1月
正月は「お笑いウルトラクイズ」を見て大笑いしていたんだっけ。そして二日酔いで寝込んでいる。進歩のなさにあきれた。特に抜き出すエントリーはなし。
2月2日
今発売中の週刊文春に、ここで触れかけてやめたエジンバラ大学留学中の皇族の続報が載っていた。文春はなかなかしつこいようだ。一般論として薬物はこわいよ。一般論だけど。
3月1日
ここで危惧したとおり、フォーサイドドラマはなくなってしまった。当然といえば当然、無念といえば無念である。そして類家さんは復帰していない。
3月16日
音楽の反復について。
4月13日
東京の不動産バブルと村上龍の勇姿について。広告戦略の失敗に気づいたか、もうリンク先に村上の姿はない。魚拓にしておけばよかったと本気で悔やんでいる。ちなみにこのマンション、ものすごい売れ残ってるそうです。
4月19日
こちらも建築ネタ。現在のドバイの狂いっぷりがわかる動画にリンク。
5月13日
アップフロントについて書くふりをして実は森高ネタ。
5月21日
HSBCが本社ビルを売っぱらった件。その後の世界経済の展開はご存知のとおり。さすがである。買ったスペインの不動産会社はご愁傷様。
6月は特になし。
7月1日
政治家と文学について。
7月10日
CBOT争奪戦についに決着がついた時のエントリー。この巨大取引所の誕生により、新たな対抗軸も生まれつつある。
7月20日
悪夢を見た話。マジでトラウマになった。
7月21日
中田氏ビデオの件。これ元ネタについてぜんぜん話題にならなかったなあ。最近ではすっかり「旅人(笑)」みたいな扱いになってるし。やっぱりスポーツ選手は現役時代がピークですね。
7月30日
ニコチン中毒について。
8月28日
FXの奇妙な税制が温存されている理由。
9月25日
インフォテリアの業績下方修正と、IT労務者様のモラルについて。
10月30日
NOVAの持つ怪しげな財団について。
11月17日
コンビニ菓子やらチョコレートやら。
11月19日
ドトールは大丈夫じゃねの件。
12月7日
外食産業のバイトと、ケータイ小説的想像力について。
12月11日
ここから3回連続で吉野家の「どん」買収について。これを書いてから数週間後に公になるのかと思ったら、翌日には日経にすっぱぬかれてしまい拍子抜けした。
12月17日
メガネはいたわってあげましょうの件。
12月24日
ドグラ・マグラを読むコツについて。当blogにしては極めて例外的な、実用的(かもしれない)エントリーなのだが、やはりこの作品を読む人自体少ないので、いつもと同じく非実用的な気もする。
おおよそこんなところでしょうか。
2007年12月31日
こんな大晦日ですがなにか
呑みすぎた。いつもは芋焼酎の水割りばかりなのだが、「年末だし」ということで、バーボンとソーダを昨日買っていたのだ。深夜にダラダラテレビを見ていたら、結局ボトルを4割がた呑んでしまった。3分の1だけでも軽く残って不快だというのに。
で、4時間半ほどして目が覚めたら二日酔いである。思い出した。なぜバーボンソーダばかり呑んでいたのに芋焼酎に切り替えたかを。ソーダは口当たりがよすぎていつも呑みすぎてしまうからだった。学習能力がないのは酒呑み一般にいえることなのか、私だけの問題なのか、よくわからない。
特効薬などないので、水を大量に飲み、じっくり風呂に入るが、変化がない。食事をしたら変に生あくびが出て、なんだか妙な感じである。そのままふとんをかぶっていたら寝てしまった。途中玄関のチャイムが鳴ったが、大晦日に襲来するものなど悲劇の使者にちがいないと判断し、そのまま寝続ける。一度起きたが、まだ頭が痛い。こんなに天気のいい大晦日は珍しい。玄関のバリケードをどけて散歩に行こうかと思うほど素晴らしい青空だ。でも痛い。しばらくゴロゴロしていたら、また寝てしまい、結局合計4時間寝た。目覚めたのは午後5時、ついに二日酔いから開放された。長い戦いだった。
というかもう暗いではないか。この大晦日の台無しっぷり。でも寝たい時に好きなだけ寝て、誰にも文句を言われないというのはなんて幸せなのかしら、と思う。体調がよくなるとわかりやすくポジティブになる。
元気になったので、昨日の夜から作っていた鶏ハムを切る。久々なためか塩気が足りない。あとでソース作ってつけりゃいいや、ということにして、スープ作りへ。スープを沸騰させるとけっこうアクが出るのでしっかり取り、戻したワカメと椎茸を投入。玉子を溶いて流し入れ、ねぎを散らして完成。ああ、呑みすぎた体に沁みます。
午後6時、朝刊を取ってくる。年末年始はデタラメでいいなあ。吉祥寺の献血センタータキオンからハガキがきていた。献血のお願いだ。ここのところ毎年複数回献血に行っていたのに、今年はついに一度も行かなかった。何度か行こうとしたのだが、いつも「また今度」と先送りし、結局行かずじまいになった。来年は例年以上に行くことを固く決意する。
新聞を読んだりネットをいじってたりしたら腹が減ってきた。生そばを茹で、今日外出しないですむように昨日買っておいた海老のかき揚げをのせて食べる。あれ、もう紅白やってるんだっけ、とテレビをつけてみると、ハロプロ勢が歌っていた。始まったばかりらしい。だが1分ほどで美川憲一というテロップが出てきたので、本人が出る前にあわててチャンネルを変える。まだ回復途上だからダメージが大きそうだ。
そして現在に至る。今年のエントリーの総集編も、今年中に別エントリーで書くつもりだったのだが、どうやら年が明けてからになりそうだ。総集編なので今日の日付けでupします。では、よいお年を。
で、4時間半ほどして目が覚めたら二日酔いである。思い出した。なぜバーボンソーダばかり呑んでいたのに芋焼酎に切り替えたかを。ソーダは口当たりがよすぎていつも呑みすぎてしまうからだった。学習能力がないのは酒呑み一般にいえることなのか、私だけの問題なのか、よくわからない。
特効薬などないので、水を大量に飲み、じっくり風呂に入るが、変化がない。食事をしたら変に生あくびが出て、なんだか妙な感じである。そのままふとんをかぶっていたら寝てしまった。途中玄関のチャイムが鳴ったが、大晦日に襲来するものなど悲劇の使者にちがいないと判断し、そのまま寝続ける。一度起きたが、まだ頭が痛い。こんなに天気のいい大晦日は珍しい。玄関のバリケードをどけて散歩に行こうかと思うほど素晴らしい青空だ。でも痛い。しばらくゴロゴロしていたら、また寝てしまい、結局合計4時間寝た。目覚めたのは午後5時、ついに二日酔いから開放された。長い戦いだった。
というかもう暗いではないか。この大晦日の台無しっぷり。でも寝たい時に好きなだけ寝て、誰にも文句を言われないというのはなんて幸せなのかしら、と思う。体調がよくなるとわかりやすくポジティブになる。
元気になったので、昨日の夜から作っていた鶏ハムを切る。久々なためか塩気が足りない。あとでソース作ってつけりゃいいや、ということにして、スープ作りへ。スープを沸騰させるとけっこうアクが出るのでしっかり取り、戻したワカメと椎茸を投入。玉子を溶いて流し入れ、ねぎを散らして完成。ああ、呑みすぎた体に沁みます。
午後6時、朝刊を取ってくる。年末年始はデタラメでいいなあ。吉祥寺の献血センタータキオンからハガキがきていた。献血のお願いだ。ここのところ毎年複数回献血に行っていたのに、今年はついに一度も行かなかった。何度か行こうとしたのだが、いつも「また今度」と先送りし、結局行かずじまいになった。来年は例年以上に行くことを固く決意する。
新聞を読んだりネットをいじってたりしたら腹が減ってきた。生そばを茹で、今日外出しないですむように昨日買っておいた海老のかき揚げをのせて食べる。あれ、もう紅白やってるんだっけ、とテレビをつけてみると、ハロプロ勢が歌っていた。始まったばかりらしい。だが1分ほどで美川憲一というテロップが出てきたので、本人が出る前にあわててチャンネルを変える。まだ回復途上だからダメージが大きそうだ。
そして現在に至る。今年のエントリーの総集編も、今年中に別エントリーで書くつもりだったのだが、どうやら年が明けてからになりそうだ。総集編なので今日の日付けでupします。では、よいお年を。
2007年12月30日
ようやく年末気分に
終わった、なにもかも終わったよ……
そういうわけでもう年内はやることなにもなし。予定がないってすばらしい開放感だ。昼間にスーパーに行ってきて、もうたぶん買い物はしないで済むだろう。アクシデントさえなければ、このままウチを出ずに年を越せるはずだ。やったー。でもまだ油断はしていない。とりあえず、電話がかかってきても出ないことは決意した。玄関にバリケードでも作りたい気分だ。
11月から更新が減っていたが、なんとなく気が楽になったので今日明日は何回か更新する予定。しばらく日記を書いていなかったのでまずはそれから。もっともウチの中のことだけだが。
13時、キャベツとベーコンのパスタを作る。最近アネージのロングパスタに落ち着いた。これはうまい。ソースはいつものキューピーパスタのためのオイルソース オリーブオイル&アンチョビー。これがもう最高にうまくできてしまい、今日は調子がいいようだと確信を持つ。いきおいに乗りポトフ作りに取りかかる。
といっても初めて作るのだが、前にレシピを見たら皮をむいた丸のままの野菜をボカンボカン鍋に入れて長く煮込むだけだったような気がする。ネットで確認してみたら、いろんなやり方はあるが本当にただ煮込むだけでいいみたいだ。小ぶりのじゃがいも5つは切らず、かぶ2個は半分、にんじん1本はゴロンと乱切り、意外なことに長ねぎも入れるらしく1本を7センチほどに。これをベーコン5枚とにんにく一かけを炒めたところに投入、水を大鍋にひたひたになるまで入れる。消費期限が残念なローリエがあるが、香り付けをするだけで食べるわけじゃなし、ということで自己責任で投入。最初アク取りをして、その後極弱火で放置。
1年ぶりぐらいに鶏ハムを作ってみたくなり、先ほどスーパーで買ってきた鶏ムネ肉を下ごしらえする。塩を大さじ1杯強すり込み、黒コショウとオールスパイスを振りかけ、さっき使わなかった長ねぎの青い部分と共にビニール袋に入れ、空気が入らないようにしながら口をしばる。これは今日の夜、塩を軽く水で流してから沸騰したお湯に3分ほど入れ、火を消してそのまま朝まで放置する。これで鶏ハムとかなりいいスープができる。スープはわかめと玉子を入れて朝食にする予定。
1時間半煮込んだので、塩コショウでポトフの味を決める。どうもベーコン5枚ではダシが足りないようで、コンソメキューブを1つ投入。しばらくして味見をしていたら本格的に食べたくなってしまい、予定より少し早いが皿によそる。うむむ。こっこここれはうまい。見事だ。けっこういっぱい作ってしまったが、明日中にはなくなるだろう。
これからの夕飯は炊きたてのご飯に、このポトフと豚肉とアスパラの沙茶醤炒めをメインとする。まあCook Doなわけだが。スパイスミックスなどをうまく利用すると、単調になりがちな食卓にも変化が生まれますねと料理の先生みたいなことを言って終わりたいと思う。久々の料理でストレスが大いに解消されたようだ。以上。
-----
まだあった。今日の23時59分からTBS系で「2007プロ野球・戦力外通告 クビを宣告された男達」が放送される。プロ野球をすっかり見なくなってしまった私にとって、ペナントレースも日本シリーズもWBCも、この番組を作るためだけに存在しているといっても過言ではない。出てくる選手はぜんぜん知らんが、今年もおもしろい番組になっていることだろう。おすすめ。
そういうわけでもう年内はやることなにもなし。予定がないってすばらしい開放感だ。昼間にスーパーに行ってきて、もうたぶん買い物はしないで済むだろう。アクシデントさえなければ、このままウチを出ずに年を越せるはずだ。やったー。でもまだ油断はしていない。とりあえず、電話がかかってきても出ないことは決意した。玄関にバリケードでも作りたい気分だ。
11月から更新が減っていたが、なんとなく気が楽になったので今日明日は何回か更新する予定。しばらく日記を書いていなかったのでまずはそれから。もっともウチの中のことだけだが。
13時、キャベツとベーコンのパスタを作る。最近アネージのロングパスタに落ち着いた。これはうまい。ソースはいつものキューピーパスタのためのオイルソース オリーブオイル&アンチョビー。これがもう最高にうまくできてしまい、今日は調子がいいようだと確信を持つ。いきおいに乗りポトフ作りに取りかかる。
といっても初めて作るのだが、前にレシピを見たら皮をむいた丸のままの野菜をボカンボカン鍋に入れて長く煮込むだけだったような気がする。ネットで確認してみたら、いろんなやり方はあるが本当にただ煮込むだけでいいみたいだ。小ぶりのじゃがいも5つは切らず、かぶ2個は半分、にんじん1本はゴロンと乱切り、意外なことに長ねぎも入れるらしく1本を7センチほどに。これをベーコン5枚とにんにく一かけを炒めたところに投入、水を大鍋にひたひたになるまで入れる。消費期限が残念なローリエがあるが、香り付けをするだけで食べるわけじゃなし、ということで自己責任で投入。最初アク取りをして、その後極弱火で放置。
1年ぶりぐらいに鶏ハムを作ってみたくなり、先ほどスーパーで買ってきた鶏ムネ肉を下ごしらえする。塩を大さじ1杯強すり込み、黒コショウとオールスパイスを振りかけ、さっき使わなかった長ねぎの青い部分と共にビニール袋に入れ、空気が入らないようにしながら口をしばる。これは今日の夜、塩を軽く水で流してから沸騰したお湯に3分ほど入れ、火を消してそのまま朝まで放置する。これで鶏ハムとかなりいいスープができる。スープはわかめと玉子を入れて朝食にする予定。
1時間半煮込んだので、塩コショウでポトフの味を決める。どうもベーコン5枚ではダシが足りないようで、コンソメキューブを1つ投入。しばらくして味見をしていたら本格的に食べたくなってしまい、予定より少し早いが皿によそる。うむむ。こっこここれはうまい。見事だ。けっこういっぱい作ってしまったが、明日中にはなくなるだろう。
これからの夕飯は炊きたてのご飯に、このポトフと豚肉とアスパラの沙茶醤炒めをメインとする。まあCook Doなわけだが。スパイスミックスなどをうまく利用すると、単調になりがちな食卓にも変化が生まれますねと料理の先生みたいなことを言って終わりたいと思う。久々の料理でストレスが大いに解消されたようだ。以上。
-----
まだあった。今日の23時59分からTBS系で「2007プロ野球・戦力外通告 クビを宣告された男達」が放送される。プロ野球をすっかり見なくなってしまった私にとって、ペナントレースも日本シリーズもWBCも、この番組を作るためだけに存在しているといっても過言ではない。出てくる選手はぜんぜん知らんが、今年もおもしろい番組になっていることだろう。おすすめ。
2007年12月28日
旧フォルクスの価格決定など
吉野家HD、どんの筆頭株主に・08年2月、34.85%出資(日経)
14日のエントリーの結果が出た。この第三者割当の価格が100円。焼肉屋さかいの時と同じ額だ。創業家からの買い取り価格もほぼ同じだろう。吉野家がつっぱり通したようだ。しかし今日、どんの株価は21円安の470円で終了。これでは暴落とはいえない。今日もまた買った人がいたわけで、何を思って買っているのかはまったくの謎だ。
-----
ミスタードーナツ値上げ、ダスキンが17年ぶり・9品目、平均8%
とりあえず「ミスドのくせに」と言わざるをえない。「高付加価値路線への転換も進める」とか書いてあるが、不祥事連発企業がそんな路線を客に受け入れてもらえると思っているのが異様だ。
そういえばちょっと前だがこんなニュースもあった。
和民VS魚民 ドロドロの争いが再び勃発(アメーバニュース)
こちらは「モンテローザのくせに」。もはや伝統の息吹さえ感じる逆ギレ芸である。
<関連>白木屋・魚民で飲まない会
14日のエントリーの結果が出た。この第三者割当の価格が100円。焼肉屋さかいの時と同じ額だ。創業家からの買い取り価格もほぼ同じだろう。吉野家がつっぱり通したようだ。しかし今日、どんの株価は21円安の470円で終了。これでは暴落とはいえない。今日もまた買った人がいたわけで、何を思って買っているのかはまったくの謎だ。
-----
ミスタードーナツ値上げ、ダスキンが17年ぶり・9品目、平均8%
とりあえず「ミスドのくせに」と言わざるをえない。「高付加価値路線への転換も進める」とか書いてあるが、不祥事連発企業がそんな路線を客に受け入れてもらえると思っているのが異様だ。
そういえばちょっと前だがこんなニュースもあった。
和民VS魚民 ドロドロの争いが再び勃発(アメーバニュース)
こちらは「モンテローザのくせに」。もはや伝統の息吹さえ感じる逆ギレ芸である。
<関連>白木屋・魚民で飲まない会
2007年12月26日
外食小ネタ・Perfume
船場吉兆、無免許で梅酒を製造・販売 国税当局が指摘(朝日新聞)
また船場吉兆かと思って読んでみたら、料理人が梅酒を作って食前酒に出してたのが違法と。これ厳密に適用したら、かなりの日本料理屋が引っかかると思うなー。ほんとに取り締まるのか?どさくさにまぎれて国税庁焼け太りというか。
-----
マクドナルドはマックラップを100万人にタダでバラまくという大規模なキャンペーンをやっていたのだが、これはやっぱり売れなかったからだろうなあ。これからは日本人がタコスを受け入れない理由は「よくわからない」から「マクドナルドで出したやつがまずかったから」ということになるのかもしれない。もうそれでいいよ。
-----
で、来期からサイゼリヤはようやくイート・ランのチェーン展開をはじめるようだ。中央線沿線優先でお願いしたい。
<追記>どっかからきた人へ。この来期というのは08年のことではなく、09年度のことです。いつまで実験してるんだと。遅いよねえ。
-----
備忘として書いておこうと思ったのに忘れていた。フレッシュネスバーガーを展開するフレッシュネスがユニマットキャラバンに買収されたことは書いたが、その価格がのちに明らかになった。58.09%を買収し、価格は2億4000万円。赤字とはいえ直営37店舗、FC160店舗(海外21店舗を含む)を展開する会社の値段がコレ。侘しい話である。
-----
いちおうお約束ということで、Perfumeの新曲。
Baby Cruising Love
今回はロボット色を薄め、人間が歌っているように見える。のっちにはメガネはかけてほしくないなあ。前からそう思っていた。ほんとにやめてほしい。これをまんじゅうこわいといいます。
また船場吉兆かと思って読んでみたら、料理人が梅酒を作って食前酒に出してたのが違法と。これ厳密に適用したら、かなりの日本料理屋が引っかかると思うなー。ほんとに取り締まるのか?どさくさにまぎれて国税庁焼け太りというか。
-----
マクドナルドはマックラップを100万人にタダでバラまくという大規模なキャンペーンをやっていたのだが、これはやっぱり売れなかったからだろうなあ。これからは日本人がタコスを受け入れない理由は「よくわからない」から「マクドナルドで出したやつがまずかったから」ということになるのかもしれない。もうそれでいいよ。
-----
で、来期からサイゼリヤはようやくイート・ランのチェーン展開をはじめるようだ。中央線沿線優先でお願いしたい。
<追記>どっかからきた人へ。この来期というのは08年のことではなく、09年度のことです。いつまで実験してるんだと。遅いよねえ。
-----
備忘として書いておこうと思ったのに忘れていた。フレッシュネスバーガーを展開するフレッシュネスがユニマットキャラバンに買収されたことは書いたが、その価格がのちに明らかになった。58.09%を買収し、価格は2億4000万円。赤字とはいえ直営37店舗、FC160店舗(海外21店舗を含む)を展開する会社の値段がコレ。侘しい話である。
-----
いちおうお約束ということで、Perfumeの新曲。
Baby Cruising Love
今回はロボット色を薄め、人間が歌っているように見える。のっちにはメガネはかけてほしくないなあ。前からそう思っていた。ほんとにやめてほしい。これをまんじゅうこわいといいます。
2007年12月24日
ドグラ・マグラを読むコツ
今日、青空文庫で夢野久作の「ドグラ・マグラ」が公開された。ボランティアの皆さんの何年にもわたる地道な作業がついに陽の目を見たわけで、心からおめでとうと申し上げます。そしてお疲れさま、ありがとう、と。
夢野久作 「ドグラ・マグラ」(青空文庫)
さて、ご挨拶はこれぐらいにして問題に対処せねばならない。どうすれば「ドグラ・マグラ」を読み通すことができるのか、という厄介な問題にだ。ただでさえこの作品は長いのだから、読み方のヒントまで長くするわけにはいかない。簡潔に書こう。
「ドグラ・マグラ」はエンターテイメントである
これほど怪しげな噂にまみれた作品もない。いわく「日本三大奇書のひとつ」、いわく「これを読むと気が狂う」等々。こういう噂を聞けばどんな難解な作品かと身構えたくなるが、実際には難しい作品ではない。むしろ親切なぐらいにエンターテイメント寄りの造りになっている。この手の評価におそれをなして最初から読むのをあきらめるのはバカバカしいことだ。読めばちゃんとわかる。本当だ。ただ、400字詰め原稿用紙で1200枚という長文な上に、構成に特徴があるので挫折しやすいだけなのだ。長さに関してはともかく、あらかじめ構成を知っておくだけでかなり読みやすくなる。
「ドグラ・マグラ」の構成の特徴
まず普通の小説同様、地の文から始まる。しかししばらく読んでいると、いきなり「チャカポコチャカポコ」と奇妙な文章が出てくる。せっかく読む気になった読者の少なからぬ人がここで挫折するようだ。一体なんなんだこれは、と。おおよそでも全体の構成を知り、この部分を読むコツを知っていれば、一気に作品世界に入っていけるだろう。作品の構成はこうなっている。
@地の文
Aキチガイ地獄外道祭文
B地球表面は狂人の一大解放治療場
C絶対探偵小説 脳髄は物を考える処に非ず =正木博士の学位論文内容=
D胎児の夢
E空前絶後の遺言書 大正十五年十月十九日夜 キチガイ博士手記
F地の文
「ドグラ・マグラ」の構成の特徴は、A〜Eまでが主人公が読む書類のファイルで、それを読者が主人公と同じ立場で読むというところだ。地の文と地の文のあいだ、作品のおよそ半分を占めるこの膨大なファイルの始まりがAの「チャカポコチャカポコ」の部分なのだ。だから「しばらくは資料を読み続けるのだ」ということがわかっていれば、戸惑いも少なくなるだろう。
ラップとして読め!
Aの「キチガイ地獄外道祭文」は、この物語の真の主役ともいえる九州帝国大学医学部の正木教授が、世の精神医学への無理解や精神病院における患者への虐待などを告発するために路上で行ったパフォーマンスの内容を、パンフレットにしたものである。これを普通の文章だと思って読むとひどく読みにくい。冒頭部分を引用する。
歌詞は基本的に7・7・7…と7文字で進行する。ラップを歌うように足でリズムをとるもよし、右手のマウスでスクロールしているのなら、左手で机を叩くもよし。まわりに人がいなければ声を出してもいいし、なんなら「YO!」「チェケラ!」などの合いの手を入れるのもいいだろう。ともかくこれは歌である。普通の文章として読んではいけない。
わからないところはほどほどに
「空前絶後の遺言書」の中に「青黛山如月寺縁起(せいたいざんにょげつじえんぎ)」というのが出てくる。冒頭部分を引用する。
まとめ
「読者は主人公と同じ立場で資料を読む」、「作品の約半分はその資料」、「部分的にわからなくても神経質にならない」。これがドグラ・マグラを読むポイントだろうか。もっとも一番重要なコツは、青空文庫ビューワーなどを利用して縦書きに直して読むことかもしれない。これを横書きのまま全文読める人っているのだろうか?でも最近はケータイを使って親指だけで小説を書いてしまう豪の者もいるらしいしな。あんがい読める人もいるのかも。
最後に、私の持っている東京創元社刊・日本探偵小説全集4 夢野久作集に収められた、久作の息子である杉山龍丸氏の文章から引用する。
本で読んでみたいが、一番手に入りやすい角川文庫版の表紙絵が、上下巻ともにあまりにもあんまりでレジに持っていけないというシャイボーイやシャイガールもいるらしい。気持ちはわかる。そういう人は通販ならどうか、とアフィリエイトリンク付きで紹介しておく。エヘヘヘヘ……イヒヒヒヒ……オホホホホ……
おまけ
「横書きだろうが縦書きだろうがそんな長いもん読むほどヒマじゃねーんだよ」という声が聞こえてくるようだ。まったく世話が焼ける。わかった。夢野久作は短編の名手としても知られている。400字詰め原稿用紙で15枚ぽっちの短編を紹介しよう。江戸川乱歩も感心したという、倒叙法を効果的に使った作品だ。
夢野久作 「瓶詰地獄」
本来は「瓶詰の地獄」というタイトルだったのだが、いつのまにか間違った表記が定着してしまったらしい。「妹萌え〜」とか言ってるような連中だけが喜ぶような作品ではない。社会や宗教が生まれる以前の、人間の原罪に迫る物語だ。
しかし天気のいいクリスマスイブに、こんな「キチガイ」を連発するエントリーを書いているのは、なにか根本的に人生が間違ってるような気がする。まあ細かいことは気にしないことにしよう。メリークリスマス。
夢野久作 「ドグラ・マグラ」(青空文庫)
さて、ご挨拶はこれぐらいにして問題に対処せねばならない。どうすれば「ドグラ・マグラ」を読み通すことができるのか、という厄介な問題にだ。ただでさえこの作品は長いのだから、読み方のヒントまで長くするわけにはいかない。簡潔に書こう。
「ドグラ・マグラ」はエンターテイメントである
これほど怪しげな噂にまみれた作品もない。いわく「日本三大奇書のひとつ」、いわく「これを読むと気が狂う」等々。こういう噂を聞けばどんな難解な作品かと身構えたくなるが、実際には難しい作品ではない。むしろ親切なぐらいにエンターテイメント寄りの造りになっている。この手の評価におそれをなして最初から読むのをあきらめるのはバカバカしいことだ。読めばちゃんとわかる。本当だ。ただ、400字詰め原稿用紙で1200枚という長文な上に、構成に特徴があるので挫折しやすいだけなのだ。長さに関してはともかく、あらかじめ構成を知っておくだけでかなり読みやすくなる。
「ドグラ・マグラ」の構成の特徴
まず普通の小説同様、地の文から始まる。しかししばらく読んでいると、いきなり「チャカポコチャカポコ」と奇妙な文章が出てくる。せっかく読む気になった読者の少なからぬ人がここで挫折するようだ。一体なんなんだこれは、と。おおよそでも全体の構成を知り、この部分を読むコツを知っていれば、一気に作品世界に入っていけるだろう。作品の構成はこうなっている。
@地の文
Aキチガイ地獄外道祭文
B地球表面は狂人の一大解放治療場
C絶対探偵小説 脳髄は物を考える処に非ず =正木博士の学位論文内容=
D胎児の夢
E空前絶後の遺言書 大正十五年十月十九日夜 キチガイ博士手記
F地の文
「ドグラ・マグラ」の構成の特徴は、A〜Eまでが主人公が読む書類のファイルで、それを読者が主人公と同じ立場で読むというところだ。地の文と地の文のあいだ、作品のおよそ半分を占めるこの膨大なファイルの始まりがAの「チャカポコチャカポコ」の部分なのだ。だから「しばらくは資料を読み続けるのだ」ということがわかっていれば、戸惑いも少なくなるだろう。
ラップとして読め!
Aの「キチガイ地獄外道祭文」は、この物語の真の主役ともいえる九州帝国大学医学部の正木教授が、世の精神医学への無理解や精神病院における患者への虐待などを告発するために路上で行ったパフォーマンスの内容を、パンフレットにしたものである。これを普通の文章だと思って読むとひどく読みにくい。冒頭部分を引用する。
▼ああア――アア――あああ。右や左の御方様(おんかたさま)へ。旦那御新造(ごしんぞ)、紳士や淑女、お年寄がた、お若いお方。お立ち会い衆の皆さん諸君。トントその後は御無沙汰ばっかり。なぞと云うたらビックリなさる。なさる筈だよ三千世界が。出来ぬ前から御無沙汰続きじゃ。きょうが初めてこの道傍(みちばた)に。まかり出(い)でたるキチガイ坊主……スカラカ、チャカポコ。チャカポコチャカポコ……これを文章だと思ってはいけない。歌詞なのだ。路上に立つパフォーマーが、医学界という権威への怒りを、虐げられる人たちへの同情を、通りすがりの人の足を止めて聞かせるプロテストソングなのである。
歌詞は基本的に7・7・7…と7文字で進行する。ラップを歌うように足でリズムをとるもよし、右手のマウスでスクロールしているのなら、左手で机を叩くもよし。まわりに人がいなければ声を出してもいいし、なんなら「YO!」「チェケラ!」などの合いの手を入れるのもいいだろう。ともかくこれは歌である。普通の文章として読んではいけない。
わからないところはほどほどに
「空前絶後の遺言書」の中に「青黛山如月寺縁起(せいたいざんにょげつじえんぎ)」というのが出てくる。冒頭部分を引用する。
晨(あした)に金光を鏤(ちりば)めし満目(まんもく)の雪、夕(ゆうべ)には濁水(じょくすい)と化(け)して河海(かかい)に落滅す。今宵(こんしょう)銀燭を列(つら)ねし栄耀(えいよう)の花、暁には塵芥(じんかい)となつて泥土に委(い)す。三界は波上の紋(もん)、一生は空裡(くうり)の虹とかや。況(いわ)んや一旦の悪因縁を結んで念々に解きやらず。生きては地獄の転変に堕在し、叫喚鬼畜の相を現(げん)し、死しては悪果を子孫に伝へて業報(ごっぽう)永劫の苛責に狂はしむ。その懼怖(くふ)、その苦患(くげん)、何にたとへ、何にたくらべむ。こんな調子でけっこう長く続く。もちろんがんばって読んでもいいが、実のところさらっと読み飛ばしてもかまわない。ここに限らず、なんとなく「そういう雰囲気」をつかめばよいので、あまり神経質にならないことだ。
まとめ
「読者は主人公と同じ立場で資料を読む」、「作品の約半分はその資料」、「部分的にわからなくても神経質にならない」。これがドグラ・マグラを読むポイントだろうか。もっとも一番重要なコツは、青空文庫ビューワーなどを利用して縦書きに直して読むことかもしれない。これを横書きのまま全文読める人っているのだろうか?でも最近はケータイを使って親指だけで小説を書いてしまう豪の者もいるらしいしな。あんがい読める人もいるのかも。
最後に、私の持っている東京創元社刊・日本探偵小説全集4 夢野久作集に収められた、久作の息子である杉山龍丸氏の文章から引用する。
この初版本を私に渡すとき、彼はこう云った。
「龍丸、とうとう俺は、世界一の長編探偵小説を書くことができた。おそらく、世界の傑作となるだろう」
私はたしか、丸二日間、この本に没頭した。三回くらいは読み返したろう。
「お父さま、判ったよ。初めのブーンから終わりのブーンまで自分という人間が何であるかということを書いたもんじゃろう。二重、三重、いろいろのものにとらわれている人間というもの、人間の意識、そのとらわれているものを除いての人間とは何か、が書いてあるとじゃろう」
こう云うと、夢野久作は
「なんや、おまえも判ったか?」
と、がっかりしている。
「お父さま、それでも、この阿呆陀羅経は長すぎるよ」
と云うと、母が、
「お父さまの小説は、一般の読者が泣いたり笑ったりするものでない、理屈の多かっちゃん」
と云うのを聞いて、閉口したような顔で立っていた父の姿が、今も眼に残っている。
本で読んでみたいが、一番手に入りやすい角川文庫版の表紙絵が、上下巻ともにあまりにもあんまりでレジに持っていけないというシャイボーイやシャイガールもいるらしい。気持ちはわかる。そういう人は通販ならどうか、とアフィリエイトリンク付きで紹介しておく。エヘヘヘヘ……イヒヒヒヒ……オホホホホ……
![]() | ドグラ・マグラ (上) 夢野 久作 角川書店 1976-10 売り上げランキング : 1258 おすすめ平均 ![]() Amazonで詳しく見る by G-Tools |
おまけ
「横書きだろうが縦書きだろうがそんな長いもん読むほどヒマじゃねーんだよ」という声が聞こえてくるようだ。まったく世話が焼ける。わかった。夢野久作は短編の名手としても知られている。400字詰め原稿用紙で15枚ぽっちの短編を紹介しよう。江戸川乱歩も感心したという、倒叙法を効果的に使った作品だ。
夢野久作 「瓶詰地獄」
本来は「瓶詰の地獄」というタイトルだったのだが、いつのまにか間違った表記が定着してしまったらしい。「妹萌え〜」とか言ってるような連中だけが喜ぶような作品ではない。社会や宗教が生まれる以前の、人間の原罪に迫る物語だ。
しかし天気のいいクリスマスイブに、こんな「キチガイ」を連発するエントリーを書いているのは、なにか根本的に人生が間違ってるような気がする。まあ細かいことは気にしないことにしよう。メリークリスマス。
2007年12月22日
舟唄ビューティー・ハゲタカ再々々放送
きのう本屋に行ったら「紀香バディ!」と並べてこんなのが置いてあった。
衝撃→爆笑→畏怖を一瞬で味わわされたぜ…
怖くて手にとって中を見ることはできなかった。装丁だけでここまでビビらせるのはたいしたものだ。
-----
「ハゲタカ」が国際番組コンクール・イタリア賞受賞を記念して、今日から2話づつ3日連続放送。NHK総合で16時から。直前の告知でナンだが、たぶんこれが最後の放送だと思うのでまだの人はぜひ。おもしろいよ。再々々放送ってのがすごい。
衝撃→爆笑→畏怖を一瞬で味わわされたぜ…
| 舟歌ビューティー | |
![]() | 八代 亜紀 アスコム 2007-12-18 売り上げランキング : 8650 おすすめ平均 ![]() しみじみ読む本 爆笑では終わらせない凄い迫力Amazonで詳しく見る by G-Tools |
怖くて手にとって中を見ることはできなかった。装丁だけでここまでビビらせるのはたいしたものだ。
-----
「ハゲタカ」が国際番組コンクール・イタリア賞受賞を記念して、今日から2話づつ3日連続放送。NHK総合で16時から。直前の告知でナンだが、たぶんこれが最後の放送だと思うのでまだの人はぜひ。おもしろいよ。再々々放送ってのがすごい。
2007年12月21日
横書きで夢野久作
青空文庫で「ドグラ・マグラ」がついに公開決定 (ニュー速クオリティ)
よりによってこんなものをクリスマスイブに公開するとは。118の「縦書きでもアレなのに、横書きでチャカポコなんか読めるわけがない」というのはまったく同意。「外道ーゥ祭文ーンン、キチィーガァーイィー地ィィ獄ゥーーー」とか、適当に横書きで書いてみたがやっぱり読めない。というか読みたくない。
「氷の涯」が現在入力中とのことで、こういう作品が陽の目を見るのはとてもよいことだと思う。最近もまたパラパラ読んでみたが、やっぱり面白い。こちらが夢野久作作品リスト。150作品もupされている。入力ボランティアの人はえらいわー。
好きな作品のひとつに「少女地獄」所収の「火星の女」があるが(3つの作品でひとつの作品集になっている。火星の女は下三分の一あたりから。主人公がまわりから冷ややかな眼で見られる背の高い優秀な陸上選手で、のちに新聞記者になってと、モデルがあからさまに人見絹枝(Wikipedia)なんだが問題にならなかったのだろうか)、横書きでチャレンジしてみてください。
よりによってこんなものをクリスマスイブに公開するとは。118の「縦書きでもアレなのに、横書きでチャカポコなんか読めるわけがない」というのはまったく同意。「外道ーゥ祭文ーンン、キチィーガァーイィー地ィィ獄ゥーーー」とか、適当に横書きで書いてみたがやっぱり読めない。というか読みたくない。
「氷の涯」が現在入力中とのことで、こういう作品が陽の目を見るのはとてもよいことだと思う。最近もまたパラパラ読んでみたが、やっぱり面白い。こちらが夢野久作作品リスト。150作品もupされている。入力ボランティアの人はえらいわー。
好きな作品のひとつに「少女地獄」所収の「火星の女」があるが(3つの作品でひとつの作品集になっている。火星の女は下三分の一あたりから。主人公がまわりから冷ややかな眼で見られる背の高い優秀な陸上選手で、のちに新聞記者になってと、モデルがあからさまに人見絹枝(Wikipedia)なんだが問題にならなかったのだろうか)、横書きでチャレンジしてみてください。
「ホホホホホ……オホホホホホホ……私が誰だか、おわかりになりまして……?……校長先生……殿宮さん……川村さん……火星の女ですよ……オホホホホホホホホ……イヒヒヒヒヒヒヒヒ……アハハハハハハハハ……」よ、読みにくい……
2007年12月20日
チェーン店は合理的な理由もなしに消えたりしませんよー
はてブを見たら、珍しく外食産業がらみの人気エントリーがあった。食いつくと思ったでしょ!はい、ぱっくり食いつきます。
ポータル的な外食産業は消えてブログ的な「街の喫茶店」が復活する(アンカテ)
読んでもらえば話が早いが、簡単にまとめると
結論から言うと、@についてはそういう見方もできる、Aは部分的にはすでに実現しているが、経営のマッシュアップ化が大規模に導入される店などコストが高くて立ち行かない、Bについてはあらあらといったところ。その説明を。
@については最近の馬鹿バイトが登場する以前に、これ以上ない最悪の形でチェーン全体が不祥事によってガタガタになったケースが今年あった。吉野家だのKFCどころではない。ペッパーランチだ。ここまでひどい不祥事はそう起こらないにせよ、ブランドを一つにしぼると不祥事以外にも時流の変化に対応できないなどリスクが大きいので、ブランドを分散しようという動きはすでにある。外食ではヘラクレス上場のダイヤモンドダイニングが、一業態一店舗というふたつとして同じ店がないという経営をしている。これはブランドポートフォリオの分散という考え方に基づいている。しかしこのやり方で最も成功した企業は、外食業ではない。LVMH(モエヘネシー・ルイヴィトン)だ。これらのブランドを擁し、ブランドイメージや価格帯をマッピングしながら、適宜バランスを調整し、足りない部分のブランドを買収して安定的に高収益をあげている。こういう方向を目指すやり方は確かにある。
Aについて部分的に実現しているというのは、食材調達に関してだ。東京圏ならハナマサが有名だし、全国的な通販ということになると東証一部のミスミから酒のカクヤスに売却されたミクリードがある。商品紹介を見るだけでもなかなか面白い。他の事業プロセスにもコンサル屋がたくさんいる。だが、冒頭のリンク先にあるような
また、「広告については、店舗がいくつあっても広告の枠の値段は同じだから、店舗が多い方が有利」といったことが書かれているが、それなら内製化されたバックオフィス部分の一店舗あたりのコストも大チェーンの方が少ないわけで、これがまさに渥美俊一の言う「チェーンストアのご利益」である。ここを生かし、不祥事からはブランドを守りきる企業が勝者となるわけで、高コスト体質の事業構造の生業店がチェーン店を駆逐するなどということが予測できる材料は特に見当たらない。
Bについては、日常的にwebに浸っている人には信じられないかもしれないが、世の中そんな風にはなってませんというほかない。おばさんだってケータイメール使ってるじゃないかとか、ウチはIP電話だよとか、そういうのも確かにネット利用ということにはなるけれども、世間的にはネットに1日1時間つなぐとヘビーユーザーのカテゴリーに入れられるのだ。外食はほとんどの人に縁があっても、腹が減ってる時にネットで口コミ情報を探す人は全体から見ればごく少数である。このあたりのことは「はてなっぽいエントリーになってしまいました」の論旨と重なるので繰り返さない。ネットに浸る生活をしている人間は少数派だということは、ビジネスを考える上で忘れてはいけないことだ。
ならば実際の外食業はこれからどうなるかというと、12月10日に書いたような厨房監視の強化や12月7日に書いた損害賠償請求による規律強化で対応し、チェーン店が生業店に駆逐されるなどということは起きないだろう。そんなことより本当にリスクと言えるのは、食べたら問答無用で死ぬかもしれないトレーサビリティーに関することで、これは風評リスクなどとは比べ物にならない重要な問題だ。
冒頭のエントリーのブクマを見ても、わりと素朴な反チェーンストア感情が散見される。エントリー自体もビジネスの未来予測というよりは、「個人の生業店が増えればいいな」という希望的観測がそこはかとなく感じられ、少しく微笑ましさを感じる。以上。
ポータル的な外食産業は消えてブログ的な「街の喫茶店」が復活する(アンカテ)
読んでもらえば話が早いが、簡単にまとめると
@チェーンが大規模であればあるほど一つの不祥事により全体に与えるダメージが大きくなる。つまり今後は大チェーンの方が不利。て感じか。
A事業プロセスのひとつひとつが、サービスを提供する専門会社となる。個々の生業店はそれらの会社のリソースを組み合わせてマッシュアップ化し、店舗経営を行う。
B「これまでは、知らない街で食事をすることになったら、とりあえず有名チェーンに入るというのが安全で手軽な方法だったのですが、これからは、とりあえず twitter で「このへんでおいしい所知らない?」と聞いてみれば、そういうタイプのブログ的な店を簡単に見つけられるようになるのかもしれません」
結論から言うと、@についてはそういう見方もできる、Aは部分的にはすでに実現しているが、経営のマッシュアップ化が大規模に導入される店などコストが高くて立ち行かない、Bについてはあらあらといったところ。その説明を。
@については最近の馬鹿バイトが登場する以前に、これ以上ない最悪の形でチェーン全体が不祥事によってガタガタになったケースが今年あった。吉野家だのKFCどころではない。ペッパーランチだ。ここまでひどい不祥事はそう起こらないにせよ、ブランドを一つにしぼると不祥事以外にも時流の変化に対応できないなどリスクが大きいので、ブランドを分散しようという動きはすでにある。外食ではヘラクレス上場のダイヤモンドダイニングが、一業態一店舗というふたつとして同じ店がないという経営をしている。これはブランドポートフォリオの分散という考え方に基づいている。しかしこのやり方で最も成功した企業は、外食業ではない。LVMH(モエヘネシー・ルイヴィトン)だ。これらのブランドを擁し、ブランドイメージや価格帯をマッピングしながら、適宜バランスを調整し、足りない部分のブランドを買収して安定的に高収益をあげている。こういう方向を目指すやり方は確かにある。
Aについて部分的に実現しているというのは、食材調達に関してだ。東京圏ならハナマサが有名だし、全国的な通販ということになると東証一部のミスミから酒のカクヤスに売却されたミクリードがある。商品紹介を見るだけでもなかなか面白い。他の事業プロセスにもコンサル屋がたくさんいる。だが、冒頭のリンク先にあるような
それぞれの店主は、仕入れやレシピやPOSレジやバイトの採用については、外部の大企業の力を借りるのですが、全体的な店のデザインや核となるコーヒーの味については、店主個人が持っている独自のノウハウやセンスで勝負するわけです。ということにはならない。それらのひとつひとつについて、アウトソース先は結構な利益を取るのだ。コストが高くつきすぎる。このあたりをどうやって内製化するかが外食業の経営そのものといってもいいぐらいで、そのあたりはなんでもかんでもモジュール化してインドに出そうかというIT業界とは違う。
また、「広告については、店舗がいくつあっても広告の枠の値段は同じだから、店舗が多い方が有利」といったことが書かれているが、それなら内製化されたバックオフィス部分の一店舗あたりのコストも大チェーンの方が少ないわけで、これがまさに渥美俊一の言う「チェーンストアのご利益」である。ここを生かし、不祥事からはブランドを守りきる企業が勝者となるわけで、高コスト体質の事業構造の生業店がチェーン店を駆逐するなどということが予測できる材料は特に見当たらない。
Bについては、日常的にwebに浸っている人には信じられないかもしれないが、世の中そんな風にはなってませんというほかない。おばさんだってケータイメール使ってるじゃないかとか、ウチはIP電話だよとか、そういうのも確かにネット利用ということにはなるけれども、世間的にはネットに1日1時間つなぐとヘビーユーザーのカテゴリーに入れられるのだ。外食はほとんどの人に縁があっても、腹が減ってる時にネットで口コミ情報を探す人は全体から見ればごく少数である。このあたりのことは「はてなっぽいエントリーになってしまいました」の論旨と重なるので繰り返さない。ネットに浸る生活をしている人間は少数派だということは、ビジネスを考える上で忘れてはいけないことだ。
ならば実際の外食業はこれからどうなるかというと、12月10日に書いたような厨房監視の強化や12月7日に書いた損害賠償請求による規律強化で対応し、チェーン店が生業店に駆逐されるなどということは起きないだろう。そんなことより本当にリスクと言えるのは、食べたら問答無用で死ぬかもしれないトレーサビリティーに関することで、これは風評リスクなどとは比べ物にならない重要な問題だ。
冒頭のエントリーのブクマを見ても、わりと素朴な反チェーンストア感情が散見される。エントリー自体もビジネスの未来予測というよりは、「個人の生業店が増えればいいな」という希望的観測がそこはかとなく感じられ、少しく微笑ましさを感じる。以上。
2007年12月17日
メガネ使いから、深くて暗い川を想う
メガネがファッションとして一般化したことにより、いままでメガネに興味のなかった人まで「メガネ萌え〜」とか言い出す昨今である。言語化されて初めて気づく事というのは確かにあるのでそれはまあよろしいのだが、タレントなどのメガネ使いに少々安直さを感じることもある。「かけときゃおまえら喜ぶんだろ」というような。最近気がついたのだが、早い段階でメガネをキャラ付けに利用していたメロン記念日の村田さんが、いつのまにかひっそりとメガネをはずしていた。なにかしら物悲しさを感じさせぬでもない。お疲れ様でした、とねぎらってあげたい気持ちだ。メガネに。
私はショートバカなので、とりあえずショートになると魅力3割増しと感じ、そこにメガネをかけられるとさらに3割増しとなって複利で魅力69%増しとなるのでたいへんお得となっておりますという感じなのだが、そこで問題は田中美保である。こんな質問を見つけた。
田中美保って、人気ありますか? 今後ブレイクしますか? (Yahoo!知恵袋)
答えとしてはリンク先で書かれたベストアンサーが正解なのだろうが、この素朴すぎる質問が頭に浮かんだ質問者の気持ちもわかる気がする。以前渋谷駅の東急東横線改札で、auの広告として円柱すべてに田中美保の顔面が巻きつけられていたことがあった。顔の直径が1メートルぐらいのやつ。ホワイトバランスがデタラメだったのか、やけに白くむくんだ顔がデカデカと、しかも無数にこちらを向き、ひどく不快だったことを覚えている。正直これが人気モデルとはまったく信じられなかった。しかし私はエビさんの魅力もいま一つどころか二つも三つもわからないので、たぶん女性誌のモデルに対する審美眼というものがまったく欠けてるんだろう。
なんでこんなことを急に書きはじめたかというと、偶然田中美保のメガネ画像を見たからなんだが。これだ。これが美人ならaikoだって美人だ。いや、どちらも女性は「カワイイ」と評するのであって、誰も美人とは言ってないか。それにしてもショートでメガネなら大抵なんとかなりそうなものだが、これはアリなのだろうか。同じような色白丸顔ショートならこっちのメガネの方がずっといいような気がする。
この感じ方の違いはいかんともしがたいものらしい。男と女の間には、深くて暗い川がある。野坂昭如の「黒の舟歌」を聞きたい気分だ。動画が無くてかなしい。
私はショートバカなので、とりあえずショートになると魅力3割増しと感じ、そこにメガネをかけられるとさらに3割増しとなって複利で魅力69%増しとなるのでたいへんお得となっておりますという感じなのだが、そこで問題は田中美保である。こんな質問を見つけた。
田中美保って、人気ありますか? 今後ブレイクしますか? (Yahoo!知恵袋)
答えとしてはリンク先で書かれたベストアンサーが正解なのだろうが、この素朴すぎる質問が頭に浮かんだ質問者の気持ちもわかる気がする。以前渋谷駅の東急東横線改札で、auの広告として円柱すべてに田中美保の顔面が巻きつけられていたことがあった。顔の直径が1メートルぐらいのやつ。ホワイトバランスがデタラメだったのか、やけに白くむくんだ顔がデカデカと、しかも無数にこちらを向き、ひどく不快だったことを覚えている。正直これが人気モデルとはまったく信じられなかった。しかし私はエビさんの魅力もいま一つどころか二つも三つもわからないので、たぶん女性誌のモデルに対する審美眼というものがまったく欠けてるんだろう。
なんでこんなことを急に書きはじめたかというと、偶然田中美保のメガネ画像を見たからなんだが。これだ。これが美人ならaikoだって美人だ。いや、どちらも女性は「カワイイ」と評するのであって、誰も美人とは言ってないか。それにしてもショートでメガネなら大抵なんとかなりそうなものだが、これはアリなのだろうか。同じような色白丸顔ショートならこっちのメガネの方がずっといいような気がする。
この感じ方の違いはいかんともしがたいものらしい。男と女の間には、深くて暗い川がある。野坂昭如の「黒の舟歌」を聞きたい気分だ。動画が無くてかなしい。
2007年12月14日
どんのTOB価格決まらず
アクセス解析報告
「180ml 純アルコール量 焼酎25度」(google)
計 算 し ろ
こっ、これがゆとり教育の成果なのか……恐ろしい子……!
-----
ステーキのどんの値動きの件について少し。
日経にスクープされた12日に、前日終値475円の80円(16.84%)高である555円まで上昇し、153万5000株の買い注文を残してストップ高比例配分となった。しかし昨日13日今日14日と、連日大幅安で494円で終了。結局行って来いでだいたい元に戻った。チャートはこちら。
デイトレーダーは、自分が売買している会社がどんな商売をしているのか知らず、値動きだけを追っているケースもよくあると聞く。ならば12日に買いを入れた人たちは、自分がどんなに危険なことをしているか、昨日今日でようやくわかったのかもしれない。それまでどんが債務超過であることを知らなかったか、あるいは知ってはいたがそれがこの場合なにを意味するのかわからなかったか。
会計的に見れば株主の持ち分はゼロ、というかマイナスの会社だ。吉野家が現在の株価で創業者一族から持ち株を買い取る可能性は極めて低い。12日に買いを入れた人たちは「吉野家はプレミアムをつけて株を買い取るだろうから、先に買っておこう」などと考えたわけで、無知を通り越している。
わかりやすいのが同じく債務超過だった焼肉屋さかいのケースだ。英会話のNOVAのスポンサーになったことで有名になったジー・コミュニケーションがここを買収したのだが、買収発表直前の4月19日の株価が480円にもかかわらず、買収価格はたったの100円だった。おや、どんの現在の株価と同じような水準だ。その時のことは私もうんざりしつつ書いている。そしてその後の株価はどうなったかというとこんな感じ。ディスカウントTOBをかけられた直後からもうグダグダである。「これだけの価値しかない」と認定されたようなものだから、当然だろう。
日経に出たにもかかわらず、まだTOB価格が発表されていない。少しでも高く売りつけたい創業者一族との間で交渉が続いているわけだ。しかし吉野家から安い価格しか提示されなくても、いまさら「やっぱり自分で経営を続けます」という展開はないだろう。焼肉屋さかいの時の、時価の2割というほど極端でなくても、結構なディスカウント価格によるTOBになるのではないか。よーこんな株買うわと思う。知らないというのはこわいことです。
「180ml 純アルコール量 焼酎25度」(google)
計 算 し ろ
こっ、これがゆとり教育の成果なのか……恐ろしい子……!
-----
ステーキのどんの値動きの件について少し。
日経にスクープされた12日に、前日終値475円の80円(16.84%)高である555円まで上昇し、153万5000株の買い注文を残してストップ高比例配分となった。しかし昨日13日今日14日と、連日大幅安で494円で終了。結局行って来いでだいたい元に戻った。チャートはこちら。
デイトレーダーは、自分が売買している会社がどんな商売をしているのか知らず、値動きだけを追っているケースもよくあると聞く。ならば12日に買いを入れた人たちは、自分がどんなに危険なことをしているか、昨日今日でようやくわかったのかもしれない。それまでどんが債務超過であることを知らなかったか、あるいは知ってはいたがそれがこの場合なにを意味するのかわからなかったか。
会計的に見れば株主の持ち分はゼロ、というかマイナスの会社だ。吉野家が現在の株価で創業者一族から持ち株を買い取る可能性は極めて低い。12日に買いを入れた人たちは「吉野家はプレミアムをつけて株を買い取るだろうから、先に買っておこう」などと考えたわけで、無知を通り越している。
わかりやすいのが同じく債務超過だった焼肉屋さかいのケースだ。英会話のNOVAのスポンサーになったことで有名になったジー・コミュニケーションがここを買収したのだが、買収発表直前の4月19日の株価が480円にもかかわらず、買収価格はたったの100円だった。おや、どんの現在の株価と同じような水準だ。その時のことは私もうんざりしつつ書いている。そしてその後の株価はどうなったかというとこんな感じ。ディスカウントTOBをかけられた直後からもうグダグダである。「これだけの価値しかない」と認定されたようなものだから、当然だろう。
日経に出たにもかかわらず、まだTOB価格が発表されていない。少しでも高く売りつけたい創業者一族との間で交渉が続いているわけだ。しかし吉野家から安い価格しか提示されなくても、いまさら「やっぱり自分で経営を続けます」という展開はないだろう。焼肉屋さかいの時の、時価の2割というほど極端でなくても、結構なディスカウント価格によるTOBになるのではないか。よーこんな株買うわと思う。知らないというのはこわいことです。
2007年12月12日
吉野家が旧フォルクスを買収へ
吉野家、ステーキ店最大手「どん」を買収へ・牛肉調達で相乗効果(日経)
前エントリーの結論がさっさと出てしまった。あら。今のところどんは買い気配のようだが、なにしろ債務超過の会社だからどんなTOB価格になるのかわからない。買ってる人はがんばりすぎである。インサイダーでもないのになんでわかったかと聞かれれば「ニュータイプだから」、なんではずしたんだと言われたら「認めたくないものだな、自分自身の若さゆえの過ちというものを」と答えるわけで、ガンダムのセリフは使い勝手がよくてとっても便利だ。
さて、この一連のマヌケな話をまとめてみよう。
ダイエーの解体によりダイエー系ステーキチェーンの大証2部上場企業フォルクスが売りに出される。
↓
大手が買収するかと思いきや、フォルクスよりも小さい埼玉の未上場チェーン「どん」がまさかの買収成功。
↓
子会社フォルクスが親会社どんを吸収する形で合併し、証券取引所による上場審査を経ずに、どんは上場に成功。商号をフォルクスからどんに変更し、裏口上場完了。
↓
「もうウチのもんだ」とばかりにフォルクス店舗を「ステーキのどん」に改装。しかし知名度の低さに売り上げ低迷。改装費用とのダブルパンチで赤字転落。
↓
赤字が止まらず債務超過に。たまらずどん創業者一族、吉野家に株を放り出し退場。←いまココ
↓
吉野家、またしてもグループ企業の運営がうまくいかず、パッとしないままなんとなく存続。(予定)
blogを始めた2004年のはずした予想を経て、結局フォルクスは吉野家の手に落ちることとなった。結局、上場企業になる力のない会社が妙な手で上場したあげく大失敗という顛末である。
牛丼市場の拡大が見込めず多角化を急ぐ吉野家は、負債を含めて百数十億円を、業績不振のステーキチェーンに投資するという。吉野家はかつてのエクセレントカンパニーから、単に図体のでかい外食グループになりつつある。株主も頭が痛かろう。
前エントリーの結論がさっさと出てしまった。あら。今のところどんは買い気配のようだが、なにしろ債務超過の会社だからどんなTOB価格になるのかわからない。買ってる人はがんばりすぎである。インサイダーでもないのになんでわかったかと聞かれれば「ニュータイプだから」、なんではずしたんだと言われたら「認めたくないものだな、自分自身の若さゆえの過ちというものを」と答えるわけで、ガンダムのセリフは使い勝手がよくてとっても便利だ。
さて、この一連のマヌケな話をまとめてみよう。
ダイエーの解体によりダイエー系ステーキチェーンの大証2部上場企業フォルクスが売りに出される。
↓
大手が買収するかと思いきや、フォルクスよりも小さい埼玉の未上場チェーン「どん」がまさかの買収成功。
↓
子会社フォルクスが親会社どんを吸収する形で合併し、証券取引所による上場審査を経ずに、どんは上場に成功。商号をフォルクスからどんに変更し、裏口上場完了。
↓
「もうウチのもんだ」とばかりにフォルクス店舗を「ステーキのどん」に改装。しかし知名度の低さに売り上げ低迷。改装費用とのダブルパンチで赤字転落。
↓
赤字が止まらず債務超過に。たまらずどん創業者一族、吉野家に株を放り出し退場。←いまココ
↓
吉野家、またしてもグループ企業の運営がうまくいかず、パッとしないままなんとなく存続。(予定)
blogを始めた2004年のはずした予想を経て、結局フォルクスは吉野家の手に落ちることとなった。結局、上場企業になる力のない会社が妙な手で上場したあげく大失敗という顛末である。
牛丼市場の拡大が見込めず多角化を急ぐ吉野家は、負債を含めて百数十億円を、業績不振のステーキチェーンに投資するという。吉野家はかつてのエクセレントカンパニーから、単に図体のでかい外食グループになりつつある。株主も頭が痛かろう。
2007年12月11日
固有名詞は控えめに
「見える、私にも見えるぞ!牛丼屋が赤字のステーキチェーンにTOBを仕掛けたがっているのを!」
「おほほ、少佐、はずしたら信用を失いますよ」
「もともと信用されてないから大丈夫だ!」
「おほほ、少佐、はずしたら信用を失いますよ」
「もともと信用されてないから大丈夫だ!」
2007年12月10日
外食チェーンの厨房改革(味以外)
下のエントリーだけじゃさすがに気が引けるのでもういっちょ。
肉の化け物! 「スーパーメガウェンディーズ」を一足先に食べた!(ASCII.jp )
ウェンディーズは「すき家」を主力とするゼンショーが展開している。「メガ牛丼がウケたからハンバーガーでも」ということだろう。500円。メガマックよりさらに過剰にしている点は、ニッチを狙う弱者の戦略としては常道といえる。グループのなか卯でメガ親子丼とかやり始めないか心配だ。
-----
で、前々エントリーに関してだが。
「厨房内の行動については相互監視を強めるといった方策が考えられるが」と書いたが、考えてみればそんなまどろっこしいことをする必要はないのだった。将来的には、厨房に監視カメラを導入することになると思う。思い出されるのが銀行に監視(防犯)カメラが導入された経緯だ。三菱銀行人質事件(Wikipedia)、いわゆる梅川事件をきっかけに一気に普及したとされるが、なぜそれまで設置されていなかったのか。それは「そんなものを仕掛けるとはお客を疑っているのか」と言われるのが心配だったからという、今となっては考えにくい理由からだった。それが凄惨な立てこもり事件が起きたことにより、「これがあれば強盗が入りにくくなり、お客様にとって安全です」というレトリックが説得力を持つようになり、導入に至ったと。
厨房への監視カメラ導入に先鞭をつけるのがどこかわからないが、「お客様の安全」という大義名分があればやるだろう。今はまだそういう機運は無いようだが、これからもっとタチの悪いバイトがらみの事件が起きた時には、真剣に検討されると思われる。
肉の化け物! 「スーパーメガウェンディーズ」を一足先に食べた!(ASCII.jp )
ウェンディーズは「すき家」を主力とするゼンショーが展開している。「メガ牛丼がウケたからハンバーガーでも」ということだろう。500円。メガマックよりさらに過剰にしている点は、ニッチを狙う弱者の戦略としては常道といえる。グループのなか卯でメガ親子丼とかやり始めないか心配だ。
-----
で、前々エントリーに関してだが。
「厨房内の行動については相互監視を強めるといった方策が考えられるが」と書いたが、考えてみればそんなまどろっこしいことをする必要はないのだった。将来的には、厨房に監視カメラを導入することになると思う。思い出されるのが銀行に監視(防犯)カメラが導入された経緯だ。三菱銀行人質事件(Wikipedia)、いわゆる梅川事件をきっかけに一気に普及したとされるが、なぜそれまで設置されていなかったのか。それは「そんなものを仕掛けるとはお客を疑っているのか」と言われるのが心配だったからという、今となっては考えにくい理由からだった。それが凄惨な立てこもり事件が起きたことにより、「これがあれば強盗が入りにくくなり、お客様にとって安全です」というレトリックが説得力を持つようになり、導入に至ったと。
厨房への監視カメラ導入に先鞭をつけるのがどこかわからないが、「お客様の安全」という大義名分があればやるだろう。今はまだそういう機運は無いようだが、これからもっとタチの悪いバイトがらみの事件が起きた時には、真剣に検討されると思われる。
記事になること自体が不思議ね
二日ぶりの更新はまったくどうでもいいニュースで。
DA PUMP・YUKINARI、元アイドルの夫人と離婚へ(サンスポ)
なんでこんなマイナーな話題を取り上げるのかというと、一度だけ西田夏について触れたことがあったから。ものすごい義務的な感じである。しかし2年も前からバカなことばっかり書いてんなあ。
確認してみたが、この関連の記事にはものの見事にブクマがついていない。ゼロである。元ホリプロの肥満アイドルがDVで離婚というニュースに、まったくニュースバリューがないという現実が味わいどころだろう。いや、やっぱりぜんぜん取り上げる必要なかったな。更新が飛び飛びなんで調子が狂ってるような気がする。
DA PUMP・YUKINARI、元アイドルの夫人と離婚へ(サンスポ)
なんでこんなマイナーな話題を取り上げるのかというと、一度だけ西田夏について触れたことがあったから。ものすごい義務的な感じである。しかし2年も前からバカなことばっかり書いてんなあ。
確認してみたが、この関連の記事にはものの見事にブクマがついていない。ゼロである。元ホリプロの肥満アイドルがDVで離婚というニュースに、まったくニュースバリューがないという現実が味わいどころだろう。いや、やっぱりぜんぜん取り上げる必要なかったな。更新が飛び飛びなんで調子が狂ってるような気がする。
2007年12月07日
馬鹿バイトとケータイ小説
外食のチェーンストアの話題に触れることが多いblogなので、いちおう言及してみる。最近外食チェーンでバイトが起こした不祥事についてだ。
実のところ、外食株を得意としていた私がそこから一切手を引いたのは、トレーサビリティーに関する風評リスクがあまりにも大きくなったからだった。具体的には中国産のほうれん草を使っていて残留農薬が問題になり、売上げがガタ落ちになったケースがあった。世間の受け止め方が非常にセンシティブであり、しかもどこに地雷があるのかわからない状態では手を出せないと判断したわけだ。ところが実際に起きたことは、トレーサビリティーリスクよりも、むしろマスコミ主導による、日付の偽装などの絶えまない騒動だったわけで、これは予想外のことだった。ともあれ外食株のパフォーマンスがいいはずもなく、触らないようにしたこと自体は結果オーライだったのだが。
そしてここのところ立て続けに発生したバイトによる不祥事。吉野家で超大盛りの豚丼を作り、その様子を厨房内で撮影、ネットにupしたというケースと、KFCで虫を油で揚げたとmixiに書き込み、騒ぎになったので実は嘘でしたと取り消したものの、店に悪いイメージがついてしまったというケースの2つだ。特に後者は、チョコレート業界のバレンタインデーに匹敵するほどのフライドチキン業界のかき入れ時であるクリスマスを目前にした出来事だから、まったく目も当てられない。KFCの衛生管理については以前書いたことがあるが、ここでは蒸し返さない。それはまた別の話である。ともかくKFCも三菱商事もガックリきているだろう。
はっきり言って、こういう馬鹿バイトから身を守る術を会社側は持っていない。とりあえず「教育を徹底します」と強調するしかないのだが、それでこういう出来事を根絶できるかといったら到底無理である。厨房内の行動については相互監視を強めるといった方策が考えられるが、吉野家のケースでは丼に盛る人間と撮影する人間が協力しているわけで、相互監視も機能しない。ネットへの書き込みについてはそれこそまったく対処のしようがなく、できることといったら損害賠償請求などの手段で一罰百戒を狙い、「こういうことをすると痛い目にあうよ」と馬鹿にでもわかるようにするのがせいぜいだろう。
情報発信のハードルが極端に下がってしまったわけだから、安い賃金で働かせる動機があり、その賃金に見合ったバイトの質にならざるをえない以上、ある程度は覚悟するしかない。予防に限界があるのだから、トラブルが起きてしまったら、速やかに対顧客と対バイトへの行動をとるという事後対応プランを事前に作っておくぐらいしかできることはないと思う。
外食企業の対応策、といった狭義の問題はここまで。むしろ私はmixiへの書き込みについて、なぜ話がここまで大きくなってしまったのかが気になっている。どうも受け止める側の反応が、これまでとは違っているように思えるからだ。「虫を揚げても死なず、圧力をかけたらようやく死んだ」などという、常識があれば信じられるはずのない書き込みを、書いてあるとおりに信じた人がたくさんいたことになる。これはいったいどういうことなのか。
話は少し変わる。ケータイ小説について、早い段階で誰かが「これは小説と思うからレベルが低いだのワンパターンだのと腹が立つので、現代の説話なんだと思えばいいのだ」と書いていた。なるほど。世の中には自分の知らない隠された世界があるのではないかと疑い、その一端を垣間見た気になって満足する時期がある。昔からいろいろな噂話があるが、今はハローバイバイの子供向け都市伝説と、実話というふれこみのケータイ小説がそのニーズを満たしているわけか、と納得した。形を変えて現れては消えるフォークロアの一形態なわけだ。納得して以来、ケータイ小説には一切興味を持っていない。
それにしても奇妙なのは、「実話です」と申告しさえすれば、読者がそのまま実話という前提を疑うことなく物語を受け入れるところだ。仮にも小説ならフィクションだって面白ければそれでいいわけで、なぜそんなに「ノンフィクションである」ということにこだわるのだろうか。2ちゃんねらー達の、二言目には「ソースを出せ」という、ネットの書き込みなどに騙されてなるものかという固い決意とは正反対の態度である。
mixiでの、実際にやったわけでもない悪さ自慢などは、昔からある種の馬鹿が常にやってきたことだ。今でもいい年のおっさんが飲み屋で「昔は俺もワルでさ」という話をして、まわりの人から「バレバレの嘘つくんじゃねーよハゲ」などと失笑されているが、それと同じである。何も珍しくない。しかし「虫を揚げても死なない」と書いてあるのを読んで、それをそのまま信じる膨大な数の人間がいるというのは、以前には考えられなかったことではないだろうか。
これを「ゆとりだから」「ケータイ脳だから」という決まり文句ですませていいものなのか、実のところよくわからない。単なる年齢の問題なのか、世間全体の傾向なのか、それともほかに理由があるのか。スピリチュアル系のうさん臭い番組だって、頭から信じこんで見ているいい年こいた人がたくさんいるのだから、年齢の問題ではない気もする。やはりよくわからない。
いずれにせよ、ツッコミ力(りょく)が高い人と、相手の申告をそのまま鵜呑みにする人と、かなりはっきり分かれているような気がする。ネットやケータイの出現によりこの傾向が際立ってきているのではないか、というのをとりあえずの仮説としておこう。
実のところ、外食株を得意としていた私がそこから一切手を引いたのは、トレーサビリティーに関する風評リスクがあまりにも大きくなったからだった。具体的には中国産のほうれん草を使っていて残留農薬が問題になり、売上げがガタ落ちになったケースがあった。世間の受け止め方が非常にセンシティブであり、しかもどこに地雷があるのかわからない状態では手を出せないと判断したわけだ。ところが実際に起きたことは、トレーサビリティーリスクよりも、むしろマスコミ主導による、日付の偽装などの絶えまない騒動だったわけで、これは予想外のことだった。ともあれ外食株のパフォーマンスがいいはずもなく、触らないようにしたこと自体は結果オーライだったのだが。
そしてここのところ立て続けに発生したバイトによる不祥事。吉野家で超大盛りの豚丼を作り、その様子を厨房内で撮影、ネットにupしたというケースと、KFCで虫を油で揚げたとmixiに書き込み、騒ぎになったので実は嘘でしたと取り消したものの、店に悪いイメージがついてしまったというケースの2つだ。特に後者は、チョコレート業界のバレンタインデーに匹敵するほどのフライドチキン業界のかき入れ時であるクリスマスを目前にした出来事だから、まったく目も当てられない。KFCの衛生管理については以前書いたことがあるが、ここでは蒸し返さない。それはまた別の話である。ともかくKFCも三菱商事もガックリきているだろう。
はっきり言って、こういう馬鹿バイトから身を守る術を会社側は持っていない。とりあえず「教育を徹底します」と強調するしかないのだが、それでこういう出来事を根絶できるかといったら到底無理である。厨房内の行動については相互監視を強めるといった方策が考えられるが、吉野家のケースでは丼に盛る人間と撮影する人間が協力しているわけで、相互監視も機能しない。ネットへの書き込みについてはそれこそまったく対処のしようがなく、できることといったら損害賠償請求などの手段で一罰百戒を狙い、「こういうことをすると痛い目にあうよ」と馬鹿にでもわかるようにするのがせいぜいだろう。
情報発信のハードルが極端に下がってしまったわけだから、安い賃金で働かせる動機があり、その賃金に見合ったバイトの質にならざるをえない以上、ある程度は覚悟するしかない。予防に限界があるのだから、トラブルが起きてしまったら、速やかに対顧客と対バイトへの行動をとるという事後対応プランを事前に作っておくぐらいしかできることはないと思う。
外食企業の対応策、といった狭義の問題はここまで。むしろ私はmixiへの書き込みについて、なぜ話がここまで大きくなってしまったのかが気になっている。どうも受け止める側の反応が、これまでとは違っているように思えるからだ。「虫を揚げても死なず、圧力をかけたらようやく死んだ」などという、常識があれば信じられるはずのない書き込みを、書いてあるとおりに信じた人がたくさんいたことになる。これはいったいどういうことなのか。
話は少し変わる。ケータイ小説について、早い段階で誰かが「これは小説と思うからレベルが低いだのワンパターンだのと腹が立つので、現代の説話なんだと思えばいいのだ」と書いていた。なるほど。世の中には自分の知らない隠された世界があるのではないかと疑い、その一端を垣間見た気になって満足する時期がある。昔からいろいろな噂話があるが、今はハローバイバイの子供向け都市伝説と、実話というふれこみのケータイ小説がそのニーズを満たしているわけか、と納得した。形を変えて現れては消えるフォークロアの一形態なわけだ。納得して以来、ケータイ小説には一切興味を持っていない。
それにしても奇妙なのは、「実話です」と申告しさえすれば、読者がそのまま実話という前提を疑うことなく物語を受け入れるところだ。仮にも小説ならフィクションだって面白ければそれでいいわけで、なぜそんなに「ノンフィクションである」ということにこだわるのだろうか。2ちゃんねらー達の、二言目には「ソースを出せ」という、ネットの書き込みなどに騙されてなるものかという固い決意とは正反対の態度である。
mixiでの、実際にやったわけでもない悪さ自慢などは、昔からある種の馬鹿が常にやってきたことだ。今でもいい年のおっさんが飲み屋で「昔は俺もワルでさ」という話をして、まわりの人から「バレバレの嘘つくんじゃねーよハゲ」などと失笑されているが、それと同じである。何も珍しくない。しかし「虫を揚げても死なない」と書いてあるのを読んで、それをそのまま信じる膨大な数の人間がいるというのは、以前には考えられなかったことではないだろうか。
これを「ゆとりだから」「ケータイ脳だから」という決まり文句ですませていいものなのか、実のところよくわからない。単なる年齢の問題なのか、世間全体の傾向なのか、それともほかに理由があるのか。スピリチュアル系のうさん臭い番組だって、頭から信じこんで見ているいい年こいた人がたくさんいるのだから、年齢の問題ではない気もする。やはりよくわからない。
いずれにせよ、ツッコミ力(りょく)が高い人と、相手の申告をそのまま鵜呑みにする人と、かなりはっきり分かれているような気がする。ネットやケータイの出現によりこの傾向が際立ってきているのではないか、というのをとりあえずの仮説としておこう。
2007年12月04日
実写化と紅白
芸能ネタをふたつ。
実写版「ヤッターマン」ドロンジョ役に深田恭子を起用?で業界騒然(痛いニュース)
どうも樽方面のニュースのような気がしたので反応してしまったのだが。深田恭子は下妻物語の続編にだけ出てればいいんだと思う。
むかしハリウッドでスーパーマリオが実写化された時、クッパ大王をデニス・ホッパーが演じ、「あのブルー・ベルベットの変態オヤジが……」とおどろいたものだ。アメリカでは日本と違い映画がビッグビジネスなので、こういったキャラクターものでもけっこう大物俳優が演じることがあり、感心したりあきれたりする。
だから初めてヤッターマンを実写化と聞いた時、ドロンジョ様は柴咲コウしかないだろ、と思ったものの、まあ出ないわな、とも思った。どう考えても女優のキャリアにマイナスである。ピッタリなのに実に惜しい。しかしリンク先を見ても、柴咲を推す意見は無いようだ。ダメすかー。山田優がいいという意見は、あのかぶったマスクとわしっ鼻のフォルムからの連想にちがいない。ひどいよ!
意外なことに真木よう子が推されている。まったくエロい男どもの考えることはどうしようもないな。賛成するけど。SPへの出演を機に、人気急上昇中のようである。Amazonで「月刊 真木よう子」が20000円。なんだそれは。SPが「本格派アクションドラマ」の触れ込みで始まった時、海外ドラマみたいな緊迫感のあるシリアス路線かと期待して見てみたら、主人公が超能力で危機を察知するとかいう設定でいきなり萎えた。細かく言うとさすがに超能力ではなく、親が目の前で殺された時のショックで危機を感じる能力が異常に発達したとかなんとかいう話だったが、ともかく特異な能力の存在が前提になっている。妙な設定にしないと面白くならないものなのだろうか。ともかくそれ以来ストーリーにはいっさい期待せず、真木よう子をチェックすることに専念している。結局見てんのかよ。でも売り出し中だからさすがにドロンジョ様はないだろうなあ。積極的にキャリアを棒に振るような蛮勇をふるってほしいものだが。
しかし今さら根本的な疑問を投げかけてナンだが、ヤッターマンの実写版てニーズがあるのだろうか?
-----
紅白歌合戦の出場歌手が発表された。先日少し触れたが、例年は興味のある歌手を数組だけピンポイントで見て、あとは複数のチャンネルをザッピングしまくる。しかし今年はそんなことをする必要もなさそうだ。
紅白歌合戦出場歌手(NHK)
これはひどい。
まず紅組。アンジェラ・アキはいい。あみんでもいい。中村中はもうなんだかわからないが、それもまあいいだろう。しかしPerfumeが出ないのにAKB48が出る。そんな連中はしらん。ひとりもしらん。アキバ系を狙ってとかいうことらしいが、本当にアキバ系なんて実在するのか。都市伝説なんじゃないのか。万一存在したとして、それは何人いるのか。視聴率を0.1%上げるほどいるのか。どういうことなんだ。
さらに、今年はさすがになくなるだろうと思っていたハロプロ枠が残っている。しかも「ハロー!プロジェクト10周年記念紅白スペシャル隊=モーニング娘。(10) Berryz工房(初) ℃−ute(初)」の3組セットと、むしろ人数が増えている。なのに豪華な感じはしない。知名度がないんだから当たり前だ。どうすんだこれ。またLOVEマシーン入りのメドレーか。ネットであれやこれやを見ている私でも、モー娘の妹分みたいなのはよくわからない。やたら背の高い子がいるとか、美形だがやたら顔の長い子がいるとか、身体的特徴で認識できる人がちょっといるぐらいだ。世間的にはまったく知られていない女の子たちを何十人も出していいものだろうか。もしかしてこの番組はミュージックステーション以下ではないのか。
白組の初出場の2人に関してはまったく初めて見た名前だ。誰なのよ。目玉といえそうな人もいない。まさかの復活槇原敬之が目玉なのか?しかしこれだっておかしな話だ。中村中が紅組なのに、なんで平井堅や槇原敬之が白組なのか。いつも女の子の気持ちを心から切々と歌い上げているのに。それじゃナニか。NHKはヒゲ面だったりブサイクだったりしたら紅組として認めませんということか。それは差別ではないのか。美川憲一も混ぜてあげて下さい。
こうなると、赤だ白だどっちが勝ったという番組コンセプトそのものがとっくの昔に破綻しているのだということを、NHKは言外にアピールしているのではないかと思える。じっさい誰もそんなことに興味は持っていないわけだし。NHKはもう紅白歌合戦をやめたいのではないか。そうでも考えないと、この民放特番以下のメンツの説明がつかない。
ともかくぜんぜん見たい歌手がいない。ついにまったく紅白を見ずに年越しをしそうである。ハッスルとダイナマイトとバラエティー。ぼんやり過ごす年の瀬は、こんなもんでいいのかもしれない。
実写版「ヤッターマン」ドロンジョ役に深田恭子を起用?で業界騒然(痛いニュース)
どうも樽方面のニュースのような気がしたので反応してしまったのだが。深田恭子は下妻物語の続編にだけ出てればいいんだと思う。
むかしハリウッドでスーパーマリオが実写化された時、クッパ大王をデニス・ホッパーが演じ、「あのブルー・ベルベットの変態オヤジが……」とおどろいたものだ。アメリカでは日本と違い映画がビッグビジネスなので、こういったキャラクターものでもけっこう大物俳優が演じることがあり、感心したりあきれたりする。
だから初めてヤッターマンを実写化と聞いた時、ドロンジョ様は柴咲コウしかないだろ、と思ったものの、まあ出ないわな、とも思った。どう考えても女優のキャリアにマイナスである。ピッタリなのに実に惜しい。しかしリンク先を見ても、柴咲を推す意見は無いようだ。ダメすかー。山田優がいいという意見は、あのかぶったマスクとわしっ鼻のフォルムからの連想にちがいない。ひどいよ!
意外なことに真木よう子が推されている。まったくエロい男どもの考えることはどうしようもないな。賛成するけど。SPへの出演を機に、人気急上昇中のようである。Amazonで「月刊 真木よう子」が20000円。なんだそれは。SPが「本格派アクションドラマ」の触れ込みで始まった時、海外ドラマみたいな緊迫感のあるシリアス路線かと期待して見てみたら、主人公が超能力で危機を察知するとかいう設定でいきなり萎えた。細かく言うとさすがに超能力ではなく、親が目の前で殺された時のショックで危機を感じる能力が異常に発達したとかなんとかいう話だったが、ともかく特異な能力の存在が前提になっている。妙な設定にしないと面白くならないものなのだろうか。ともかくそれ以来ストーリーにはいっさい期待せず、真木よう子をチェックすることに専念している。結局見てんのかよ。でも売り出し中だからさすがにドロンジョ様はないだろうなあ。積極的にキャリアを棒に振るような蛮勇をふるってほしいものだが。
しかし今さら根本的な疑問を投げかけてナンだが、ヤッターマンの実写版てニーズがあるのだろうか?
-----
紅白歌合戦の出場歌手が発表された。先日少し触れたが、例年は興味のある歌手を数組だけピンポイントで見て、あとは複数のチャンネルをザッピングしまくる。しかし今年はそんなことをする必要もなさそうだ。
紅白歌合戦出場歌手(NHK)
これはひどい。
まず紅組。アンジェラ・アキはいい。あみんでもいい。中村中はもうなんだかわからないが、それもまあいいだろう。しかしPerfumeが出ないのにAKB48が出る。そんな連中はしらん。ひとりもしらん。アキバ系を狙ってとかいうことらしいが、本当にアキバ系なんて実在するのか。都市伝説なんじゃないのか。万一存在したとして、それは何人いるのか。視聴率を0.1%上げるほどいるのか。どういうことなんだ。
さらに、今年はさすがになくなるだろうと思っていたハロプロ枠が残っている。しかも「ハロー!プロジェクト10周年記念紅白スペシャル隊=モーニング娘。(10) Berryz工房(初) ℃−ute(初)」の3組セットと、むしろ人数が増えている。なのに豪華な感じはしない。知名度がないんだから当たり前だ。どうすんだこれ。またLOVEマシーン入りのメドレーか。ネットであれやこれやを見ている私でも、モー娘の妹分みたいなのはよくわからない。やたら背の高い子がいるとか、美形だがやたら顔の長い子がいるとか、身体的特徴で認識できる人がちょっといるぐらいだ。世間的にはまったく知られていない女の子たちを何十人も出していいものだろうか。もしかしてこの番組はミュージックステーション以下ではないのか。
白組の初出場の2人に関してはまったく初めて見た名前だ。誰なのよ。目玉といえそうな人もいない。まさかの復活槇原敬之が目玉なのか?しかしこれだっておかしな話だ。中村中が紅組なのに、なんで平井堅や槇原敬之が白組なのか。いつも女の子の気持ちを心から切々と歌い上げているのに。それじゃナニか。NHKはヒゲ面だったりブサイクだったりしたら紅組として認めませんということか。それは差別ではないのか。美川憲一も混ぜてあげて下さい。
こうなると、赤だ白だどっちが勝ったという番組コンセプトそのものがとっくの昔に破綻しているのだということを、NHKは言外にアピールしているのではないかと思える。じっさい誰もそんなことに興味は持っていないわけだし。NHKはもう紅白歌合戦をやめたいのではないか。そうでも考えないと、この民放特番以下のメンツの説明がつかない。
ともかくぜんぜん見たい歌手がいない。ついにまったく紅白を見ずに年越しをしそうである。ハッスルとダイナマイトとバラエティー。ぼんやり過ごす年の瀬は、こんなもんでいいのかもしれない。
2007年12月01日
フレッシュネスバーガーの行き先決定・ついでにコージーコーナーも
ユニマットキャラバン、「フレッシュスネスバーガー」を買収。300店舗に(フードリンクニュース)
73%を取得とのこと。11月22日の記事だがいまさら気づいた。非上場会社のチェックはどうしても甘くなってしまう。
2006年10月6日に当blogで「フレッシュネスバーガーが新光証券系の投資会社に10億円の第三者割当増資をして44%を持たれるとあった。(略)3年後の株式公開を目指すそうだ」と書いたのだが、その新光系投資会社が1年で手放したということだろう。このユニマットキャラバンという会社はオー・バカナルやカフェ・ラ・ミルを展開している。もちろんあのユニマットの100%子会社だ。ユニマットは本業のサラ金は売り飛ばしたものの、今でも渋谷の温泉スパ大爆発や創業者の行状など、いい話題で登場することのない会社としておなじみであろう。
フレッシュネスバーガーはいいイメージがウリだったのに、投資会社が主導となると高い値段をつけたところに渡してしまうからこういうことにもなる。なんだかなーという感じ。ただ、非上場会社同士の話だから、検索してもほとんど話題になっていないし、Wikipediaのフレッシュネスの項でも触れられていない。気づかれないままイメージダウンもなくやっていくのだろうか。
-----
たったいまNHKで流れたニュースなのでまだリンクできるソースがこれぐらいしかないのだが、ロッテが銀座コージーコーナーを買収とのこと。全株式を200億円で。不二家は山崎パンの傘下に入ったし、洋菓子・喫茶の再編が急である。ここも両者ともに非上場だな。だから関係ないといえばないのだが。
関係ないついでに、「コージーコーナー」でぐぐったら、上原のHPが上位に出てきて笑った。唐突すぎる。
73%を取得とのこと。11月22日の記事だがいまさら気づいた。非上場会社のチェックはどうしても甘くなってしまう。
2006年10月6日に当blogで「フレッシュネスバーガーが新光証券系の投資会社に10億円の第三者割当増資をして44%を持たれるとあった。(略)3年後の株式公開を目指すそうだ」と書いたのだが、その新光系投資会社が1年で手放したということだろう。このユニマットキャラバンという会社はオー・バカナルやカフェ・ラ・ミルを展開している。もちろんあのユニマットの100%子会社だ。ユニマットは本業のサラ金は売り飛ばしたものの、今でも渋谷の温泉スパ大爆発や創業者の行状など、いい話題で登場することのない会社としておなじみであろう。
フレッシュネスバーガーはいいイメージがウリだったのに、投資会社が主導となると高い値段をつけたところに渡してしまうからこういうことにもなる。なんだかなーという感じ。ただ、非上場会社同士の話だから、検索してもほとんど話題になっていないし、Wikipediaのフレッシュネスの項でも触れられていない。気づかれないままイメージダウンもなくやっていくのだろうか。
-----
たったいまNHKで流れたニュースなのでまだリンクできるソースがこれぐらいしかないのだが、ロッテが銀座コージーコーナーを買収とのこと。全株式を200億円で。不二家は山崎パンの傘下に入ったし、洋菓子・喫茶の再編が急である。ここも両者ともに非上場だな。だから関係ないといえばないのだが。
関係ないついでに、「コージーコーナー」でぐぐったら、上原のHPが上位に出てきて笑った。唐突すぎる。
もう12月らしい
今週はずっとバタバタしていた。モデムは快調だがあまりログインもできず、そうなるとblogも「わざわざ書く」という感じになってしまい、書きにくい。じっさい日記的なことは書かなきゃ書かないで済んでしまうものだし。
いざ今週印象に残ったことを思い出してみても、
「目覚ましを止めた記憶すらない爆睡により、2年ぶりぐらいの大遅刻」
「初めて門前仲町へ行き、住んでみたいと思う」
「松屋の麻婆豆腐定食、味は490円レベルだが、卓上胡麻すり器に花椒を入れたものを出してきて芸が細かい」
ぐらいしか出てこない。地味だ。
寒さも増してきた。外に出るのも億劫になってきた。いつか晴れて引きこもりになれる日は来るのだろうか。
いざ今週印象に残ったことを思い出してみても、
「目覚ましを止めた記憶すらない爆睡により、2年ぶりぐらいの大遅刻」
「初めて門前仲町へ行き、住んでみたいと思う」
「松屋の麻婆豆腐定食、味は490円レベルだが、卓上胡麻すり器に花椒を入れたものを出してきて芸が細かい」
ぐらいしか出てこない。地味だ。
寒さも増してきた。外に出るのも億劫になってきた。いつか晴れて引きこもりになれる日は来るのだろうか。





しみじみ読む本
爆笑では終わらせない凄い迫力
