2008年09月30日

ヨーロッパ金融混乱が本格化、さらに金融安定化法案否決

週明け月曜日のメモ。

不動産のランドコムが再生法=東証2部上場、負債309億円(時事)

いちいち記録するのも面倒だ。はいはいマンデベマンデベですませたいと思う。こんなものはどうでもいい。ヨーロッパが本格的に壊れはじめた。先ほど終わった株式市場がひどい。Yahoo!ヨーロッパ株式指数。こういう下げ方は、私は見た記憶がない。一国だけではなくみんな壊れている。主だったところだけでも、

英FTSE  -269.70 (-5.30%)
独DAX  -256.42 (-4.23%)
仏CAC40  -209.90 (-5.04%)

となっており、小国はさらに下げ率が大きい。 直接的にはドイツの不動産金融会社が潰れかけていることからきたようだ。

独財務省、不動産金融ヒポ・レアルへの信用保証の提供を確認(ロイター)

350億ユーロ(512億1000万ドル)の信用保証を提供と。なかなか大きい。ランドコムの300億円なんてささやかなものだ。マンデベのことはもう忘れてあげてください。これでヒポ・レアルが73.9%の下げ。ほぼ死亡。銀行株がコメルツ銀行24.0%、ポストバンク23.9%、ドイツ銀行7.7%それぞれ下落。DAXはほぼ2年ぶりの安値というが、この程度で止まるはずもない。ヨーロッパの金融は月曜だけでも

・ベルギーなど3か国政府が、ベルギー・オランダ系金融大手フォルティスに約1.7兆円の公的資金を注入し救済
・英政府が英中堅銀行ブラッドフォード・アンド・ビングレーを国有化、一部事業をスペインのサンタンデール銀行に売却。また、同社の英国およびマン島における個人向け預金業務、支店網をアビー・ナショナルに移管と発表
・アイスランド政府が、グリトニル銀行の株式の75%を買い取り、管理下に置くと発表

というニュースがあった。ぐっちゃぐちゃである。当然ながら為替も混乱している。

ロンドン外為:ポンドが対ドルで15年で最大の下げ(ブルームバーグ)

で、ユーロはドルだけじゃなく対円でも大幅に下げていますね、と書こうとして数字の確認をしてみたら、いつの間にかNYダウが5%以上下げ、ドルが対円で2円下がっている。共和党の反対で金融安定化法案が否決されたんだと。結局はやることになるのに、ムダに傷口を拡げている。資本主義信奉者としては「国家が市場にしゃしゃり出てくるのは許さない」ぐらいなノリで否決したのだろう。バカだ。キリスト様に祈ればなにもかもうまくいくわけじゃねーんだよ。すっこんでろ。と言ったところで、現実にはこのアメリカ農村部の田吾作たちが世界の命運を決めるのである。たまらんなあ。ついでと言ってはなんですが、原油が10%以上も下落している。えーと、これはいわゆるひとつの全世界規模の信用収縮というやつではないでしょうか。ははは(溺死)。


ヨーロッパ金融機関の処理には複数の国がからむため、アメリカよりもさらに時間がかかる。以前に書いたが、最終的には先進国全体でどうにかするしかない。そして先に派手に転んだために、日本は病み上がりのくせに相対的に一番元気ということになってしまった。こうなるとカネの出し手として嫌でも中心に引っ張りだされるだろう。しかしこれを奇貨として、細かい国はいいから英独仏の巨大銀行だけにでも、日本政府経由で日系金融機関がガバッと資本を入れたりすると10年後が楽しみなのだが。しかし政府はこのタイミングで解散総選挙をやり、堂々と政治空白作りに励むようだ。なにかツースリーからのド真ん中のストレートを見送ってゲームセットみたいな勢いである。日本にカネがあるうちにやってくる最後のチャンスのように思えるのだが。

でもまあ仮に選挙がなくても、そううまく立ち回れるとも思えないし、最初から無いものねだりをしているだけなのかもしれないな。もう明け方だ。酒呑んで寝る。おやすみなさい。
posted by kaoruww at 04:14| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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