2007年04月30日

トルコのクーデター回数は?ってクイズは出せないっぽいですよ

きのう書いたトルコのクーデターのことですが。

記事によってトルコ共和国建国以降のクーデター回数がぜんぜん違うのだ。えーー。2回、3回、4回とバラバラである。私は4回って書いたんだけど。


2回説 Wikipedia

「何回あった」という書き方はしていないが、
1980年の二度目のクーデター以降、軍は「ケマリズム」あるいは「アタテュルク主義」と呼ばれるアタテュルクの敷いた西欧化路線の護持を望む世俗主義派の擁護者としての性格を強めているが、
との文章のあとクーデターのくだりはなく、2回あったという書き方になっている。


3回説 4月27日の日経新聞

トルコ軍は過去3回クーデターを起こし、1997年にもイスラム政党の首相が誕生した際には辞任に追い込んだ。


4回説 4月29日の東京新聞
トルコでは過去半世紀に軍部がクーデターなどで四回にわたって政権を倒し、世俗主義を国是とする現憲法の制定にも影響を及ぼした。

さて正解はどれでしょう、というわけでちょっとその解釈の違いを考えてみた。

2回説は1960、1980年のクーデターを指しているようだ。これは実際に軍隊が出動したケース。我々がイメージする「クーデターらしいクーデター」である。
3回説を採っているケースが多い。一応これが定説らしい。前述の2回に1971年に起きた「書簡によるクーデター」を加えたもの。軍部が公正党に圧力をかけて総辞職に追い込んだ。軍隊は出動していないのでこう呼ばれている。でも「書簡による」とか言われるとなにか穏やかかつ風雅な感じがしますね。しませんかそうですか。
4回説は1997年に憲法裁判所によって時の政権党である福祉党が解党に追い込まれたことを含む。この時はクーデターという非民主的な手段を避けてこういう形式をとったのだが、もちろん主役は軍である。

私は実態に合わせた解釈を採ったのだが、一番最近の97年のケースを含めた解釈はあまり多くはないようで、それは初めて知った。そうなのか。形式は大事だね、と思った。


ゴールデンウィークに入って2日間、天気もいいのにウチから出ずにこんなことを知って、いったい何の得になるのか。

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特に今日は4月最終日ということで、せっかく買った4月中有効の映画のチケットを使わなければいけなかった。ずっと一日伸ばしにしていたのだ。でも、素晴らしい天気で外出にはもってこいのはずなのだがどうにも気が乗らない。いつの間にやら夕方になってしまった。もうだめだ。新宿まで出るのはあきらめて近所のスーパーに酒を買いに行く。これが昨日今日で唯一の外出だ。引きこもりがちなのもたいがいにしろと言いたい。珍しくハリウッド映画を見る気になったんだけどなあ。ブラッド・ダイヤモンドだけど。やっぱり資源がらみの話である。結局興味を持つのはそっちか、色気のないこと。いやジェニファー・コネリーも出てるんだっけか。まあいい。誰か代わりに見てきて下さい。
posted by かおる at 23:59| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スパゲティのフォークが浮いてるとかギャグにすればいいのに

ファストフード 広告VS現実

あんまり野暮なこと言うつもりはないんだけどさー、後ろから2番目のバーガーキングはダメでしょうコレは。他のは「まあ入ってるもんは同じなんだろ」とか大きな心でスルーしますが、このワッパーはさすがに無理。バンズについてる胡麻の量とかまったく違うじゃないの。JAROに言いつけちゃうよってJAROの管轄外ですね。タコベルのナチョスもかなりヤバいわー。
posted by かおる at 02:59| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月29日

アタチュルク萌え〜(ぇ

トルコにクーデターの危機が迫るというニュース。まだ実力行使の可能性は低いみたいだが。現状の背景説明はこれがわかりやすい。

トルコ軍部「懸念を持ち注視」 親イスラム大統領誕生に(朝日新聞)

一般的に政教分離が望ましいとされるが、トルコのややこしいところは民主主義(トルコでいうところの世俗主義)を守護しているのが軍部だというところ。イスラム教国として、ともするとイスラム教の戒律が国家を支配しようとするのを押しとどめてきたのが軍なのだ。

トルコの政治(Wikipedia)

トルコ軍は過去半世紀で4回、クーデターなどにより政権を崩壊させている(追記 軍事クーデターが2回、圧力による政権交代が2回)。その理由が「宗教の影響を排除し民主主義を守るため」だ。反民主主義的な行動により民主主義を守ると。だから世界の反応も微妙なものになる。

EUも基地を持つアメリカも建前では「軍部の介入はけしからん」みたいなことを言うけれど、本音は違う。当然イスラム教の影響力を弱めてほしいと思っている。なにしろイスラムが伸びれば、EUにとっては安い労働力と市場を失うことになるかもしれないし、ヨーロッパにイスラム原理主義国家が生まれてしまうという恐怖がある。アメリカにとっては中東を抑える基地を失う危機だ。

つい先ほど政教分離の維持を求める国民が大集会を行ったという。(日経
デモには100万人以上が参加、一部は「イスラム化するくらいならクーデターを」など軍の介入への期待も表明した。
つまりこれは軍部を支持する集会なわけで、普通の国とは逆だ。ややこしい。


金余りの影響でBRICs(Wikipedia)はおろか「これからはVISTA(Wikipedia)だ」などと煽る人がいる。門倉貴史氏はエマージングマーケットが専門なのだからこういう括り方をしてある傾向を提示するのはおかしくないにしても、その尻馬に乗って投資を煽る証券会社やその広告を記事の形で出す雑誌、有象無象の評論家といった手合いはカントリーリスクなどまるで考えはしない。パンフや記事の最後に数行の言い訳を書いておけば訴訟リスクは回避できると思っているのだろう。すでに日本からもかなり資本が流れているようだ。

商売で煽る連中もそれを真に受ける連中も私とは無縁の人々だから別に腹を立てているわけではないし、儲かっている時にこんなことを言っても反発されるだけだから黙っているのが賢いとは思う。だが高いカントリーリスクを承知の上で投資したわけだから、何かあったとしてもどこかの誰かのせいにしてはいけないよ、ぐらいは言っておきたい。
posted by かおる at 23:49| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月28日

本当のアドバイザーならニーズはあるんだけど

声かけないでね…カードを付けて静かに買い物(読売新聞)

百貨店「高島屋」は立川店(東京都立川市)などで、静かにショッピングを楽しみたいという客に声かけを控えるサービスを始めた。
希望する客には、店内に用意したカードを首にかけてもらい、店員からは話しかけないようにする。
誰にも言いませんよカードを連想してしまった。関係なさすぎる。それにしても買い物中にこんなもんを首からかけるなどという羞恥プレイをお客の側がせねばならぬというのは根本的に間違ってるだろう。

今月4日から立川店と岐阜店(岐阜市)の2店で試験導入した。立川店では、27日までに利用した客はまだ5人
だけだという。当たり前だ。なにが悲しゅうてそんなことを。これはニーズが少ないから利用者が少ないのではなく、みっともないから使わないだけだろう。しかしそれだけ客にストレスを与えているという自覚があるのなら、声をかけないことをデフォルトにして、声をかけられてもかまわない客がカードをぶら下げた方がまだマシではなかろうか。

デパートの販売員というのは似合う服を選んでくれるアドバイザーなどではなく、その多くはデパートの社員ですらないことを我々は知っている。ブランドから派遣されてきた売り子が自社の服を売り込んでくるだけなのだから、言ってくる言葉だって柳原可奈子のネタと同工異曲になるに決まっているわけだ。すでに買う気になっていて最後に確認ぽいやりとりをするとか、あえて買う踏ん切りをつけたいような時ぐらいしかニーズってないんじゃないのかなあ。コミュニケーションそのものに飢えてる女性客なんかはそうでもないのだろうか?そこらへんはよくわからないけども。
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2007年04月26日

これは意外なニュース。でもいい組み合わせかも。

ドトールと日本レストランシステム、10月に経営統合(日経)

日本レストランシステムっていうのは「洋麺屋五右衛門」を中心に多くの業態を展開するレストランチェーン。東証一部上場にもかかわらず業界の付き合いを一切しない会社なので、外食業界でもあまり話題にのぼらないというわが道を行く企業だ。経常利益率が23%という外食では信じがたいほどの高収益企業でもある。

ここの社長は東大出身なのだが、東大を出て外食産業で成功した人といえば、言わずもがなの藤田田(デンと発音してください)である。あの人も業界づきあいを一切しない、むしろそういう事を軽蔑している人だった。米軍通訳出身のユダヤの商人と田園調布出身のおぼっちゃまとの違いはあるが、そんな共通点もある。


その知る人ぞ知る高収益企業とドトールが経営統合。時価総額は今日の終値で日レスが615億でドトールが645億。ほぼ対等だ。どちらも株主資本比率は80%ほどと、ちょっと高すぎるぐらいに財務も良好。典型的な強者連合となる。とりあえず正式会見を待つ。
posted by かおる at 16:09| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

五反田再開発、そして星製薬はいったいどうな(略

3月22日に「TOC 非公開化」で検索されていることを受け、1年後くらいに公になるのかもなんて書いたのだけど、そんな悠長な話ではなかった。その後の展開を紹介。

4月6日
テーオーシーが最大約794億円でMBO、上場廃止も(朝日新聞・魚拓

大谷卓男社長が取締役を務めるオオタニファンドTO(東京都品川区)がテーオーシー株式を1株800円で公開買い付け(TOB)する。発行済み株式総数の3分の2にあたる5384万6000株を買い付ける予定。成功すれば100%の取得を目指し、その場合、東証一部に上場しているテーオーシーの株式は上場廃止になる。
               ↓

4月25日
ダヴィンチがテーオーシー経営陣にTOB提案、MBOに対抗(朝日新聞・魚拓

TOB価格は1100円。議決権の50%超の取得を目指す方針。 (中略)不動産ファンド運用会社として不動産に関するノウハウを持つダヴィンチは、テーオーシーとの協働によりテーオーシーの潜在価値を引き出せると主張。テーオーシーが保有不動産の含み益を活用しておらず、老朽化して建て替えの必要な西五反田TOCビルに過度に依存しているとみている。

 このためダヴィンチは、西五反田TOCビルと同等の価値を持つ収益不動産に入れ替えることで建て替え期間中の収益の落ち込みを避けるなどの事業計画を提案し、これを反映すればテーオーシーの適正株価は1100円になるとしている。また、MBOが上場廃止を前提にしているのに対して、ダヴィンチの提案では上場維持の可能性も残している。
3月22日に誰が検索してきたかは知らないが、当時の株価は750円がらみ。それが1100円は確実、というわけでトホホといったところ。1ヶ月で5割かー。まあそれはいいが800円の買付け価格を37.5%も上回るカウンターオファーを出されて大谷家は頭を抱えていることだろう。ダヴィンチはファンドに資金が集まりすぎてしまい、東京の不動産を高値で買いまくっていて同業者からも唖然とされている。これでもう大谷家は、株を安値で買い叩いて株主から巻き上げることができなくなってしまった。ご愁傷様です。(棒読み)

隣りの大崎駅はりんかい線につながったり、今まで地味な工場地帯で手付かずだった分だけ開発が順調に進んでいる。なのに五反田の、あのボロいTOCビルを長年ほったらかしてきた大谷家はなにやっとんじゃという話だ。ダヴィンチの方が気の利いた再開発をするだろう。こういう事例を見ると日本の資本市場も少しずつではあるが変わってきたなと思う。古くからの経営者に株主が一方的に押し切られるのではなく、市場で正当な手続きを踏んだ上でそれなりの価格で取引されるようになったんだなあ、と多少の感慨がありますね。
posted by かおる at 12:21| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月24日

最近バブルがらみのエントリーが多いな

2008年に日本で行なわれるサミットの開催地に、北海道・洞爺湖が選ばれた。

北海道経済、「洞爺湖」サミットに雪解け期待  5年で直接・波及効果379億円(フジサンケイビジネスアイ)

サミットもすっかりセレモニー化し、特に近年は世界中から集まってくる反グローバリズム団体の示威行動のためのフェスティバルみたいになっている。そのため以前のようにその国を代表する都市ではなく、別荘地みたいな警備のしやすい場所で開催するようになった。だから次のサミットは洞爺湖、というか山の上にあるウィンザーホテルが本命と言われていたわけだ。

ザ・ウインザーホテル洞爺(公式)

ミシェル・ブラスなあ。食いもんは大事ですね。和食の評価が高いったって、晩餐会となるとみんなに箸使わせるわけにもいかないし。それはともかく、来年ここで大きなイベントをやることに何かしらの符合を感じる。


カブトデコム(Wikipedia)

今でも会社自体は存続しているとある。まじですか。つーかどんな事情で潰れなかったの。拓銀だって潰れたのに。

まさに辺境に咲いたバブルの仇花。いろんな逸話がある会社だ。
@20代の若手社員が机に足を乗っけて、地場の出入り業者の社長を怒鳴りつけていた。
Aここの受付嬢がミスコンに出てくるような美人ばかりだった為に、のちに発行された俗流株本に「受付嬢がキレイ過ぎる会社は危ない」などと書かれた。

そんなろくでもないバブル伝説がいろいろある。


そのカブトデコムが全精力を傾けて建てたのがホテルエイペックス洞爺(Wikipedia)。現在のザ・ウインザーホテル洞爺である。


一度は営業を停止し、廃墟マニアの好事家達の注目を浴びたような建築物が、世界の首脳が一同に会する舞台となるのだ。なんと数奇な運命を辿るホテルだろう。


大きなイベントが、振り返ってみると次に起こることを予告していることがある。カブトデコムが作ったこのホテルの派手なカムバック劇は、本格的なバブル復活を予告しているのかもしれない。
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2007年04月23日

この弔い合戦失敗は語り継がれますね

もう昨日のことだが、統一地方選の後半戦の結果が出た。参院選に向けての民主党のダメっぷりが印象に残る。それはわかっていたことだからまあいい。しかし驚いたことが一つあった。長崎市長が暴力団員に射殺されたことによりその娘婿が出馬したのだが、落選したのだ。弔い合戦で落選するなんて初めて見た。

すっかりテレビのニュースは見ることがなくなってしまったが、選挙速報に関しては今でもテレビが一番早いので、見るとはなしに見ていた。そこでこの発言にぶつかったのである。

【長崎市長選】「父の愛する長崎でこんな仕打ちを受けるとは思いませんでした」 …落選した横尾誠氏の妻、崩れ落ち号泣 (痛いニュース)

「本当にありがとうございました。父伊藤一長はこの程度の存在でしたか。父は浮かばれないと思います。残念です。父の愛する長崎でこんな仕打ちを受けるとは思いませんでした」
これネタじゃなくて本当に言ってたからなあ。言い終わった途端に両隣にいた人が、娘の両脇を抱えてフェードアウトしたよ。司会が「疲れてるから」とかなんとか言っていた。すごい絵面だった。いや、もちろん同情すべき点はある。なにしろ父親が暗殺されたばかりなのだ(マスコミはなぜ頑なに「暗殺」という言葉を使わないのだろうか?いつの間にかマスコミのガイドラインで言っちゃいけない言葉に認定されているのか?)。混乱しているのはわかる。でも、応援してくれた人達の前でこの捨てゼリフはない。世襲できると思い込んでいたのはこれまでの弔い合戦の結果から見て当然だが、だからといってこれを言っちゃおしまいである。

まあそれは置いておくとしても、なんで負けたのか疑問は残る。いろいろ見てみると、どうもこの新聞記者を休職して立候補した娘婿の評判が非常に悪かったらしい。しかし弔い合戦というのは、被選挙権さえあればどんなバカだって当選する国ではないか。今回に限りなぜ失敗したのだろう?

私は立候補の会見を見ていなかったので知らなかったが、上記のリンクにその時の画像が載っている。どうやら笑っているように見えたらしい。緊張すると笑ってしまう人がいるのだが、どうもこの人は残念ながらそういう人だったみたいだ(画像)。ああ、これは笑ってるように見えるわ。これは周りの人間がなんとしてもカメラを止めて、会見をやり直させねばならなかったはずだ。これを見た長崎市民の中には、「首相官邸担当記者として政治家からハエを追っ払うみたいに扱われていたのに、急に市長になることが確実になったから嬉しさをこらえきれないんじゃないか」と思った人がいたかもしれない。もちろん私はそんなこと思っていませんよマジでマジで。いやーテレビって怖いですなあ。

結局900票ほどの僅差で落選したわけだが、無効票が15000票もあったという。前市長に入れていた期日前投票分はすべて無効。白票も5000票以上あったと。大平総理が総選挙の最中に死んだ時から、ずっと公職選挙法の不備が言われてきたにもかかわらず、結局そのままにしていてこうなったわけだ。改めて仕切り直しするしかないだろうに。


もっとも、仕切り直したら普通に世襲になるけどね。

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あとは小ネタ。まずは夕張市。投票者数9082人の内、当選した藤倉肇が3330票。そして羽柴秀吉が2988票で僅差の二位。なんだコレ。あの立候補マニアが本当に当選しかけている。宮崎県知事選の結果を見た時も、宮崎県民の閉塞感とリセット願望の強さに慄然としたものだったが、財政再建団体の夕張市はそれ以上らしい。めちゃくちゃだ。

そして熊本市議選。外山恒一540票でブービー賞。


外山はショボい市議選などに出ている場合ではない。これからも続々出てくるはずの財政再建団体になった自治体に首長候補として立候補するのだ。なにしろ外山は堂々と「ファシスト」を自称している。そしてファシズムとは、絶望した人々の強い指導者を求める気持ちに入り込むものだ。夕張市の選挙では、会社経営をしているという羽柴の「雇用を自社で引き受ける」という公約が効いたらしい。絶望した人間は、心強いことを言ってくれる人間に自ら騙されたがる生き物だ。選挙運動をプロパガンダに利用するという戦略は早々に変え、本気で首長を狙うがよかろう。


いやな展開だなあ……
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2007年04月21日

客に調理させて人件費を減らそうなんて業態を選ぶ時点でお里が知れるとか言ってはいけません

ロッテ・小宮山が3年ぶりに勝利 41歳7カ月(サンスポ)

まだやってたことにびっくりしました。

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焼肉屋さかい 市場価格の2割でTOB(読売新聞)

牛角に続く焼肉テロ第二弾。
株価が480円なのに、いきなり買付け価格100円でTOB成立が確実となり、当然ながら株価暴落。

焼肉屋さかいがストップ安比例配分、TOB価格100円を嫌気 (テクノバーン)

これ少しわかりにくいんだけど、元々の創業者の坂井氏は去年債務超過になったことをきっかけに退任している。それで債務超過解消のために食材仕入れ関係の稲畑産業、資金面を手当てするゴールドマンサックスの子会社、外食のノウハウを持つ(という触れ込みの)モックの関連会社の3社が共同出資でグランドディッシュという会社を設立。焼肉屋さかいはここに対して新株予約券を発行し、グランドディッシュは72.72%を持つ大株主になった。その時の記事がこちら(外食日報 06/06/16)。ところが1年もたたないうちにいやんなっちゃったのか、グランドディッシュがさかい株の51%を売却。しかも100円で、というお話。

株を手放すグランドディッシュ側は「さかいのキャッシュフローなどを考慮すると、1株当たりの価値は100円を下回ると判断している。抜本的な体制見直しが必要で、新たな資本増強を視野に入れているジー・コミュニケーションに譲渡することにした」とのこと。

で、譲渡先のジー・コミュニケーションてのは学習塾のフランチャイズ権を売ることから始まって、現在は外食のフランチャイズが主体になっているという会社。アントニオ猪木酒場とかな。このフォーマット、沖縄と東京に2店舗あって、仙台・千葉・静岡はフランチャイズ権は売ったけどまだ店ができてない状態。えーと、猪木がらみはツッコみ始めるとキリがないのでスルーするであります。


そらまあ債務超過の会社を480円で売買してる現在の投資家もどうよという感じもするが、それにしても時価の5分の1というのは既存株主にはテロみたいなものだ。株主の皆さんにおかれましては被害者意識を全開にして裁判闘争をがんばっていただきたいところ。それにしても最近の外食関連のTOB・MBOがらみの話はなんだか後ろ向きというかしょうもないというか、ウォッチする側もうんざり感が強い。前向きな話を応援したいものです。
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2007年04月20日

まあ牡蠣とかニシン食った方が効率いいんだけどね

キリンビバレッジ、必須ミネラル「亜鉛」7mg配合の清涼飲料「キリン Z7」を発売(日経プレスリリース)

「キリン Z7」は、日本で唯一、ペットボトル清涼飲料で大人の必須ミネラル「亜鉛」を1日摂取目安量7mg配合した栄養機能食品(※富士経済調べ 3月8日現在)。更に、頑張るカラダを応援するアミノ酸1000mgと亜鉛の吸収を助けるクエン酸900mgを配合し、プレミアムな設計を実現しました。
 味覚は、ほのかな苦みと柑橘の香り豊かな風味を特徴としたスッキリとした飲み口で大人が満足できる味わいです。
「大人の必須ミネラル」ってのがポイントだ。亜鉛ですよ亜鉛。ムッシュムラムラですよ奥さん。キリンビバレッジもやりよるね、婉曲表現ながらそっち方面にチャレンジですか、と思ったら。

広告には、挑戦し続ける大人の代表として、野茂英雄選手を起用。いつまでも夢を追い続ける生き方をプレミアムな男として描き、ターゲットである大人の男性にアピールしていきます。
のわー。なななんだってー!?久々に見るぜ野茂の広告。だったら飲むよ。(←かんたんな客)


それはそうと、どこのユニフォームでもなく白いシャツに黒い帽子なんだよね。

Nomo Z7.jpg

うむ、それが現状だ。しょうがない。いやむしろこの広告コンセプト的にはそれでいいわけか。


肩は休ませまくってるからむしろいい状態だという話もあるしなー。問題は肘だけだ。そしてもはや本人もファン達も持久戦に入っている。忘れかけた頃、たまーに本人から1行か2行のメッセージがあり、ファンもファンでまるでせっつかないという、なんだかよくわからない関係になっている。もうここ4ヶ月ほど全く音沙汰が無いのだが、私にしても「こんなもんだろ」と思っている。一般的に、女性は陽のあたっている人を追いかける移り気なところがあるといわれるが、逆に男性は一度ファンになったらなかなかファンをやめない傾向がある。その特性が今の不思議な状況を作り上げたのだろう。自分のことを棚に上げて、なんだかおもしろい。
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2007年04月19日

世界最先端のバブル建築の動画

80年代末から90年代初頭にかけて、バブル期特有の奇妙な建築物がたくさん計画された。計画されただけならまだしも、実現してしまったものも少なからずある。壁面はガラス張り、中は吹き抜けというのが基本的なスタイルだ。しかしそんな程度ではとても飽き足りない、建築家の自己顕示欲(というか妄想)が炸裂した代物もある。

例えば既にバブルが完全に崩壊した1992年、それでも勢いが止められずに建ててしまった江戸川区の布谷ビル。さすがにもう改修されてるけど。しかし何を思ってこんなビルを作ったのか。技術力の表現ではないよなあ。センスを強調しているわけでも多分ない。あの頃のノリを思えば、「ウチにはこんなバカなことができる金銭的・精神的余裕があるんですよ」というアッピールだと解釈するのが自然だろう。

これがバブル最末期の金字塔とするなら、一番早かったのは鈴木エドワードのオンワード代官山か。これが1986年。バブル発生直後といったところ。「バブルの頃って景気良かったんでしょ。いいなあ、また来ないかなあ」と夢見る若人達よ。こんなものがボンボン建てられる街がそんなにうらやましいか。

バブル期に限らず、常軌を逸した建築に関しては「ばかけんちく探偵団」に画像が豊富だ。

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しかし日本に発生した80年代後半からのバブルなんてものは、たかだか日銀の金融政策の失敗に端を発した、一つの国の出来事である。それが中国・インドの発展と、過剰流動性の増加による原油価格の高騰という大規模な背景があるとどうなるか。

現在アラブ首長国連邦のドバイには、全世界の高層建築用タワークレーンの3割が集中しているといわれる。建物やら埋め立て地やら、わけのわからないものが大量に作られているのだが、その最新の珍建築の動画があった。68階建てのビルが90分で一周するのだという。デビッド・フィッシャー設計。「へっ、そんなもん日本にもあるよ。ホテルニューオータニのレストランだって回転するだろ」と思ったのだが、そんな甘っちょろいものではなかった。これだ。

http://link.brightcove.com/services/player/bcpid452319854?bctid=759344779(1分54秒・最初に15秒のCMあり)

すべての階がバラバラに動くようだ。なんでまた。つい「いくら石油がドバドバ出るからってここまでエネルギーの無駄遣いしなくても」などと、うっかり環境保護マニアみたいなことを思ってしまった。人間とはあり余るカネがあると何をしだすかわからん生き物だと痛感した次第である。
posted by かおる at 06:25| 東京 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

でも結局は潰さないに100ペソ

日本航空のメインバンクである日本政策投資銀行のある研究員が、2003年2月に「JALは利益操作をしている疑いがある」という内容を含む論文を書いていたという。

「利益操作…」JALメーンバンク研究員仰天リポート(ZAKZAK)

なんで夕刊フジが、というのはさておき、私はこういう空気が読めない人が好きだ。日本政策投資銀行設備投資研究所の一ノ宮士郎さん。わざわざwebに記録する私。たぶんそのうち消されると思うが、当該論文にリンクしておく。つーか200ページもあるPDFを株主でもないのに読む気になるかぼけー。

利益操作の研究 ━不当な財務報告に関する考察━(日本政策投資銀行・PDF)


ZAKZAKから引用。
 「為替差損の簿価参入の利益操作に関しては、この一文だけでは何とも言えないが、機材関連報奨額の処理の利益操作については航空業界では知られていること。例えば航空会社が100億円の航空機を購入する際、値引き交渉し、80億円で買ったとする。航空会社は80億円で買った航空機をリース会社がつくる匿名組合に100億円で転売し、そこからリースを受ける。そして、値引き額の20億円を機材関連報奨額として営業外収益に計上する手法です」

 ただ、この処理が後ろめたかったのか、JALは06年3月期からやめている。

 「理由は、航空機の購入など設備投資が拡大するにつれ、報奨額が膨らみ、『実体のない利益』と市場の目が厳しくなったためだ。この論文も、JALが報奨額の処理を全廃する以前に発表されたもので、現在にはあてはまらない。ただ、メーンバンクの研究員が会計手法を疑問視しているのに融資を続け、そのような体質があった企業に追加融資をするのはすっきりしない」(関係者)


長銀・日債銀亡き今、政府関連のゴミ箱銀行といえば政策投資銀が真っ先に思い浮かぶのだが、いったい何年後にこのゴミ箱の蓋が開くのだろうか。でもとりあえず興味があるのは、こんな超マイナーな論文のさらに注釈部分(158ページの8)なんかを民主党にタレ込んだ奴は誰よということだけども。
posted by かおる at 03:34| 東京 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月18日

もう梅雨か

19日に新宿高島屋がリニューアルオープン。できてから何年になるんだっけと思いWikipediaを見てみたら、1996年に作られたらしい。まだ10年なのか。15年ぐらい経ったと思ってた。「年120億円の家賃負担が重く大幅な赤字が続いている」とある。新宿のデパートは伊勢丹が一人勝ちみたいになってるんだよねえ。

今日読んだ週刊朝日に連載されている東海林さだおの「あれも食いたいこれも食いたい」に、新宿高島屋向かいのサザンテラスにある新宿みやざき館がとてもはやっているとあった。宮崎県のアンテナショップだ。そういえばクリスピークリームの行列を見たときに前を通ったのだが、店頭にでっかい知事の写真があったなあ。どうも最近あのあたり、人の流れが多くなっているのかもしれない。新宿駅の改修工事もやってるし。リニューアルうまくいくといいな。大規模施設に活気がないとつまんないから。

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ぐるっとパス(東京都歴史文化財団)

こんなのあったの知らなかった。都内56の美術館・博物館・動物園・水族館の入場券や割引券が束になっていて、初めて使った日から2ヶ月有効。これで2000円。中身をよく見たら大盤振る舞いではないか。3つぐらい行ったら元が取れてしまう。時間に余裕のある人にはたまらんパスだろう。まあヨーロッパみたいにタダで見せるべきだという意見もあるけども。でも日本の場合、上野の森の美術館群をタダにしてしまうと上野公園居住者がなだれ込んできてしまうので、それはなかなか難しいのかもしれませんね。
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2007年04月17日

確かに囚人みたいなものかもしれない

アメリカや日本で発砲事件が起きたため、サラリーマンNEOは1週休みになった。沢村を楽しみに一週間を乗り切ったというのに。

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話は変わるが、遅ればせながら感銘を受ける文章を読んだのでご紹介。書いたのはポール・グレアム(Wikipedia)。

オタクが人気者になれない理由

「学校という制度」によって生み出される不可避的ないじめの構造、いわゆる「スクール・カースト」についてが主題だが、話はそこにとどまらない。たくさんの論点がある。

思うところはいろいろあるが特に一つだけ挙げるとすると、確かに子どもは意外と早いうちから働きたいと思っているものだ。そういえば私も大人の手伝いをするのは好きだった。親にやらされる家事とかではなくて、もう少し社会と関わりのあるお手伝いみたいなことが好きだった。キッザニアで目を輝かせている子どもたちをニュースで見ると、小さい頃のことを思い出す。

この文章を教育再生会議(Wikipedia)に参加している「有識者」の皆さんに基礎資料として必ず読むことを義務づけたらどうかと思ったが、ヤンキー先生なる(もう先生を辞めてしまった)人がいるようなところではまともに取りあってもらえないかもしれない。日本ではヤンキーは上位カーストだし。おとなしい子を残酷にいじめる代表だものな。元オリンピック選手でメダルを獲ったスポーツエリートの極みみたいな方もいらっしゃる。彼らにはこの文章は豚に真珠、失礼、猫に小判というものだろうか。それ以外のエリートの皆さんの中には、出来がよかっただけにもしかしたらニュアンスが伝わる人もいるかもしれない、と思いたい。いや、やはり学校制度に過剰適応したような人しか参加できないのが政府系の会議というものだから、それは希望的観測が過ぎるというものだろう。

もっともそれ以前に「こんな長文読まないよ、忙しいんだから」でおしまいか。


長い文章を読むことに躊躇する理由は、「これを時間をかけて全部読んだとして、しょうもないものだったらたまらないな」ということではないだろうか。この文章に関しては大丈夫。時間をかけて読むだけの価値がある。忙しい時にではなく、時間のあるときにじっくり読むべきものだと思う。論点が豊富なのに破綻もなく、発見も提言もある。時間を置いて読み返したい文章だ。
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2007年04月14日

吉祥寺美術館→ドトールのベタコンボ

吉祥寺を歩いていて、用もなかったので伊勢丹7Fにある武蔵野市立吉祥寺美術館へ。ここは常設の記念室が2つとも版画なのだが、さらに今回の企画展まで石版画なもんだから、版画専門美術館みたいになっている。見ているあいだ他に誰もいなくて貸し切り状態だった。
この美術館は吉祥寺や武蔵野にゆかりのある芸術家の展示をすることが多い。この織田一磨(Wikipedia)という人も吉祥寺在住だったそうで、あの夜明け前から並ばないと羊羹が買えないという和菓子屋小ざさの箱や包装紙の意匠を手がけたらしい。ものすごくローカルなトリビアだが。
私はこういう行列を作る方々の精神状態がわからぬ人間なので、もちろんここの羊羹は食べたことがない。その隣りにある「肉のサトウ」のメンチカツなら人から貰って食べたことがある。いつ行っても3〜40人は並んでいる。そりゃ材料がいいんだからうまいけど、食い物に行列する気持ちはやっぱりわからない。食っといてナンだけど。


美術館から出て、当然並ばなくてすむドトールコーヒーへ。4月11日発売開始のスモークサーモンベーグル(プレスリリースメニュー)を注文。350円。ベーグルサンドのスタンダードだからはずしようのない味。オサレカフェならこの脇にピクルス1個転がして750円に以下略。
ただこういう組み立てるだけのような簡単なものなら、うっすらではなくたっぷりのクリームチーズとペラッとではなくどっさりのスモークサーモンを入れたものをウチで食べた方がいいかもしれない。そんなこと言ったらよほど特殊な外食しかできなくなってしまうが。


というわけで、行列嫌いにはガラガラの美術館は最高だ、という締めでいいか。あー、東博の春の庭園開放が明日まで。また行かずじまいになりそうだ。
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2007年04月13日

バブルの再来を心底実感した

新聞の一面広告を見て爆笑したんだけど。

東京都、水の武蔵野。 ココロコス

見よ村上龍の勇姿を。
プラザ合意の前年、週刊現代1984年1月1日号から「愛と幻想のファシズム」の連載が始まった。振り返ってみると、村上龍はこの作品から作家としてのカラーが大きく変わった。ここから始まった設定資料重視の経済路線の往きつく先がこれかと思うと、さすがに笑うしかないよ。コンセプト・メッセンジャーて。80年代末のバブルの頃には、こういうわけのわからないカタカナの肩書きが氾濫したものだ。「空間プロデューサー」とか、はなはだしくは「コンセプター」ってのもあった。日本語訳は「概念家」だ。意味がわからん。

今東京にはバブルの波が来ている。それは事実だ。でも私は、それは都心3区と湾岸に限られた話だと思っていたのだ。東京のほとんどの地域には無縁の話だと。甘かった。まさに東京もんの東京知らず。このマンションは久米川なのだ。久米川ったら久米川。ビバ西武線。

マンション所在地(Google Maps)
久米川駅(Wikipedia)

なんかもう周縁部にまで拡がってるみたいだ。この胸に去来する重苦しい感覚は一体なんなのか。イヤアアァ!


<関連>
東京湾岸マンション族、話題のマドンナ・マンション(犬にかぶらせろ!)
不動産コピー(「住宅都市整理公団」別棟)

愛と幻想のファシズム〈上〉
愛と幻想のファシズム〈上〉村上 龍

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おすすめ平均 star
star圧倒的なリアリティー
star村上の軽やかな足取り
starバブル崩壊以前に書かれたとは思えませんでした。

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2007年04月12日

インディ→税金→やっぱり酒

以前、日本で行なわれるインディカーシリーズで燃料にエタノールを使うから酒税を払うことになるかも、という話題について書いた。アレは結局払わなくて済むことになったそうだ。

インディ第3戦、エタノール燃料「納税義務なし」(読売新聞)

理由は結局のところ「飲むわけじゃないから」ということらしい。なんだそりゃ、と思って調べてみたら、工業用アルコールというのは酒税がかからないのだね。でも中身は醸造用アルコールと全く同じなので、不正軽油同様厳しいチェックがあるらしい。


アルコール事業法について
(経済産業省)
 工業用アルコールは、成分的には酒類と同じであるが、酒類のみに高額の酒税がかかることから、工業用アルコールが不正に飲用に使用されるインセンティブが働くため、これを抑制しアルコールが工業用途に安定的に供給されることを確保するための一定の流通管理が不可欠である。
 すなわち、工業用アルコールの製造、販売、使用等を行う者について、用途の確認、実績の把握を的確に行うための方策として許可制を採用するとともに、報告徴収等を通じた事後的なチェックを実施する。

なるほどねーと思うが、この場合元々使途なんか明確なのである。
だったらなんで
インディカーの燃料はエタノール98%に2%のガソリンを混ぜたものだが、関東経済産業局は「90%以上のエタノールを含むものは、酒に転用できる特定アルコールとみなされ、基本的に、酒税と同額の税負担が発生する」(アルコール課)との見解を示していた。
なんてことを言っていたのか。ここからまたガソリンを抽出して飲めるようにするなんて思っていたわけではあるまい。一応カマしておいて頭を下げさせ、後になって「お目こぼし」みたいな形で幕を引いて恩を売るという役人が良くやるパターンだろう。私は「インディにとってもホンダにとってもたいした金じゃないんだから払っちまえ」とか思っていたのだが、こういうやり口を見るとやっぱり腹が立つ。実にいやらしい。

そういやホンダと経産省というか通産省は4輪進出の時に大喧嘩していたのだった。本田宗一郎がバイク専業メーカーから自動車作りに乗り出そうとした時通産省の官僚に呼びつけられて「競争が激しくなるから自動車を作るのは許さない、第一やってもすぐに潰れる」と言われ、「株主でもないのにそんなことを言われる筋合いはない」と席を蹴立てて帰ってきたというのは有名な話だ。通産省の産業育成政策に楯突くことなど考えられなかった時代である。まさかそんなことをいまだに根に持っているわけではないだろうが……


役人の法運用などずいぶん恣意的なものだし、もっとさかのぼって立法の経緯まで考えるとアホらしくなることもある。ワインと焼酎の税率が低かったのは、政界のドンと言われた金丸信と政府税調のドン山中貞則が、それぞれ山梨と鹿児島を地盤としていたからだ。もう2人とも死んでしまったし、ワインはともかく焼酎はかなり税率が上がったけれども。ともかくビールなんてマゾヒスティックな酒は最初の一口だけで十分です。消費税と合わせると4割近くが税金てひどすぎる。ワインなんて1割ぐらいだし。


私はというと、暖冬とはいえ3月ぐらいからようやく寒くなって、冷えたバーボンソーダを呑んでいたら凍えてしまったから、今は紙パック入り芋焼酎の水割りになっている。何がいいってゴミが少ない。バーボンの瓶は3日に1本出るわ、ソーダのペットボトルは潰れないわで処理が面倒だった。重いし。紙パックはいいですよー。しかも今は1.8リットルで1週間ほど持つようになった。ソーダは口当たりがいいからつい呑み過ぎてしまうが、今はそんなことはない。計算するとアルコール量が3割方減っている。素晴らしい。寝覚めもなかなかよい。そろそろγーGTPを確認してみようかと思っている。ちょっと楽しみ。
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2007年04月11日

わしゃテレビっ子か

昨日のエントリーを書いてその直後にウチを出てヤボ用を済ませた。夜ウチに帰ってからビデオ(そうだテープだ)を見てみたら、パンシャーヌは録画できているのにセクシーボイスアンドロボはできていない。なんでだと確認してみたら、どうやら最初から予約していなかったみたいだ。ここに書いたらもう予約したような気になっていたらしい。マジでアルツ気味である。なんだか怖い。

パンシャーヌなんだが、これは誰に見せようと思っているのか最後までわからなかった。火曜17時半という時間帯からいえば子供向けのはずだがそうでもなさそうだし、主婦が主人公だからといって主婦向けでもない。おそらくいわゆる「大きなお友達」(除く私)をターゲットにしているとは思うのだが、だったらこの時間帯ではなく深夜にすべきだし。テレ東のやることはよくわからない。内容については昔日曜朝にフジテレビでやっていたトトメスとかの一連の流れを汲むもので、制作陣も共通している。共同テレビとかフジアールが製作に関わっていて、むしろテレ東で放送されることが不自然なぐらいだ。

あえて一つだけ気になったことを指摘しておくと、矢吹春奈の指輪がアップになるシーンで指も大写しになるのだが、それが年齢詐称でおなじみの夏川純(26)の指と同じぐらいシワシワだった(ちなみにこちらは足の指)。矢吹、信じていいのか。

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録画に失敗したドラマは結構評判が良いようで残念。私はどうも一回目は見逃すことになっているらしい。と思ったら、パンシャーヌを見終わった直後にNHKでサラリーマンNEOシーズンUの初回が始まるところだった。おおこれはラッキー。時々見ていたのだが、今日からまた始まるとは知らなんだとそのまま鑑賞。この番組、露骨に美人以外は出す気がないあたりにNHK制作陣のオヤジぶりが発揮されていてよい。原史奈や中田有紀・中越典子は続投。新レギュラーにいとうあいこや南野陽子。わかりやすい。

内容についてはHPを見ての通りだが、最近うっすら気になっていたことが本格的に気になってきた。沢村一樹はどうなりたいのだ。最近ちょこちょこトーク番組などで見かけるのだが、なにかおもしろポジションになっている。本人が望んでやっているらしいことはわかるのだが、本当にこれでいいのだろうか。このセクスィー部長というコントを見ていたら、今後の沢村の役者としてのキャリアが心配になってきた。視聴者に余計な心配をさせないでほしい。そしてこんな時やっぱり思うのだ。ナンシー関がいてくれたらと。もう絶対彫ってる。間違いない。
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2007年04月10日

今日は暑いなあ

新生活応援のりのりまつり
4月9日から15日まで、のり弁当290円→230円などのり系弁当60円引き

全店オリジン祭り
4月9日から15日まで、若鶏の唐揚げ(醤油味・塩ガーリック味)とフレッシュポテトサラダ100g157円→100円

全国的に弁当屋だけで祭りがおきている。

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17時30分からテレビ東京で美少女戦麗舞パンシャーヌ。これで「セレブ」と読むらしい。先週の1回目を見逃した。日刊スレッドガイドを読んで大後悔。10代の頃から異様に色気たっぷりだったとはいえ、22歳にして28歳の主婦の役を振られる矢吹春奈の心中や如何に。

22時から日本テレビで新番組セクシーボイスアンドロボ。新たに作ったドラマ枠の一発目がコレだ。ヤバい匂いが漂う。パンシャーヌに続く後悔はしたくないのでこちらも録画。

ほとんどテレビドラマを見ない私だが、さすがに「ハゲタカ(BS-hiで6月に再放送決定、わーい)」の次に見るドラマがこんなのばかりでいいのかという気はする。しかしいい大人がOL向けのヌルいドラマなど見られない。超シリアスでなければ超バカ。いずれにせよバットを強く振り切ることが肝要だ。
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2007年04月08日

NHKなど見つつ

んー、共産党が供託金没収にならなかったのだな。前回364007票に対して今回630000票ぐらい。これは意外な大健闘。足立区方面の支持が強かったのか。

もっと意外だったのが外山。一応10万と踏んでいて、これだとドクター中松を抜いて5位だったのだが、なんと15000票ほど。桜金造どころか風水師とかいう唯一の女性候補にも及ばず8位。みんな政見放送を見て笑っただけだったらしい。そういう私と同じ態度ばかりでは困る。政府転覆への道は険しいようだ。まああの内容で15000も獲れば十分という考え方もあるのかもしれない。外山は「やけっぱちの不満票がドクター中松へ行くようではなんのメッセージにもならない」と言っていたようだが、実はこれは達成されたのかもしれない。前回ドクター中松は109091票だったのだが、今回は85000票ほど。外山が15000票ほどだから、10万が都知事選における冗談票ということらしい。つまりドクター中松の票を15%食ったというのが今選挙における外山の達成だったといえる。いや、それがどうしたという話なんだが。

でまあ真面目な話をすると、オリンピックなんかは他の都市と競争しなければならないわけでまだやると決まったわけではないが、築地市場の豊洲移転はこれで決まりということで、全国に散らばっていく食材は大丈夫なのかという危惧はある。4期目はないと明言しているが、4年後に出てくるのが田中康夫あたりだったらなどと考えると遠い目になったり。

ともかく今回の選挙は、始まった途端に終わってしまうという経験の少ない花婿のような選挙で、全然面白くなかった。参院選もつまらなくなりそうで、どうにもこうにもといった感じ。とりあえず民主党は参院選が終わったら解党しろ。
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2007年04月07日

都知事選を総括する

土曜のうちに書いてしまうが、今回の都知事選の結果とそれをどう解釈するか、といったあたりのことを。

思いつくままあげてみると
・石原が浅野にダブルスコアで勝利し、民主党は「ウチは関係ないから」とトボける
・共産党が前回に続き供託金没収
・黒川を含めたいわゆる主要4候補以外の泡沫候補では、ドクター中松を抜いて外山恒一が5位に食い込む。
って感じか。まあ後ろ2つはどうでもいいけど。

今回は石原が落ちる可能性は十分あった。なのになぜ地滑り的大勝利になってしまったか。浅野の、というか対立候補の完全な戦術ミスである。都民の多くは体感治安の悪化や景気回復からの恩恵を受けられない不安から、基本的には保守的な方向性を支持している。だが諸々の批判もあり、石原は2期でもういいだろうという雰囲気はかなりあった。対立候補としては石原に飽き足りない多くの有権者の受け皿になるべく、「穏健な保守」であることをアピールすべきだった。これ以外に勝つ目などない。

なのに事実上唯一の対立候補の浅野陣営はなにをやったか。ほとんど無意味な民主党隠しやら社民党との連携、普通に働いている人たちからは白い目で見られているような団体とイベントをやったりと、わざと票を減らしているのかと疑いたくなるほどだった。無党派だらけの茫漠とした都会で、明確に支持してくれる集団が魅力だったのだろうか。そんな連中は有権者の5%にも満たない。大部分の有権者に嫌悪感を催させる選挙戦術を展開した有力候補というのも珍しい。本来かなり危険水域にあった石原が悠々当選したのは、この空気の読めなさが原因だ。

動けば動くほど票を減らしていった浅野と、「空気だけを読み取ってスローガンをぶちあげ、選挙運動すらしない」という方法で当選した青島のあまりの違い。青島の政治家としての仕事については批判的にならざるをえないものの、その時代の空気を読み取る能力は、やはり天才としか言いようのない人だったと思う。


さて、都知事選挙が注目されるのはなにも首都だからとか経済規模が大きいからだけではない。都知事選の流れが国政に影響するからだ。間近に迫った参院選は、余程のことがない限り自公の勝利ということになるだろう。自公がいいからではもちろんない。民主党が絶望的だからだ。もう話にならない。これから何をやっても、自民党に対抗できるほど党勢が回復することはない。極左みたいな連中を追い出し、自治労と手を切ったとしても、もはや期待はされないだろう。


結局今回の選挙で明確になったことは、与党をおびやかす勢力が絶無であることの不健全さだけであった。
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2007年04月06日

ちょっと新機軸を

著作権を気にせず引用しまくれる! AFP通信が記事提供サービス(@IT)
通信社AFPの写真ニュース,無料でブログへの貼り付けが可能に(メディア・パブ)

昨日おとといと、せっかくSeesaaがAFP通信の記事提供に真っ先に対応したのだから、ぜひ使ってみたいと思っていた。しかしよんどころない事情によりそれができなかった。酔っぱらって寝ちゃったのである。今日は使ってみましょう。

AFP通信のサイトはたまに見る。画像がいっぱいあるのでなかなか面白い。あと日本メディアの海外情報はほぼアメリカ経由のものなので、フランスの通信社のニュースはオルタナティブとして読む価値があると思う。ヨーロッパの政治やアフリカの紛争などのニュースにはフランスの強みが出ている。柔らかめの記事ではファッションショーやスポーツ記事が多い。もっともトップページの「アクセストップ100」を見ると、柔らかめというよりセクシー系の画像だらけのことも多いのだが。以前東京で試合をやった時はシャラポワだらけになっていた。

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フォレスト・ウィテカーを初めて見たのはクライングゲームだったかな、と思い公開時期を調べてみたのだが、違った。ハスラー2だった。賭けビリヤードでポール・ニューマンが金を巻き上げようとする、相手の太っちょの役。サエないルックスで喋り方も鈍重そのものの男。案の定ニューマンは勝つのだが、ウィテカーはもっと賭け金を上げて続けようと頼む。もちろん受けるニューマン。ラッキーショットが決まり大はしゃぎのウィテカーに苦笑するニューマンだったが、そのうちだんだん負けが込んでくる。「いやー、信じられないよ!」などと言いつつウィテカーは最初に負けた金を取り返し、さらに勝ち続ける。抜き差しならない状況になったニューマンは、ようやく相手の男の鈍重さがすべて演技で、凄腕のハスラーであることに気付く。しかしもはやどうにもならない……

この映画でも悪役としては描かれず、クライングゲームでもいい人の役だった。優しい顔のせいだろうか、悪役の印象は薄い。だから今年のアカデミー主演男優賞を獲った「ラストキング・オブ・スコットランド」でアミン大統領の役をやったというのは実に興味深い。ぜひ見に行こうと思っている。という前フリで。


ジョン・トラボルタ夫妻とフォレスト・ウィテカー夫妻が食事に行ったのだという。


ウィテカー嫁は美人だしオシャレなんだが、他の3人がまるでセレブに見えない。特にトラボルタは、ボーイング707などというとても自家用機とは思えないようなデカい飛行機(No.3)を所有し自ら操縦する大金持ちに見えない。この画像はイメージダウンになるのではないか。顔の輪郭なんか油断しすぎだと思う。

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せっかくAFPの膨大なライブラリーが使えるようになったのに、こんなしょうもないツッコミ程度ではもったいない。皆さんはうまく使ってください。
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2007年04月03日

桜って意外と長持ちするんだよねー

3月17日から板尾の嫁のblogが始まっていた。知らなかった。「情報遅いなあ」とか思うけれど、同時に「知らないままでよかったんじゃないの?」とも思う。

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村上春樹風に語るスレジェネレーター

実は村上春樹の作品はピンボールがどうしたとかいうのを大昔に1冊読んだだけなので、よくパロディーにされているけどなんだかわかってない。とりあえず「味噌炒め定食」と入れてみたりした。どうなんだろ。

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新社会人の皆さんへ(ネット生命保険 立ち上げ日誌)

サントリーは毎年成人の日と4月の始めに、新成人と新社会人に向けて広告を出す。昔は山口瞳、今は伊集院静の、メッセージとも説教ともつかぬ文章を全国紙に載せている。

でも作家というヤクザな商売でメシを食っている人ではなく、こういう職業人としての先輩の、実際に間違いなく役に立つ心構えを届けてあげた方がずっといいんじゃないのー、と思った。
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2007年04月02日

なんでこう筋が悪いのを選ぶのか

「自衛官は、人殺しの練習をしている」 上田・埼玉知事(朝日新聞)

テレビでインタビューが流れたのを見たが、ひどいのは記者に真意を問われて「ここだけ抜き出すとおかしく聞こえるかもしれない」とか「殺傷と言えばよかった」とか、自分の言ってること自体はおかしくないということを強調していたことだ。警察官についても「人を疑う仕事で云々」と言っている。言葉の一部を抜き出せばといったことでなく、全部載せたところでどう解釈しても職業差別だ。

新人への訓示で、役人の仕事を意義ある仕事だと言いたかったということらしいが、人の仕事を貶めることでしか自分の仕事の意義を強調することができないのだ。汚職で辞めた土屋の後にこんなのが埼玉の知事になっていたとは。それでも埼玉に災害が起きた時、こんなのから出動要請があったら命懸けで危険な作業をしなければいけないのが自衛隊員である。

平安時代に京の治安維持を担当していた検非違使が差別されていたという記録がある。軍人や警官は武力という権力を持っているために、一般庶民からそういう目で見られることが1000年以上も前からあったわけだが、このニュースの奇妙なところは、権力者自身が武装した権力を差別しているというところだ。

上田 清司(Wikipedia)

1948年生まれの58歳。「戦後民主主義教育」とやらを受けてきた団塊の世代そのものである。さらに全共闘のメッカ法政大学で、警官隊と戦争ごっこでもしたのだろう。決して消えない自衛隊員や警官への差別意識は、この年代の特徴の一つだ。

よくこの世代のおっさんが「今の若い奴はたるんでる。自衛隊とか警察にでも入れて鍛え直せばいいんだ」と飲み屋でクダを巻いていたりするが、こういうところにこの連中の差別意識が露骨に現われる。治安や防衛を大事なものだと思わず、税金泥棒ぐらいにしか思っていないから、せめて矯正施設として活用してやろうなどと思うわけだ。こういう差別意識を持った人間が枢要な地位についている地域の治安が良くなることがありえるだろうか?

この世代の男に共通する軽薄さ、浮付いた感じの理由は、国や地域の土台についてロクに考えずいい年になってしまい、口先だけでいろんなことを誤魔化してもそれでなんとかなってしまったからだ。冷戦という、日本が外交や軍事に無責任でいられた時代に、この連中は生きてきた。その結果こういう人間が大量に出来した、ということだろう。


警察官や軍人がでかい顔をする社会が良いわけではない。権力がその力を正しい方向に使わなければ、困るのは力を持たない一般市民だということだ。この手合いは自分がたとえ知事や代議士であっても、一般市民の延長線上にいると思っているのだろう。それが戦後民主主義教育の麗しい成果である。

権力者としての自覚も覚悟もない権力者ほど始末の悪いものはない。
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2007年04月01日

世間の営為とは関係なく、桜は満開です

新年度入りが日曜日というのは考えてみれば珍しい。新しい人生の始まりが一日延びたことをホッとしている若人も多いことでしょう。なんだこの時候の挨拶みたいな書き出しは。


結局明け方までテレビを見ていた。ズバリ言って見ながらビデオも録っていた自分の判断を褒めてやりたい。全部書くと長くなるので一つだけにしておくが、一番すごかったのは意外なことに山口節生だった。選挙広報はパッとしなかったが、これが老舗の底力というものだろうか。ナメていてすまなかった。

真っ白なフレームのメガネをかけた山口が原稿を手に持ち、朗々と英語を話しはじめた時はどうしようかと思った。そこから先は明け方であることと酔っていることが複合的に作用し、お腹が痛くなるほど笑った。ここ5年でここまで笑ったことはなかった。もっとなかったかもしれない。タイムアップで演説が途中でぶった切られて終わった時は崩れた。ものすごい。

外山が「狙っている」からと、山口のような天然物よりも評価しない向きがあるようだが、それは違うだろう。政治活動をしながらもパフォーマーとして「見せる」要素をきちんと入れ込み、あの場で作品を作り結果を出したことについてはきちんと評価すべきだ。私は山口と外山がMVPを分け合ったと見る。この都知事選は豊作だった。あと、どうでもいいけど石原は老けたなあ。

もう一つ。kizasiというblog検索サイトから「佐々木崇徳」で検索されていた中にmew.co.jpという会社からのアクセスがあった。なんだこりゃと思いググってみたら松下電工。あらー。やっぱりちゃんとチェックしてるんだ。細かいことは控えるが、こういう人に目をつけられてしまうというのは企業の危機管理にとっては悪夢だろう。気の毒に。
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