良資産6兆円分をスイス政府が事実上買い上げるとのこと。しかしこれでも上記リンクのようにまだ安心できないのである。国家の経済規模よりも大きな金融機関をどう処理するかという問題は、現在苦しまぎれに金融機関の集約を進めているアメリカにも関係がある話だ。「大きすぎてつぶせない」とよく言うが、「つぶせない」という選択はその余裕があるからできることで、アイスランドのように金融機関が倒れたら政府も倒れるみたいなことが実際にあるのだ。アイスランドの事例は、スイスやアメリカの未来を先取りしているのかもしれない。さすがにアメリカの場合は政府が倒れるとかではなく、ドル暴落の形をとるのだろうけども。
「世の中には良いマルチと悪いマルチがあって・・・」
と言いながら、おもむろに洗剤を取り出して欲しかった。
それでこそマルチの女王
でもマルチって、なかなか集票には良い仕掛けかも。