2008年10月14日

ユーロ圏峠を越す(除くスイス)

前エントリー後に発表されたヨーロッパ主要3カ国の措置を記録。


英、RBSなど大手3行に公的資金注入 バークレイズは見送り(日経)

 英政府は13日、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)、HBOS、ロイズTSBの大手英銀3行の自己資本を増強するため公的資金を投入すると発表した。投入額は3行合計で最大370億ポンド(約6兆4000億円)。バークレイズは公的資金受け入れを見送り、既存株主から65億ポンドの自己資本を調達すると発表した。
バークレイズお見事。FTSEは+8.26%。


独、銀行支援に68兆円 公的資金と政府保証、仏も支援実施へ(日経)

ドイツは大連立でねじれまくってるのに立派だと思う、特にメルケルさんが。比較すること自体失礼すぎるけど、これが日本の場合、なにかの拍子にまかりまちがって社民党の憲法ばあさんが三権の長になったりするからな。おそろしい。あの時の小沢一郎には、最低限アレを総理ではなく衆院議長という名誉職にしたところにギリギリの政治的誠実さがあったのだと思いたい。今もそういった誠実さがあるのかどうかはわからないけれど。DAXは+11.40%。


3600億ユーロの金融安定化基金を設立=仏大統領(ロイター)

テレビを見てたら「我々は金融機関にギフトを与えるわけではない」みたいなことを言ってて、「おっ、かっこいいですね」という感じ。さすがに嫁が美人なだけある。それは関係ない。CAC40は+11.18%。


もちろんまだひと山もふた山もこの先あるのだが、ユーロ圏のこの動きの早さは予想外だったし、危機対応として立派なものだったと思う。

NYが終わった。ダウ30種平均は+11.09%で、76年間で最大の上げ率。東京はどうなるかなー。

というわけで、金曜日に恐怖に歯を食いしばりながら買った人はおめでとう。あの目標はかなり先だが、いいところで買えたろう。しかしもうああいう予想屋みたいなことはしない。体に悪すぎる。
posted by kaoruww at 05:14| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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