部屋を片付けていたら、「東京都知事選挙 選挙公報」というのが出てきた。何日か前に配布されていたらしい。都知事選は全然盛り上がってないし、このあいだ書いたやつで最後にしようと思っていたのだが、読んでみたらそれなりにツッコミどころがあるのでもうちょっと書いてみる。しかし公の文書なのだから当然このままPDFかなんかで見られるようになっていると思って探してみたのだが見つからない。どこかにあるのだろうか?新聞をとってない人だって珍しくないのに妙な話である。
新聞紙のように1枚の紙を半分に折った4ページのものだ。載っている順番はやはり届け出順なのだろうか。一番目に登場は黒川紀章である。これがいきなりヤバイ。冒頭からヤバイ。予備知識のない人にいきなり写真だけ見せたら絶対危ない人だと思うだろう。怖いオーラが濃厚に漂っている。書いてあることは他の電波系の皆さんに比べるとまともに見えるが。2番目にくるのが浅野史郎。だめだこりゃ。3番目の占い師は飛ばして、4番目が泡沫候補界では一定の認知を誇る山口節生。本業の不動産鑑定士として築地市場の豊洲移転がツボに入ったらしく、「石原(自民)浅野(民主)さん 都民全員を殺す気ですか?(即刻中止)」となかなか元気なご様子。しかし残念ながら今回の知事選ではこの程度の電波ぶりでは全体の中に埋没している。来たる参院選ではもっと派手にブチ上げてほしいものだ。泡沫候補としての存在意義を疑われかねない危機である。
2ページ目に移る。5人目が元足立区長の共産党員。足立区が共産党政権だったとは知らなかった。とりあえず「さすが足立区」とか言っておきたい。6人目が、一体なんでこんな写真を選んだのか問いただしたくなるような強烈な怖い顔。ものすごい睨んでる。公約的には「誰でも入れる医科大学の開設」が光る。7人目、ドクター中松。いつも通りなので略。しかしイグ・ノーベル賞受賞をこんなに誇らしげにアピールする人は世界でも珍しいということは押さえておきたい。8人目は唯一の女性候補らしく「女性議員を増やせ」の一点張り。がんばって下さい。
3ページ目へ。9人目がかなり強烈。今のところ外山しか話題になっていないが、この佐々木崇徳はもっと注目されていい。全候補者中一番小さな字でぎっしり書いているのだが、冒頭3行のアリバイ作り的な公約を除いて、すべて個人的な恨みつらみが書かれている。これはすごい。個人の名前までばんばか出してるわけだが。民主主義バンザイといえよう。10人目、石原。11人目、桜金造。冒頭の「おや〜まゆ〜うえんち〜」のポーズのイラストでエネルギーを使い切ってしまったようだ。
ラストの4ページ目。12人目、おがみおさむ。キター!手書き!やっぱり手書きが一人ぐらいいないと選挙って気がしないよね奥さん。13人目。これが謎の男。唯一写真がない。わざわざ欄外に「このページの上から二段目の候補者については東京都選挙執行規程第五十三条による写真の提出がありませんでした。」と書かれている。でもライブドアのblogのURLはしっかり書かれている。見に行ってないけど。どうもこの男、政見放送にも出てこないので一人だけ経歴の紹介で済まされているらしい。なにをしたいのよ。そしてラスト14人目。届け出を遅らせてわざとトリを飾ったのか。いろんな意味で計画的な外山恒一である。
今の時点での「はてなブックマーク 注目の動画」のトップ100のうち、外山の動画が実に13本。おまえらどんだけ外山が好きなんだ。弾き語りまでランクインしとる。まあ元ネタはたいてい見てるとは思うけど一応リンクしておく、と書いてから検索したら、ぶくま600超えのあの動画は削除されてました。おりょ。まあいいか。見てない人は音楽付きのでも見てください。
で、外山が計画的というのは、こんな政見放送を流した後に選挙公報が配布されるのをわかった上で、こういう写真を載せることだ。脱力するわ。ケータイの接写だからすごいボケボケだけど。わざわざ写真を撮って送信してなどと、私にいらん手間をかけさせる外山がにくい。
今日の早朝、テレビ朝日で全員の政見放送を流したらしい。昼頃2ちゃんの実況を後から読んで見逃したことを後悔した。外山以外にも結構キツイのがいるのだという。選挙公報を読んだだけでおおよそ見当はつくが。しかし!また明日もテレ朝の同じ時間帯で流すらしい。
政見放送スケジュール(東京都選挙管理委員会・PDF)
特に後ろの方にヤバい物件が集中している。石原が邪魔だ。明け方に実況と一緒に見るかビデオで後から見るかは、これからの呑みっぷりによる。さて、晩酌の準備しよっと。
2007年03月31日
おすすめデザ−ト、そして反省
街をふらついておったら、スターバックスの前でおねえさんが何か配っていた。
スタバは日本上陸初期の頃に何度か行って以来かなり長いあいだ行っていない。理由はいつだったか少し書いたっけ。「これは高級コーヒー牛乳だ」と認識してしまい、さほど気がひかれないこと。カフェに行く時はたいてい食べ物も注文するのだが、スタバのフードメニューのレベルがとても低かったので使いにくいこと。以上2点である。元々「カフェでまったり」とかあまりしないタチだということもある。
で、おねえさんはトレーに小さく切って楊枝を刺したチーズケーキを道ゆく人に勧めていたのだった。あれから食べ物の水準は上がったのだろうか。一ついただくことにする。するともう一人おねえさんがやってきて、小さな紙コップに入ったコーヒー牛乳ではないストレートコーヒーを勧めてくれる。気前がいい。
で、味はというと、チーズケーキが意外とイケた。そこにブラックコーヒーを合わせると普通においしい。これなら行ってもいいかもねー、と思った。今見てみたらニューヨークチーズケーキというやつだな。
でもって勢いがついてしまったというか、ちょっと甘いものを食べたくなった。だったらそのままスタバに入ればいいようなものだが、CMで見たアレを思い出してしまった。そうだアレだ。アレを食べねばならん。ミニストップのプリンパフェである。ミニストップのデザートはイオングループの良心。まず間違いはなかろう。
なにか酔っぱらっていない時は甘いものを食ってるような、糖尿病予備軍ぽい文章になってしまった。いつまでも以前と同じ調子で飲み食いをしてはいけないな、注意しよう。と、ウチに帰ってクッキーを食べながらこれを書いた。反省。
スタバは日本上陸初期の頃に何度か行って以来かなり長いあいだ行っていない。理由はいつだったか少し書いたっけ。「これは高級コーヒー牛乳だ」と認識してしまい、さほど気がひかれないこと。カフェに行く時はたいてい食べ物も注文するのだが、スタバのフードメニューのレベルがとても低かったので使いにくいこと。以上2点である。元々「カフェでまったり」とかあまりしないタチだということもある。
で、おねえさんはトレーに小さく切って楊枝を刺したチーズケーキを道ゆく人に勧めていたのだった。あれから食べ物の水準は上がったのだろうか。一ついただくことにする。するともう一人おねえさんがやってきて、小さな紙コップに入ったコーヒー牛乳ではないストレートコーヒーを勧めてくれる。気前がいい。
で、味はというと、チーズケーキが意外とイケた。そこにブラックコーヒーを合わせると普通においしい。これなら行ってもいいかもねー、と思った。今見てみたらニューヨークチーズケーキというやつだな。
でもって勢いがついてしまったというか、ちょっと甘いものを食べたくなった。だったらそのままスタバに入ればいいようなものだが、CMで見たアレを思い出してしまった。そうだアレだ。アレを食べねばならん。ミニストップのプリンパフェである。ミニストップのデザートはイオングループの良心。まず間違いはなかろう。
濃厚なプリンとソフトクリームが、口の中でとろける「プリンパフェ」。プリンは素材にこだわり、指定農園の安心で安全な卵だけを使用しました。さらに、レンゲのハチミツを加えて、ほんのり優しい甘さに仕上げています。また、カラメルソースにはバニラビーンズを加えて風味をアップ。トッピングのローストシュガーも、香ばしさとほろ苦さをプラスして、おいしさのアクセントになっていますよ。とのこと。うむ。定評ある濃厚なソフトクリームに、ゆるめのほんのり甘いプリンが合わされている。全体にトロトロなのだが、トッピングのローストシュガーのカリカリしたテクスチャーが単調になりがちな食感にアクセントを与えている。相変わらずミニストップのデザートは期待を裏切らない。
なにか酔っぱらっていない時は甘いものを食ってるような、糖尿病予備軍ぽい文章になってしまった。いつまでも以前と同じ調子で飲み食いをしてはいけないな、注意しよう。と、ウチに帰ってクッキーを食べながらこれを書いた。反省。
2007年03月30日
今日見た動画
ふと遊佐未森の初期のPV(森の中で歌ってるようなやつ)を見たくなり検索してみたが、曲自体ほとんどupされてないみたいだ。PV丸ごとだとこれだけかな。
遊佐未森 ココア
それにしても、この曲は2000年10月発売なのだが、ということはこの時点で彼女は36歳なのだ。DPZでおなじみのべつやくれいは35歳。由美かおるを筆頭に、時々こういう「歳をとるのを忘れた人」というのが現れる。何を食っているとこうなるのだろうか。いや、このジャンルの代表は森光子でしたな。トランシルバニア地方出身の一族なのかもしれない。
-----
興に乗ってPSY・Sを検索。こっちはけっこうupされている。この中から一曲。
PSY・S ファジィな痛み
しかしこーゆーたらあれですけども、ボーカルのチャカは面白い顔してるなあ。時代を差し引いても面白い。PSY・Sの曲は丁寧に作られている印象が強いですね。
-----
ちょっと前にはてブで話題になっていた「ワラッテイイトモ、」を今日初めて見た。
この作品はキリンアートアワード2003に出品され、最優秀作品賞に内定していた。しかし「笑っていいとも!」の映像をリミックスして制作されているために権利関係がクリアできず公開ができない、そういうものを最優秀賞にするわけにはいかないということで、審査員特別優秀賞ということになった。だからこの年の最優秀作品賞は該当者なしである。
「キリンアートアワード2003」審査員総評
以前、どこかでひっそり「完全版」の上映会をやっているなどという話を聞いてはいたが、ふだん映画館すらロクに足を運ばない私がどこだかのアトリエやらカフェやらで突発的に行なわれるイベントなどに行くはずもなく、それっきりになっていた。それをようやく見ることができた。
変わりばえのしない日常の象徴としての「笑っていいとも!」をサンプリングによって異化し、さらにはその中に自らを溶け込ませることでイメージとリアルの区別=境界をあいまいにしてしまう。これをタモリ本人も見たらしいのだが。46分05秒。
upしてくれた人のblogにリンクがある。サンキュー。
遊佐未森 ココア
それにしても、この曲は2000年10月発売なのだが、ということはこの時点で彼女は36歳なのだ。DPZでおなじみのべつやくれいは35歳。由美かおるを筆頭に、時々こういう「歳をとるのを忘れた人」というのが現れる。何を食っているとこうなるのだろうか。いや、このジャンルの代表は森光子でしたな。トランシルバニア地方出身の一族なのかもしれない。
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興に乗ってPSY・Sを検索。こっちはけっこうupされている。この中から一曲。
PSY・S ファジィな痛み
しかしこーゆーたらあれですけども、ボーカルのチャカは面白い顔してるなあ。時代を差し引いても面白い。PSY・Sの曲は丁寧に作られている印象が強いですね。
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ちょっと前にはてブで話題になっていた「ワラッテイイトモ、」を今日初めて見た。
この作品はキリンアートアワード2003に出品され、最優秀作品賞に内定していた。しかし「笑っていいとも!」の映像をリミックスして制作されているために権利関係がクリアできず公開ができない、そういうものを最優秀賞にするわけにはいかないということで、審査員特別優秀賞ということになった。だからこの年の最優秀作品賞は該当者なしである。
「キリンアートアワード2003」審査員総評
以前、どこかでひっそり「完全版」の上映会をやっているなどという話を聞いてはいたが、ふだん映画館すらロクに足を運ばない私がどこだかのアトリエやらカフェやらで突発的に行なわれるイベントなどに行くはずもなく、それっきりになっていた。それをようやく見ることができた。
変わりばえのしない日常の象徴としての「笑っていいとも!」をサンプリングによって異化し、さらにはその中に自らを溶け込ませることでイメージとリアルの区別=境界をあいまいにしてしまう。これをタモリ本人も見たらしいのだが。46分05秒。
upしてくれた人のblogにリンクがある。サンキュー。
2007年03月29日
とりあえず選挙期間が終わったら
コージー冨田に外山恒一のモノマネをしてほしい。
2007年03月28日
野菜がほぼきゅうり一本ということに気付きショック
食べ物の記録で。
昨日深酒をしなかったために、目覚め爽やか。朝食はいきなりレトルトカレー(中辛)をあたためてカレーライス。朝からカレーを食べられるのはかなり体調がいい証拠だ。
昼は浦和あたりで久しぶりのデニーズ。けっこう好きなファミレスである。メニューの冊子とは別に、サーロインステーキフレッシュライム添え(ライスまたはパンつき)1480円だけを薦める紙が挟んである。店内のポスターもこれだ。現在のイチオシらしい。これに決定。キビキビ働くウェイトレスさんが注文を取ってくれる。どうでもいいことだが、この店のウェイトレスさんは全員押しも押されもせぬ妙齢のおばさまであった。この時間若いムスメはどこにいるのだろうか。全員メイド喫茶に行ったのか。あるいは本当に絶対数が減ってしまったのか。少子化とは恐ろしい。
しばらくしたらおそらくバイトではない、でも若いおにいちゃんがやってきて、さっき受けたサーロインステーキは売り切れてもうないから別のものにしてほしいとのこと。単価の高いイチオシ切らしたらまずいんじゃないのというか、それ以前に注文取らせたらまずいんじゃないのというか、でも文句を言うほど食べたいわけでもなく文句を言っても肉が出てくるわけでもないので、あーそーですかと素直に変更。天丼とかけそば1280円にする。なんで口がすっかり肉になっていたのにこれにしてしまったのだろう?腹が減っている時は正常な判断ができないという典型的な失敗である。天丼には海老・イカ・桜海老のかき揚げがのっている。あと長さ3センチほどのナスを半分に切り、扇形に広げて素揚げにしたもの。よくこんな小さなものに飾り包丁など入れるものだとある意味感心。そばは小さな椀に半人前ほど入った、味噌汁がわりのようなもの。どちらもおいしくいただいたものの、てんやの500円の天丼の方が充実している。オマケがついているにしてもこの1280円はないだろう、と思う。
余談だが、てんやのタレは甘すぎだ。
午後6時過ぎ、吉祥寺伊勢丹近くの吉野家で牛丼。私の食生活を責めないでください。なんだか誰彼かまわず謝りたい気分だ。
午後11時過ぎ、自宅で牡蠣のオリーブオイル焼きバジル風味と、味噌マヨネーズを添えたきゅうりで芋焼酎の水割り。
明日は休み。深酒をしないように気をつけたい……と思う。ええ、はい。
昨日深酒をしなかったために、目覚め爽やか。朝食はいきなりレトルトカレー(中辛)をあたためてカレーライス。朝からカレーを食べられるのはかなり体調がいい証拠だ。
昼は浦和あたりで久しぶりのデニーズ。けっこう好きなファミレスである。メニューの冊子とは別に、サーロインステーキフレッシュライム添え(ライスまたはパンつき)1480円だけを薦める紙が挟んである。店内のポスターもこれだ。現在のイチオシらしい。これに決定。キビキビ働くウェイトレスさんが注文を取ってくれる。どうでもいいことだが、この店のウェイトレスさんは全員押しも押されもせぬ妙齢のおばさまであった。この時間若いムスメはどこにいるのだろうか。全員メイド喫茶に行ったのか。あるいは本当に絶対数が減ってしまったのか。少子化とは恐ろしい。
しばらくしたらおそらくバイトではない、でも若いおにいちゃんがやってきて、さっき受けたサーロインステーキは売り切れてもうないから別のものにしてほしいとのこと。単価の高いイチオシ切らしたらまずいんじゃないのというか、それ以前に注文取らせたらまずいんじゃないのというか、でも文句を言うほど食べたいわけでもなく文句を言っても肉が出てくるわけでもないので、あーそーですかと素直に変更。天丼とかけそば1280円にする。なんで口がすっかり肉になっていたのにこれにしてしまったのだろう?腹が減っている時は正常な判断ができないという典型的な失敗である。天丼には海老・イカ・桜海老のかき揚げがのっている。あと長さ3センチほどのナスを半分に切り、扇形に広げて素揚げにしたもの。よくこんな小さなものに飾り包丁など入れるものだとある意味感心。そばは小さな椀に半人前ほど入った、味噌汁がわりのようなもの。どちらもおいしくいただいたものの、てんやの500円の天丼の方が充実している。オマケがついているにしてもこの1280円はないだろう、と思う。
余談だが、てんやのタレは甘すぎだ。
午後6時過ぎ、吉祥寺伊勢丹近くの吉野家で牛丼。私の食生活を責めないでください。なんだか誰彼かまわず謝りたい気分だ。
午後11時過ぎ、自宅で牡蠣のオリーブオイル焼きバジル風味と、味噌マヨネーズを添えたきゅうりで芋焼酎の水割り。
明日は休み。深酒をしないように気をつけたい……と思う。ええ、はい。
2007年03月27日
都知事選の話はつまらないんでこのへんで
書いていても面白くもないことをわかった上で、また都知事選について書くのだが。
前回選挙があった4年前と比べて、日本の置かれた状況で何が一番変わったかというと、明白な敵性国家が核実験を行なったということだろう。実験自体は、成功したのかどうか定かでないという意見もあるような代物だったが、それは問題ではない。「核」というのは極めて政治的な兵器だし、実際アメリカとの交渉に於いても既に核保有国であることを前提に話が進んでいる。イランへの核拡散を阻止することに集中したいアメリカは、進んで北朝鮮に譲歩している。
「餓死者を出すような経済的に困窮した国」と侮っているうちに核開発を進められ、他に事実上選択肢は無かったとはいえ自衛隊員の命を的にしてまでアメリカに協力した結果がこれだ。戦後最大のパワーバランスの変化がこの4年の間に起きたのだ。
そうなると勢い国政への興味は高まるが、地方選挙についてはそれがどうしたということになりがちだ。外交は政府の専管事項だから、地方自治体ができることはほとんどない。地方の長が誰になろうが議会構成がどうなろうが、まあ無駄遣いせずちゃんとやってくれや、という程度か。
まして地方選挙では必ず争点になる財政問題が、東京では争点にならない。日本で唯一地方交付税を受けない都道府県、つまり財源がたっぷりあるから国からカネがもらえないのが東京都だ。だから通常の「財源が無いのをどう遣り繰りするか」といった議論が起きず、「オリンピックをやるかどうか」なんてカネの使い道が争点になったりする。こんな選挙にどうやって興味を持てというのか。
選挙というのは、自分の考えにぴったりの「ベストな候補者」に投票するものではなく(そんな人はまず居ないわけだから)、比較的マシな「ベターな候補者」に投票するものだ、ということは知っている。だが、まさか石原の名前など書く気にはなれず、かといっていかにも怪しい団体の支持を受けている浅野に投票することもできない。いくら地方自治体では外交ができないといっても、そんな連中が権力に近づくのは論外だ。どちらかで決まることは間違いないのに、どちらもベターとすら言えない。棄権はしたくないのに投票する相手がどうしてもいないのだ。わざわざ投票所まで出かけて白票を投じるという自己満足で納得しろというのか。それもアホらしい話である。
そんなことを思う有権者の受け皿が外山恒一なのだろうか?選挙期間中は高円寺駅前で午後8時から毎日集会をやっているそうだ。よりによって高円寺。全く中央線にはなぜこういう人が集まってくるのか。いや、確かに政見放送はちょっと笑ったけど、さすがに彼に投票するほど私はふざけてはいない。まあいかにも中央線的な話ではある。10万票ぐらいは取るのかもしれない。
前回選挙があった4年前と比べて、日本の置かれた状況で何が一番変わったかというと、明白な敵性国家が核実験を行なったということだろう。実験自体は、成功したのかどうか定かでないという意見もあるような代物だったが、それは問題ではない。「核」というのは極めて政治的な兵器だし、実際アメリカとの交渉に於いても既に核保有国であることを前提に話が進んでいる。イランへの核拡散を阻止することに集中したいアメリカは、進んで北朝鮮に譲歩している。
「餓死者を出すような経済的に困窮した国」と侮っているうちに核開発を進められ、他に事実上選択肢は無かったとはいえ自衛隊員の命を的にしてまでアメリカに協力した結果がこれだ。戦後最大のパワーバランスの変化がこの4年の間に起きたのだ。
そうなると勢い国政への興味は高まるが、地方選挙についてはそれがどうしたということになりがちだ。外交は政府の専管事項だから、地方自治体ができることはほとんどない。地方の長が誰になろうが議会構成がどうなろうが、まあ無駄遣いせずちゃんとやってくれや、という程度か。
まして地方選挙では必ず争点になる財政問題が、東京では争点にならない。日本で唯一地方交付税を受けない都道府県、つまり財源がたっぷりあるから国からカネがもらえないのが東京都だ。だから通常の「財源が無いのをどう遣り繰りするか」といった議論が起きず、「オリンピックをやるかどうか」なんてカネの使い道が争点になったりする。こんな選挙にどうやって興味を持てというのか。
選挙というのは、自分の考えにぴったりの「ベストな候補者」に投票するものではなく(そんな人はまず居ないわけだから)、比較的マシな「ベターな候補者」に投票するものだ、ということは知っている。だが、まさか石原の名前など書く気にはなれず、かといっていかにも怪しい団体の支持を受けている浅野に投票することもできない。いくら地方自治体では外交ができないといっても、そんな連中が権力に近づくのは論外だ。どちらかで決まることは間違いないのに、どちらもベターとすら言えない。棄権はしたくないのに投票する相手がどうしてもいないのだ。わざわざ投票所まで出かけて白票を投じるという自己満足で納得しろというのか。それもアホらしい話である。
そんなことを思う有権者の受け皿が外山恒一なのだろうか?選挙期間中は高円寺駅前で午後8時から毎日集会をやっているそうだ。よりによって高円寺。全く中央線にはなぜこういう人が集まってくるのか。いや、確かに政見放送はちょっと笑ったけど、さすがに彼に投票するほど私はふざけてはいない。まあいかにも中央線的な話ではある。10万票ぐらいは取るのかもしれない。
2007年03月26日
都知事選なんかどうでもいいんだよ
東京は5分で独立できる(野口悠紀雄 OnLine)
2000年に週刊ダイヤモンドに書かれた記事。
田中角栄が主導した「国土の均衡発展」という、高度成長期を支えた絶対的テーゼは、(横須賀を地盤とする旧福田派の)小泉純一郎によって完膚無きまでに破壊された。地方にバラ撒くほどのカネは、もう日本政府には残っていない。たとえこれから旧田中派の流れを汲む政権ができたとしても、これ以上国家財政を悪化させる政策を選択することは不可能だ。
となると、今後はヨーロッパの先進国と同程度の経済規模を持つ「東京都」と、それ以外の地方の対立は深まるばかりになる。「東京」から得たカネを「地方」に分配するという、従来の仕組みを続けることができないからだ。
だからこれから先、こういう「東京独立論」みたいなのが都知事選に合わせて4年に1度盛り上がるようになるだろう。「平将門待望論」みたいなやつが。中央官僚・鈴木俊一から石原慎太郎への権力の移行の流れには、確かにそういう面があった。この傾向がこれからもっと強くなる。今回の選挙では全然争点になっていないが。
これを書いた野口悠紀雄は、大蔵省の官僚をさっさと辞めて大学教授になったのは正解だったのだろう。記事の終わり頃にあるシミュレーションは、官僚の立場なら戯れにでも公表できないたぐいのものだ。村上龍がネタ元にしてもおかしくないような筋書きである。もちろん村上龍が、アメリカと口裏を合わせて成功する主人公の小説を書くことはあり得ないけれども。
現実を考えれば、過激な東京独立論者が権力を奪取するより前に、日本国全体が経済的にも軍事的にも北の方にあるあんな国やこんな国にガタガタにされる可能性が高い。そのあたりの危機感が、日本全体でまるで共有されていないのはどうしたことだ。パッとしない都知事選なんざどうでもいいんだよ、と思うのだが。
2000年に週刊ダイヤモンドに書かれた記事。
田中角栄が主導した「国土の均衡発展」という、高度成長期を支えた絶対的テーゼは、(横須賀を地盤とする旧福田派の)小泉純一郎によって完膚無きまでに破壊された。地方にバラ撒くほどのカネは、もう日本政府には残っていない。たとえこれから旧田中派の流れを汲む政権ができたとしても、これ以上国家財政を悪化させる政策を選択することは不可能だ。
となると、今後はヨーロッパの先進国と同程度の経済規模を持つ「東京都」と、それ以外の地方の対立は深まるばかりになる。「東京」から得たカネを「地方」に分配するという、従来の仕組みを続けることができないからだ。
だからこれから先、こういう「東京独立論」みたいなのが都知事選に合わせて4年に1度盛り上がるようになるだろう。「平将門待望論」みたいなやつが。中央官僚・鈴木俊一から石原慎太郎への権力の移行の流れには、確かにそういう面があった。この傾向がこれからもっと強くなる。今回の選挙では全然争点になっていないが。
これを書いた野口悠紀雄は、大蔵省の官僚をさっさと辞めて大学教授になったのは正解だったのだろう。記事の終わり頃にあるシミュレーションは、官僚の立場なら戯れにでも公表できないたぐいのものだ。村上龍がネタ元にしてもおかしくないような筋書きである。もちろん村上龍が、アメリカと口裏を合わせて成功する主人公の小説を書くことはあり得ないけれども。
現実を考えれば、過激な東京独立論者が権力を奪取するより前に、日本国全体が経済的にも軍事的にも北の方にあるあんな国やこんな国にガタガタにされる可能性が高い。そのあたりの危機感が、日本全体でまるで共有されていないのはどうしたことだ。パッとしない都知事選なんざどうでもいいんだよ、と思うのだが。
2007年03月23日
おお、そこには眩いばかりに輝くあの方がいたのだった
吉祥寺第一ホテルの前を歩いていたら、向こうから見たことのある人がやってきた。中年の女性だが、誰だかすぐに出てこない。「どこの知り合いだっけ、挨拶した方がいいのだろうか」と迷うが、なかなか思い出せない。すれ違う直前になってようやくわかった。西原理恵子先生だ。そういえば昨日も高須クリニック提供番組で見かけていた。
つい最近、復縁したが改めて籍を入れなかったという元夫の鴨志田穣氏が亡くなったとの報道があった。もっと早く西原先生だと気がついていたとしても、見ず知らずの人間にすれ違いざまにお悔やみを言われても困るわけだし、普通にすれ違って正解だったのだろう。
御両人の作品はそれぞれ読んでいるから残念ではあるが、同時に「そういうことになってしまったか」と腑に落ちるような感じもあった。直接の死因は酒ではなかったようだが、やはりアルコールというのは長期的には破滅的なドラッグだしなあ、と我が身を省みる。私にしたところで今日はもうウチに帰って酔っぱらう以外なにもすることがないのだから似たようなものだ。いや、鴨志田氏と違ってたとえ死んだからといって泣いてくれるような人が以下略などと暗いことを考えながら歩いていた。
金曜の夜、大賑わいのアーケード街を一人逍遥する男を憐れに思ったのだろう。きっと神様は私を元気づけようと思し召したに違いない。向かいから紅白のボーダーを着た、もじゃもじゃ頭のあの方がやってくるではないか。まだ西原先生とすれ違ってから10分も経っていないというのに。
そう、中央線の生き神様、見かけると良いことが起きるといわれる(と私が思い込んでいる)吉兆のシンボルが、突如目の前に。楳図先生である。せんせえ〜〜〜。
井の頭線のガード下に、あるいは中央線に乗っている時ふと気付くとはす向かいの椅子に、先生はなにげなくおられた。「神は遍在する」という神学的確信を持ったものである。そのように何度もお見かけしているのだが、しかし今日は重大なお知らせを皆さんにしなければならない。先生のいでたちがいつもと大きく違うのである。私は初めてあのようなお姿を見た。念のために思い出していただこう。こちらが楳図先生の画像である。
Global Voices 楳図かずおインタビュー(AOLインターナショナル・動画あり)
紅白のボーダーシャツ。そうだ、これが楳図先生である。しかしすでに「向かいから紅白のボーダーを着た、もじゃもじゃ頭のあの方がやってくるではないか」と書いているじゃないか、と疑問をもたれる方もいるかもしれない。そうだ。そこはいつもと同じなのだ。夜なのでまだ多少肌寒い。だからTシャツではなくブルゾンをお召しになっていたのだが、それはやっぱり紅白のボーダーで同じである。ではどこが違うのか?
なんといつもの横じまではなく縦じまだったのである。ショック!どこで売ってんだそんな紅白幕みたいなブルゾン!初めて見る楳図先生の縦じま紅白ボーダーに、すれ違った後も何度もふり返って見てしまった。
私は一人。楳図先生も一人。さんざめくイタリアントマト前での一瞬の邂逅は、沈みがちな私の心から暗い影を吹き飛ばしてくれた。ありがとう、ありがとう先生。いつまでも中央線沿線住民を守ってください。
つい最近、復縁したが改めて籍を入れなかったという元夫の鴨志田穣氏が亡くなったとの報道があった。もっと早く西原先生だと気がついていたとしても、見ず知らずの人間にすれ違いざまにお悔やみを言われても困るわけだし、普通にすれ違って正解だったのだろう。
御両人の作品はそれぞれ読んでいるから残念ではあるが、同時に「そういうことになってしまったか」と腑に落ちるような感じもあった。直接の死因は酒ではなかったようだが、やはりアルコールというのは長期的には破滅的なドラッグだしなあ、と我が身を省みる。私にしたところで今日はもうウチに帰って酔っぱらう以外なにもすることがないのだから似たようなものだ。いや、鴨志田氏と違ってたとえ死んだからといって泣いてくれるような人が以下略などと暗いことを考えながら歩いていた。
金曜の夜、大賑わいのアーケード街を一人逍遥する男を憐れに思ったのだろう。きっと神様は私を元気づけようと思し召したに違いない。向かいから紅白のボーダーを着た、もじゃもじゃ頭のあの方がやってくるではないか。まだ西原先生とすれ違ってから10分も経っていないというのに。
そう、中央線の生き神様、見かけると良いことが起きるといわれる(と私が思い込んでいる)吉兆のシンボルが、突如目の前に。楳図先生である。せんせえ〜〜〜。
井の頭線のガード下に、あるいは中央線に乗っている時ふと気付くとはす向かいの椅子に、先生はなにげなくおられた。「神は遍在する」という神学的確信を持ったものである。そのように何度もお見かけしているのだが、しかし今日は重大なお知らせを皆さんにしなければならない。先生のいでたちがいつもと大きく違うのである。私は初めてあのようなお姿を見た。念のために思い出していただこう。こちらが楳図先生の画像である。
Global Voices 楳図かずおインタビュー(AOLインターナショナル・動画あり)
紅白のボーダーシャツ。そうだ、これが楳図先生である。しかしすでに「向かいから紅白のボーダーを着た、もじゃもじゃ頭のあの方がやってくるではないか」と書いているじゃないか、と疑問をもたれる方もいるかもしれない。そうだ。そこはいつもと同じなのだ。夜なのでまだ多少肌寒い。だからTシャツではなくブルゾンをお召しになっていたのだが、それはやっぱり紅白のボーダーで同じである。ではどこが違うのか?
なんといつもの横じまではなく縦じまだったのである。ショック!どこで売ってんだそんな紅白幕みたいなブルゾン!初めて見る楳図先生の縦じま紅白ボーダーに、すれ違った後も何度もふり返って見てしまった。
私は一人。楳図先生も一人。さんざめくイタリアントマト前での一瞬の邂逅は、沈みがちな私の心から暗い影を吹き飛ばしてくれた。ありがとう、ありがとう先生。いつまでも中央線沿線住民を守ってください。
2007年03月22日
2007年03月20日
80年代の中央線沿線には、いろんなひずみが集中していた
みすず学苑、7つのなぞ(H-Yamaguchi.net)
西荻窪、立川、上野、横浜、南浦和、千葉に学習塾を展開するみすず学苑の、訳のわからない広告展開への疑義つーかツッコミである。
ちょうどこのみすず学苑のCMをYouTubeで見た直後に上記のエントリーを読んだので、「もしかしてみすず学苑ネタ流行ってんの?」と思った。いやー、それはまさか、ねぇ。
で、早速こんな反応が。
縄文太郎は宗教的キャラって常識じゃ?(ダイミテイ)
そうそうここワールドメイトって宗教団体だからさー、と思ったのだが、この事実があまり知られていないことをブクマコメントで知る。そ、そうなの?単にへンなCMを流す普通の学習塾だと思われてるの?まじですかー!?
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私は生まれてこのかた中央線沿線で生活している人間なので、この西荻窪に本拠を構える塾のことは学生時代から知っている。ここに通っていた友人もいる。同じ西荻窪を発祥とする新興宗教団体には幸福の科学(Wikipedia)があり、現在の小選挙区制になる以前の1990年、オウム真理教の真理党(Wikipedia)から教祖の麻原が旧東京4区(杉並区・中野区・渋谷区)から立候補した。杉並が足場だったからだ。頻繁にやってくる真理党の街宣カーから流れる「しょーこーしょーこーしょこしょこしょーこー、あ・さ・は・ら・しょーこー」という、大音量での本人による(不快な)歌は、今も耳にはっきり残っている。
ワールドメイトはオウム真理教や幸福の科学とは比較にならないほど小さな団体なのだが、この3つの宗教団体には明確な共通点がある。1980年代というものを考える一つの切り口になるだろう。そしてその痕跡は現在のみすず学苑の、一見デタラメにしか見えないCMにも確かに表れている。
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という枕から長文をかます気は満々なのだが、休日前にあんまり辛気くさい事を考えたくないのです。もう少し精神状態が悪い時に書くかもしれません。うう、ごめんね。
西荻窪、立川、上野、横浜、南浦和、千葉に学習塾を展開するみすず学苑の、訳のわからない広告展開への疑義つーかツッコミである。
ちょうどこのみすず学苑のCMをYouTubeで見た直後に上記のエントリーを読んだので、「もしかしてみすず学苑ネタ流行ってんの?」と思った。いやー、それはまさか、ねぇ。
で、早速こんな反応が。
縄文太郎は宗教的キャラって常識じゃ?(ダイミテイ)
そうそうここワールドメイトって宗教団体だからさー、と思ったのだが、この事実があまり知られていないことをブクマコメントで知る。そ、そうなの?単にへンなCMを流す普通の学習塾だと思われてるの?まじですかー!?
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私は生まれてこのかた中央線沿線で生活している人間なので、この西荻窪に本拠を構える塾のことは学生時代から知っている。ここに通っていた友人もいる。同じ西荻窪を発祥とする新興宗教団体には幸福の科学(Wikipedia)があり、現在の小選挙区制になる以前の1990年、オウム真理教の真理党(Wikipedia)から教祖の麻原が旧東京4区(杉並区・中野区・渋谷区)から立候補した。杉並が足場だったからだ。頻繁にやってくる真理党の街宣カーから流れる「しょーこーしょーこーしょこしょこしょーこー、あ・さ・は・ら・しょーこー」という、大音量での本人による(不快な)歌は、今も耳にはっきり残っている。
ワールドメイトはオウム真理教や幸福の科学とは比較にならないほど小さな団体なのだが、この3つの宗教団体には明確な共通点がある。1980年代というものを考える一つの切り口になるだろう。そしてその痕跡は現在のみすず学苑の、一見デタラメにしか見えないCMにも確かに表れている。
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という枕から長文をかます気は満々なのだが、休日前にあんまり辛気くさい事を考えたくないのです。もう少し精神状態が悪い時に書くかもしれません。うう、ごめんね。
2007年03月18日
Q.円キャリーって永遠に続くの? A.違うよ。全然違うよ。
どうやら野茂の続報もしばらくは無いようだから、滝沢乃南のことでも書こうかしら。なにこの二者択一。
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オフィシャルサイトに滝沢がblogを始めたとの告知。ずいぶん遅ればせながらのblogスタートである。しかし遅いの早いのといったことは実際にblogを見たらどうでもよくなる。私は思わず突っ伏し、ノートパソコンのキーボードにヘッドバッドするところだった。
nttb-乃南の株ライフ
なななんじゃこりゃー。
ようやくblogを始めたと思ったら、思いっきりGMOインターネット証券のヒモ付きである。先の見えない株ドル路線に堂々の参入だ。誰が得するんだよこのblog。
どうにも微妙な気持ちのまま内容をチェック。証券業に参入してから日の浅いGMO証券の宣伝blogなのに、ネット証券大手の楽天証券の親会社・楽天の株を買って翌日手離したりしている。なにをやっていますか。そして正社員として働くべきかどうか労働問題について語る滝沢乃南。シュールだ。
行間やら一人称がオイラやら、全体的に「どこの眞鍋かをりですか」といった風情ではあるが、定期的な露出が増えてたいへん結構なことである。Livedoor Readerに登録一番乗りになってしまった事実は秘密にしておきたい。
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で、ここからは少し真面目な話で申し訳ないのだが。多少私も関係なくはない話なので。
同じGMO証券のFX部門も宣伝blogを始めた。書くのは滝沢と同じ事務所のゴールデン小雪である。
ごる姫の為替でございます!
誰もがツッコみたくなる芸名についてはあえてスルーしてもかまわないが、このblogについてはツッコんでおきたい。ネットで相場の注文を出せるようになり、このような芸能人が実際に取引するテイの宣伝を見かけるようになったけれども、レバレッジを掛けるような取引をこういう手法で宣伝することが適切なのかどうか。株の現物だったらどうってことはない。100万円の現金で100万円の株を買うということなら損をしたって知れている。だがFXや商品は違う。もちろんレバレッジはお客が自分の意志で低くコントロールすることもできるけれど、タレントの「気軽に口座を作ってね」みたいなblogを読んで取引を始める客が、フルレバレッジを掛けない自制心を持っていたら逆に驚く。
内容を見ると案の定というか、ちょっとひどすぎる。「もしも年4%のスワップがつくとすると、レバレッジ10倍なら年40%もの超高利回りになる??」とか書いてある。「地政学的リスク」とかそれっぽい言葉を紛れ込ませればいいというものではない。
現在日本の個人投資家のFX取引は日米の金利差を背景にしたドル買い一本やりだ。ここ何年か金利差が大きく、しかもボラティリティが小さいから「ドルを買ってほっときゃ儲かる」みたいな雰囲気になっている。つまり個人がヘッジファンドと同じ円キャリー取引をやっているわけだが、残念ながら個人はヘッジファンドと違ってそう簡単に損切りしない。というかできない。
いくら商売とはいえ、ろくに知識もない個人にレバレッジを強調して「スワップで年40%」なんてことをアピールしたらどうなるか。その先は死屍累々だ。本当にそれでいいのか?訴えられても大丈夫な書き方をしていると会社側は言うだろうし実際そうなのかもしれないが、その商売に先はあるのか?タレントは別にいい。お座敷がかかれば行かなければいけないわけだし、ただの広告塔なのだからマーク・パンサー副社長とは立場が違う。道義的に云々という話にはなっても、それ以上責任を追及されることはないだろう。しかし金融に関わる企業として、素人にレバレッジを掛ける取引を勧めるなど論外ではないのか。
以前私は「パチンコをするぐらいなら日経miniでもやれ」と書いたことがある。完全に娯楽として、ギャンブルとして、損をすることを承知の上で楽しむのならパチンコよりはマシだ、ということを書いた。だが全くの素人がFXや商品相場の取引を始める時に、そんな心構えで始めるだろうか?そんなわけない。しかもタレントの勧誘blogには「為替でお金をためてエステ行くのだぁ!」とか書いてあるのだ。
これはGMO証券に限った話ではない。改正商品取引所法により、先物業界も勧誘にかなり厳しい規制がかけられ、当blogでもしつこく扱ってきたグローバリーも廃業に追い込まれた。しかしそのかわりにこういった勧誘手法が増えてきている。強引な電話勧誘に比べればかなりマシにはなったろう。しかしお客の資産を増やすことで自分たちも利益を得ようという姿勢はまるでない。これまで同様、目先の手数料欲しさに焼畑農業的に、つまり損をして消えていくお客を補充するために新しいお客を勧誘するという姿勢になんの変わりもない。
円キャリーの巻き戻しがいつになるかは誰にもわからない。ただ、それが必ず起きることだけはわかっている。その時の阿鼻叫喚の矢面にタレント達を立たせるつもりなのだろうか?
<関連>消費者金融CM一覧(qzmp blog 金融業の広告とその起用タレントについて)
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オフィシャルサイトに滝沢がblogを始めたとの告知。ずいぶん遅ればせながらのblogスタートである。しかし遅いの早いのといったことは実際にblogを見たらどうでもよくなる。私は思わず突っ伏し、ノートパソコンのキーボードにヘッドバッドするところだった。
nttb-乃南の株ライフ
なななんじゃこりゃー。
ようやくblogを始めたと思ったら、思いっきりGMOインターネット証券のヒモ付きである。先の見えない株ドル路線に堂々の参入だ。誰が得するんだよこのblog。
どうにも微妙な気持ちのまま内容をチェック。証券業に参入してから日の浅いGMO証券の宣伝blogなのに、ネット証券大手の楽天証券の親会社・楽天の株を買って翌日手離したりしている。なにをやっていますか。そして正社員として働くべきかどうか労働問題について語る滝沢乃南。シュールだ。
行間やら一人称がオイラやら、全体的に「どこの眞鍋かをりですか」といった風情ではあるが、定期的な露出が増えてたいへん結構なことである。Livedoor Readerに登録一番乗りになってしまった事実は秘密にしておきたい。
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で、ここからは少し真面目な話で申し訳ないのだが。多少私も関係なくはない話なので。
同じGMO証券のFX部門も宣伝blogを始めた。書くのは滝沢と同じ事務所のゴールデン小雪である。
ごる姫の為替でございます!
誰もがツッコみたくなる芸名についてはあえてスルーしてもかまわないが、このblogについてはツッコんでおきたい。ネットで相場の注文を出せるようになり、このような芸能人が実際に取引するテイの宣伝を見かけるようになったけれども、レバレッジを掛けるような取引をこういう手法で宣伝することが適切なのかどうか。株の現物だったらどうってことはない。100万円の現金で100万円の株を買うということなら損をしたって知れている。だがFXや商品は違う。もちろんレバレッジはお客が自分の意志で低くコントロールすることもできるけれど、タレントの「気軽に口座を作ってね」みたいなblogを読んで取引を始める客が、フルレバレッジを掛けない自制心を持っていたら逆に驚く。
内容を見ると案の定というか、ちょっとひどすぎる。「もしも年4%のスワップがつくとすると、レバレッジ10倍なら年40%もの超高利回りになる??」とか書いてある。「地政学的リスク」とかそれっぽい言葉を紛れ込ませればいいというものではない。
現在日本の個人投資家のFX取引は日米の金利差を背景にしたドル買い一本やりだ。ここ何年か金利差が大きく、しかもボラティリティが小さいから「ドルを買ってほっときゃ儲かる」みたいな雰囲気になっている。つまり個人がヘッジファンドと同じ円キャリー取引をやっているわけだが、残念ながら個人はヘッジファンドと違ってそう簡単に損切りしない。というかできない。
いくら商売とはいえ、ろくに知識もない個人にレバレッジを強調して「スワップで年40%」なんてことをアピールしたらどうなるか。その先は死屍累々だ。本当にそれでいいのか?訴えられても大丈夫な書き方をしていると会社側は言うだろうし実際そうなのかもしれないが、その商売に先はあるのか?タレントは別にいい。お座敷がかかれば行かなければいけないわけだし、ただの広告塔なのだからマーク・パンサー副社長とは立場が違う。道義的に云々という話にはなっても、それ以上責任を追及されることはないだろう。しかし金融に関わる企業として、素人にレバレッジを掛ける取引を勧めるなど論外ではないのか。
以前私は「パチンコをするぐらいなら日経miniでもやれ」と書いたことがある。完全に娯楽として、ギャンブルとして、損をすることを承知の上で楽しむのならパチンコよりはマシだ、ということを書いた。だが全くの素人がFXや商品相場の取引を始める時に、そんな心構えで始めるだろうか?そんなわけない。しかもタレントの勧誘blogには「為替でお金をためてエステ行くのだぁ!」とか書いてあるのだ。
これはGMO証券に限った話ではない。改正商品取引所法により、先物業界も勧誘にかなり厳しい規制がかけられ、当blogでもしつこく扱ってきたグローバリーも廃業に追い込まれた。しかしそのかわりにこういった勧誘手法が増えてきている。強引な電話勧誘に比べればかなりマシにはなったろう。しかしお客の資産を増やすことで自分たちも利益を得ようという姿勢はまるでない。これまで同様、目先の手数料欲しさに焼畑農業的に、つまり損をして消えていくお客を補充するために新しいお客を勧誘するという姿勢になんの変わりもない。
円キャリーの巻き戻しがいつになるかは誰にもわからない。ただ、それが必ず起きることだけはわかっている。その時の阿鼻叫喚の矢面にタレント達を立たせるつもりなのだろうか?
<関連>消費者金融CM一覧(qzmp blog 金融業の広告とその起用タレントについて)
2007年03月17日
シカゴ二大取引所統合に横ヤリ、そしてかっこいいハゲ
取引所統合関連のメモで。
米電子取引のICE、シカゴ商取に99億ドルの買収提案(IBTimes)
米新興取引所のICE、シカゴ商取に買収提案(日経)
シカゴ証取買収提案、経費削減2.4億ドル・ICE計画(日経)
インターコンチネンタル取引所(ICE)というのをいつかここで書いたような気がしたので検索窓に入れてみたら、去年の10月19日にCMEとCBOTの統合について書いた時の記事中に出てきたのだった。新興電子取引所が、どういう経緯で急激に成長したのか。
世界取引所再編に新たな一撃(TFJ・世界潮流)
しかし新興取引所が1兆1600億円出すとは……まあ現金ではなく株式交換だけど、たった6年程でこんな規模になってしまうというダイナミズムが凄い。それにひきかえ日本の商品取引所は、みたいなことはもう言う気にならないのでこれでおしまい。
-----
で、話はつながるのかつながらないのか知らないが、さっきまでNHKのやたら評判のいいドラマ「ハゲタカ」を見ていた。1回目をみて「おもすれー」と思い、なのに2回目を見るのを忘れ、その反省を活かし3回目を見たのはいいが、先週4回目はウチにいたにもかかわらずその時間だけ寝てしまい見逃した。今回はなんとか見られた。このパターンだと来週は見逃すことになりそうだ、って録画しろバカ。早く再放送してくんないですか。
ところでこの主役の大森南朋という俳優は知らなかったんだけど、話題のドラマということで記事になってるのを読んだら、私認定の世界三大かっこいいハゲの一人、麿赤兒の息子だそうだ。な、なんだってーー!?似ていないことはなはだしい。スキンヘッドにしたら似るのだろうか。
米電子取引のICE、シカゴ商取に99億ドルの買収提案(IBTimes)
電子先物取引の米インターコンチネンタル取引所(ICE)は15日、159年の歴史を持つシカゴ商品取引所(CBOT)に対して99億ドルの買収提案を行った。CBOTは昨年10月、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)からの80億ドルの買収で合意しており、ICEからの新たな買収提案によって買収合戦につながる可能性が生まれた。近代先物市場の始まりは大坂(誤字ではないです)・堂島の米市場と言われているが、現在まで続く市場としてはCBOTが最古らしい。そこが2000年設立の取引所に買収されるかも、と。
ICEとCBOTの合併が成立すれば、米商品相場の3分の1を占めることになるが、CMEとCBOTの合併よりは規模が小さくなる。CBOTとCMEとの合併に対しては市場の独占と価格上昇の懸念が起きており、司法省は詳細な調査を行っている。
(略)
ICEは2000年に店頭市場として設立されて以来、エネルギー取引の主要な電子市場として成長してきた。2001年にロンドンの国際石油取引所を買収、今年初めにはニューヨーク商品取引所を10億ドル以上で買収し、ココア、コーヒー、オレンジジュース、砂糖などの先物市場に進出している。
米新興取引所のICE、シカゴ商取に買収提案(日経)
ICEの提示した買収価格は、CMEの示した価格を1割強上回る。両取引所の合併が実現すれば、資源高を背景に取引が活発化している原油や天然ガス、金属から小麦、トウモロコシなど農産物まで幅広い商品を上場する市場が誕生する。こういう理由もある、と。
ICEの原油先物とCBOTの穀物先物は、自動車用燃料のエタノールがトウモロコシから生産されることから最近になって連動性が急速に高まっている。ブッシュ政権はガソリン消費抑制のため、エタノール生産の拡大を打ち出しており、エネルギー政策が取引所統合の隠れた要因にもなっている。
シカゴ証取買収提案、経費削減2.4億ドル・ICE計画(日経)
ICEのジェフリー・スプレッカー最高経営責任者(CEO)は電話会見で、経費削減は清算事業や取引システムの共通化で実現可能と指摘。2007年10―12月期に合併手続きを終え、新会社はシカゴに置き、社名もCBOTにしたいと述べた。そりゃCBOTの名前を捨てるなんて論外ですな。CMEとCBOTが統合するとシェアが85%と。買収額そのものよりこっちが決定的な要因になるのかもしれない。
(略)
4月の株主総会などを前に浮上した対抗買収提案に、CMEは反発を強めている。CMEはこの日、シカゴ商取と緊急協議を開催。「当社との組み合わせの方が強力で、株主や顧客にメリットがあると確信している」との声明を発表。計画通り統合作業を続ける考えを示した。この両者が合併すると先物の市場占有率は85%に高まる見込み。米司法省は独占禁止法に抵触しないか審査を進めている。
インターコンチネンタル取引所(ICE)というのをいつかここで書いたような気がしたので検索窓に入れてみたら、去年の10月19日にCMEとCBOTの統合について書いた時の記事中に出てきたのだった。新興電子取引所が、どういう経緯で急激に成長したのか。
世界取引所再編に新たな一撃(TFJ・世界潮流)
米国における取引所戦略には、NYSEやナスダックなどの金融の大西洋戦略と CBOTとCMEとの合併合意のような先物クロスオーバー戦略の二つの潮流がある。どちらも米国の金融・資本市場の存在感の低下を懸念した「再チャレンジ」的な意味合いが強いが、昨日新興取引所のICEがCBOTに買収提案を行い、そこにまた一つ違った流れを作り出そうとしている。取扱高の中心は北海ブレント・WTI・灯油といった伝統的商品だが、排出権取引のような新しくて急激に伸びている商品も手がけている。本部はアトランタにあるが、ネットワークそのものが取引所だから場所はあまり関係ない。事務所はカルガリー、シカゴ、ヒューストン、ロンドン、ニューヨーク、シンガポールにあるって日本はスルーですかそうですか。
ブレント原油やドバイ原油など石油関連の取引で急成長してきたICEは、2001 年に世界有数のエネルギー取引所であった英国のIPEを買収、世界的なエネルギーブームに乗って拡大するとともにガス排出権などの取引にも着手するなど時代を確実に掴んでいる。ICEはCMEよりも10.5%高い買収価格を呈示し、エネルギーと環境の時代を象徴するような戦略に出たとも読める。
しかし新興取引所が1兆1600億円出すとは……まあ現金ではなく株式交換だけど、たった6年程でこんな規模になってしまうというダイナミズムが凄い。それにひきかえ日本の商品取引所は、みたいなことはもう言う気にならないのでこれでおしまい。
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で、話はつながるのかつながらないのか知らないが、さっきまでNHKのやたら評判のいいドラマ「ハゲタカ」を見ていた。1回目をみて「おもすれー」と思い、なのに2回目を見るのを忘れ、その反省を活かし3回目を見たのはいいが、先週4回目はウチにいたにもかかわらずその時間だけ寝てしまい見逃した。今回はなんとか見られた。このパターンだと来週は見逃すことになりそうだ、って録画しろバカ。早く再放送してくんないですか。
ところでこの主役の大森南朋という俳優は知らなかったんだけど、話題のドラマということで記事になってるのを読んだら、私認定の世界三大かっこいいハゲの一人、麿赤兒の息子だそうだ。な、なんだってーー!?似ていないことはなはだしい。スキンヘッドにしたら似るのだろうか。
2007年03月16日
音楽的天丼とかいうと一気に台無し
映画や小説のようなストーリーで見せていくたぐいの表現では、先の展開が読めないドラマチックな作品が好まれる。前にも見たような展開だと「ワンパターン」などと低い評価をされがちだ。
しかしあらゆる表現が常に思いもかけない展開を見せなければならないかというとそんなことはない。例えば音楽では、その作品世界に聴衆を没入させるには耳馴染みのあるフレーズを反復することが有効だ。「繰り返すこと」自体を理由に低い評価をされることはない。
反復による効果が顕著な曲といって思い浮かぶのが、ラベルのボレロ(Wikipedia)だ。異なった楽器が一つ一つ演奏され、それらの音色が時間の経過と共に重ねられる。最後は大編成による合奏となるが、約15分の演奏時間の間(最後の2小節を除いて)ずっと同じメロディが繰り返される。YouTubeの場合1本10分の制限があるから2つに分かれているのが残念だ。
Ravel - Bolero - Daniel Barenboim - Berliner Phil. Pt. 1
Ravel - Bolero - Daniel Barenboim - Berliner Phil. Pt. 2
キリスト教の賛美歌、仏教の声明(しょうみょう)、その他宗教音楽でも反復は多用されている。人を陶酔(トランス)状態に持っていくための効果的な技術ということだろう。この技術をダンスという「体を動かす快感」と結びつけ、特化・強調したものが広義のテクノミュージックと言ってもいいかもしれない。
電気グルーヴ - Flashback Disco
より大きな画面で見られるGoogle Videoにもリンクしておく。繰り返しやってくるフラッシュバックとテクノの反復をかけた作品。
電気グルーヴや石野卓球は凝ったPVが多く、好きな作品はいくつもあるのだが、特に反復が印象的なのがこれだ。
電気グルーヴ - Anna 〜letmein letmeout〜
音楽番組でこれが流れた時アシスタントの女が感想を求められ、「わたし夜道って怖いからキライです〜、このビデオもコワーイ」などと言っていた。バカか。一体どこに目をつけているんだ。このビデオのポイントはみつまJAPANだろ!(←それも違う)
こういったテクノと笑いを映像で表現させたら彼らの独壇場である。
この2つのPVが収録された作品集を紹介しようかどうか迷ったのだが、当blogの場合このタイトルだと紹介せざるをえない。
しかしあらゆる表現が常に思いもかけない展開を見せなければならないかというとそんなことはない。例えば音楽では、その作品世界に聴衆を没入させるには耳馴染みのあるフレーズを反復することが有効だ。「繰り返すこと」自体を理由に低い評価をされることはない。
反復による効果が顕著な曲といって思い浮かぶのが、ラベルのボレロ(Wikipedia)だ。異なった楽器が一つ一つ演奏され、それらの音色が時間の経過と共に重ねられる。最後は大編成による合奏となるが、約15分の演奏時間の間(最後の2小節を除いて)ずっと同じメロディが繰り返される。YouTubeの場合1本10分の制限があるから2つに分かれているのが残念だ。
Ravel - Bolero - Daniel Barenboim - Berliner Phil. Pt. 1
Ravel - Bolero - Daniel Barenboim - Berliner Phil. Pt. 2
キリスト教の賛美歌、仏教の声明(しょうみょう)、その他宗教音楽でも反復は多用されている。人を陶酔(トランス)状態に持っていくための効果的な技術ということだろう。この技術をダンスという「体を動かす快感」と結びつけ、特化・強調したものが広義のテクノミュージックと言ってもいいかもしれない。
電気グルーヴ - Flashback Disco
より大きな画面で見られるGoogle Videoにもリンクしておく。繰り返しやってくるフラッシュバックとテクノの反復をかけた作品。
電気グルーヴや石野卓球は凝ったPVが多く、好きな作品はいくつもあるのだが、特に反復が印象的なのがこれだ。
電気グルーヴ - Anna 〜letmein letmeout〜
音楽番組でこれが流れた時アシスタントの女が感想を求められ、「わたし夜道って怖いからキライです〜、このビデオもコワーイ」などと言っていた。バカか。一体どこに目をつけているんだ。このビデオのポイントはみつまJAPANだろ!(←それも違う)
こういったテクノと笑いを映像で表現させたら彼らの独壇場である。
この2つのPVが収録された作品集を紹介しようかどうか迷ったのだが、当blogの場合このタイトルだと紹介せざるをえない。
| ノモビデオ | |
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2007年03月15日
スパムもまったくないから快適ではあります
なーんかおかしーなー、と思ったのが九ヶ月ほど前。「まあそういうこともあるか」と忘れていた。
私が知らなかったことを教えてくれようとした方が「コメント欄に書き込むことができないから」と、わざわざエントリーを立ててくれたことがあり(「流行色」についてのこと)、「Seesaaはしょうがないなー」と思ったのが半年ほど前。さすがにこの頃にはなにかがおかしいと思いはじめていた。だからといって原因の究明をしない私。一応設定を見てみたが、特に変わったところもなかった。「まあ過疎だし」ぐらいなことを思って、また忘れた。
そんなこんなで今日で丸一年が経った。それまで月に一つや二つはあったものが全くなくなった理由が、なにかの不備によるものか本当になかったからかはわからずじまいだ。
それでも「まあいいか」と思えてしまうということは、そんな設定自体いらないということなのかもしれない。
そんなわけで、トラックバックなしで一年経ちました。おりょ。
私が知らなかったことを教えてくれようとした方が「コメント欄に書き込むことができないから」と、わざわざエントリーを立ててくれたことがあり(「流行色」についてのこと)、「Seesaaはしょうがないなー」と思ったのが半年ほど前。さすがにこの頃にはなにかがおかしいと思いはじめていた。だからといって原因の究明をしない私。一応設定を見てみたが、特に変わったところもなかった。「まあ過疎だし」ぐらいなことを思って、また忘れた。
そんなこんなで今日で丸一年が経った。それまで月に一つや二つはあったものが全くなくなった理由が、なにかの不備によるものか本当になかったからかはわからずじまいだ。
それでも「まあいいか」と思えてしまうということは、そんな設定自体いらないということなのかもしれない。
そんなわけで、トラックバックなしで一年経ちました。おりょ。
うらやましいかも
水をくみ、ヤジ浴びる松岡農水相(時事通信)
「水道水飲む人いない」発言を撤回=誤解与えたと松岡農水相(時事通信)
ここに出てくる蓮舫とか含めて、みんなものすごく楽しそうだ。いいなあ。こんなハッピーな職場で働いてみたいよ。いや政治家になるのは御免だけども。
安倍首相の答弁中、コップに水をくむ松岡農水相。野党から「水道の水を飲むのか?」とやじが飛んだ。いい画像だ。
「水道水飲む人いない」発言を撤回=誤解与えたと松岡農水相(時事通信)
松岡氏は「最近では、ペットボトルの水を買って飲む方が相当多くに達している、という意味で申し上げた」と釈明した。これについて感想を求められた柳沢伯夫厚生労働相は「水道水は安心して飲んでいただけるものだ」と語った。柳沢関係ねえええw
ここに出てくる蓮舫とか含めて、みんなものすごく楽しそうだ。いいなあ。こんなハッピーな職場で働いてみたいよ。いや政治家になるのは御免だけども。
2007年03月14日
これからもずっと続くのだから
朝日新聞という亡霊(池田信夫 blog)
歴史的経緯を書いてしまえばただこれだけで済んでしまう話なのだが、ここまで世界に「定説」として流布したものを正すことに今後どれだけのエネルギーが必要なのか考えると気が遠くなりそうだ。それにつけても河野談話と朝日新聞がしたことは日本にどれだけの負の遺産を残したか。空恐ろしい。
私にしたところで事実に即した対応を政府はすべきだ、と思っているわけで、何が何でも「そんなことはなかった」という結論ありきのネット右翼というわけではない。だが実際のところは、既に朝日新聞のデスクレベルですらキャンペーンなど張れない状態というところからもわかるように、元々が無理筋の話だ。「政府が雇った公娼がいた」というのは証拠がある。戦時においてそういう募集をかけること自体にフェミニズム的な視点から異論はあるだろうが、歴史的に見れば(GHQ支配下の日本で米軍がしたように)一般的な出来事である。それはここでの問題とは別だ。ここでの問題というのは「大日本帝国政府に強制されて無理矢理連れて行かれたという事実はあるか」ということだからだ。それを示す証拠を「被害者」の支援者すら示すことができない。「朝日が騒ぎ始めた1991年が「慰安婦元年」になった」という指摘は銘記しておくべきだろう。
ただ、ここで安倍首相が大々的に相手の土俵に乗ってしまうべきでないという意見もまた正しいと思う。現時点での政治問題化を避けるのも、政治家の重要な仕事だ。
いったい何年たったら、従軍慰安婦問題や南京大虐殺などの過去の亡霊から日本は開放されるのだろう。(Life is beautiful)
リンク先のエントリーで「60年以上も前の政治家や軍人が犯した「あやまち」のために」といった表現が出てくるのでコメント欄が荒れてしまっているが、この「あやまち」というのが具体的に何を指しているのかわからないのでなんとも言えない(なにしろあの頃のことを今振り返ったらあやまちだらけなのは当然だ)。ただ、政治問題化させたくてたまらない人々の作戦にまんまと乗ってしまうトップがいるようでは先行き暗いというのは全く同意する。
では私たちは具体的にどうすればいいのか。
政治家は政治問題化させず、
民間レベルでは「客観的な事実」のみを世界に示し、
個々の日本人は「あの人たちの主張より日本人の方が信用できる」と思われるような振るまいを続けていく、
ということではないかと思う。
それにしても、敗戦国民というのは悲しいものだね……
歴史的経緯を書いてしまえばただこれだけで済んでしまう話なのだが、ここまで世界に「定説」として流布したものを正すことに今後どれだけのエネルギーが必要なのか考えると気が遠くなりそうだ。それにつけても河野談話と朝日新聞がしたことは日本にどれだけの負の遺産を残したか。空恐ろしい。
私にしたところで事実に即した対応を政府はすべきだ、と思っているわけで、何が何でも「そんなことはなかった」という結論ありきのネット右翼というわけではない。だが実際のところは、既に朝日新聞のデスクレベルですらキャンペーンなど張れない状態というところからもわかるように、元々が無理筋の話だ。「政府が雇った公娼がいた」というのは証拠がある。戦時においてそういう募集をかけること自体にフェミニズム的な視点から異論はあるだろうが、歴史的に見れば(GHQ支配下の日本で米軍がしたように)一般的な出来事である。それはここでの問題とは別だ。ここでの問題というのは「大日本帝国政府に強制されて無理矢理連れて行かれたという事実はあるか」ということだからだ。それを示す証拠を「被害者」の支援者すら示すことができない。「朝日が騒ぎ始めた1991年が「慰安婦元年」になった」という指摘は銘記しておくべきだろう。
ただ、ここで安倍首相が大々的に相手の土俵に乗ってしまうべきでないという意見もまた正しいと思う。現時点での政治問題化を避けるのも、政治家の重要な仕事だ。
いったい何年たったら、従軍慰安婦問題や南京大虐殺などの過去の亡霊から日本は開放されるのだろう。(Life is beautiful)
リンク先のエントリーで「60年以上も前の政治家や軍人が犯した「あやまち」のために」といった表現が出てくるのでコメント欄が荒れてしまっているが、この「あやまち」というのが具体的に何を指しているのかわからないのでなんとも言えない(なにしろあの頃のことを今振り返ったらあやまちだらけなのは当然だ)。ただ、政治問題化させたくてたまらない人々の作戦にまんまと乗ってしまうトップがいるようでは先行き暗いというのは全く同意する。
では私たちは具体的にどうすればいいのか。
政治家は政治問題化させず、
民間レベルでは「客観的な事実」のみを世界に示し、
個々の日本人は「あの人たちの主張より日本人の方が信用できる」と思われるような振るまいを続けていく、
ということではないかと思う。
それにしても、敗戦国民というのは悲しいものだね……
2007年03月12日
Japanには番場蛮というすごいピッチャーがいるとか言ったら信じるんじゃないか
もはや猫も杓子もジャイロジャイロジャイロ。お前ジャイロ言いたいだけちゃうんかという勢いである。
ジャイロボールとは?(BASE BALLER's AREA)
マグナス力とか言われても。「まぐなすか」ではなく「まぐなすりょく」なので注意。
そしたらなんだか野茂までジャイロボーラーだったんじゃないかとか言われて。もはや言ったもん勝ちみたいな感じだ。
それにしても。
いやそれは去年一度もメジャーで投げてないし今期はいまだにチーム決まってないしどう見ても晩年なことは認めるにやぶさかでないと言っても差し支えないような気もするが、でもなんというか晩年。
このあいだスポルティーバで珍しくロングインタビューに答えていた。メジャーに上がる闘志がまったく衰えていないのを読んだよ。そうか。よかった。好きにやってくれ。
ジャイロボールとは?(BASE BALLER's AREA)
マグナス力とか言われても。「まぐなすか」ではなく「まぐなすりょく」なので注意。
そしたらなんだか野茂までジャイロボーラーだったんじゃないかとか言われて。もはや言ったもん勝ちみたいな感じだ。
それにしても。
「じゃあ、野茂英雄(元ドジャース)の球もジャイロだったのか? 彼は晩年、85マイル(約137キロ)程度のストレートで打者を抑えていた。僕らは、『何かがある』と話していたんだ」晩年……晩年……晩年……
いやそれは去年一度もメジャーで投げてないし今期はいまだにチーム決まってないしどう見ても晩年なことは認めるにやぶさかでないと言っても差し支えないような気もするが、でもなんというか晩年。
このあいだスポルティーバで珍しくロングインタビューに答えていた。メジャーに上がる闘志がまったく衰えていないのを読んだよ。そうか。よかった。好きにやってくれ。
2007年03月10日
タコス、その受容の困難を新宿御苑で考える
前エントリーからの続き。
ファッションでも食べ物でもチェーンストアに興味があるのは、直接的には投資に関係しているからだけど、それ以外の理由もある。まだまだ日本の流通業には無駄が多く、消費者が不利な状態に置かれたままだと思うからだ。これを消費者優位に変えて国民生活の水準を向上させるには、チェーンストアがそのきっかけを作るしかない。個々の消費者が要求しても、既得権を持つ企業群が自社に都合のいいやり方を改めるはずがないからだ。流通の仕組みを変えるには、膨大な需要で既存のシステムを壊すしかない。その需要をまとめるのがチェーンストアだ。特に衣料品については中途半端な品質で中途半端な価格の物を購入することを強いられているという点で、飲食店以上に改善の余地がある。現在販売革新で連載されている「米国チェーンに学ぶ「GMS服飾品改革の正論」」は面白い。こっち方面に興味のある方はぜひどうぞ。
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ではタコスの話を。関係者でもないのに自主的にタコス屋のストアコンパリゾンなどするのも妙な話だけど。
昨年のクリスマスイブのエントリーにshengさんからタコデリオの情報をいただいた。昨日新宿で暇ができたので行ってきたのである。ただ場所がうろ覚えで、とりあえず新宿駅から靖国通りを厚生年金会館の先、四ツ谷電話局前交差点まで歩いた。おろしたてのスニーカーのクッションがいいので調子よく進んでしまったが、ここはもうどう考えても新宿御苑ではない。別の道だったかなー、と新宿通りを駅方面に向かって引き返し、もう随園別館でなんか食べよう、ランチ終わっちゃったかなー、と思った時にタコデリオが見つかった。左上の伊勢丹メンズ館方面から右上の四ツ谷電話局前交差点、そして矢印のタコデリオへの無駄な道のりがこちら。随園別館から7、8件離れた並び。なんだよ。ちゃんと調べなきゃダメね。
タコデリオ(公式)
ランチセットがあったので、Aランチ600円(好みのタコス1つとナチョスのS)と好みの飲み物120円。本日のスープを選択。パンプキンスープだった。計720円。
単品だとタコス390円、ナチョスS320円、スープ250円らしい。960円がランチタイムに720円になるのはいいが、それ以外の時間はちょっとどうか。いや価格の話は後で。
味の話だが、おいしかった。ワカモーレやヨーグルトソースで変化をつけているので、野菜がたくさん入ったチキンタコスを最後まで飽きずに食べられた。トルティーヤもしっとりしていておいしい。ナチョスはおやつというかスナックなので、ランチに食べなくていい気もする。タコス2つで680円の方がよかったか。パンプキンスープがとても濃厚でおいしかった。これはたぶん業務用のものだと思う。
と、通常は「おいしかった」で話は終わるのだが、ここからは経営寄りの話になる。この新宿御苑店はHPのメニューにあるタキートスやケサディージャが無い。メニューを絞ったファストフードタイプの店舗なのだろう。タコスは全て390円、タコライス・チリライスはS480円L630円とプライスラインはシンプルだ。上記のように、タコスとサイドメニュー、飲み物で1000円弱となる。
店舗はカウンター6席、50センチ四方ほどの背の高いテーブルに2席の計8席。背の高いスツールの座りごこちが悪いのは、お客の回転を重視するファストフード店の定石である。
現在アメリカではファストカジュアル(Wikipedia)というスタイルが好調だ。そういった方向性はすぐに日本にも輸入される。日本で最も大規模にファストカジュアル化を進めているのがモスバーガーで、いわゆる「緑モス」がそれにあたる。モスバーガー300円、ポテトS170円、コーンスープ230円で計700円。持ち帰り客を除いた店内客の客単価はこれぐらいだろう。端的に言って、タコデリオはファストフードと呼ぶには客単価が高すぎ、ファストカジュアルと呼ぶには居住性が悪すぎる。もちろんこれはタコデリオ全体の話ではなく新宿御苑店に限ったことであることは強調しておかねばならない。チェーン全体の評価は立地タイプを変えて何店舗か見ないとわからない。味はファストカジュアルの水準に達していると思う。
言うまでもないが全国3800人のタコスファンの1人として(微妙に増えてる)、タコデリオにはがんばってほしい。
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日本におけるタコスの受容を考える時、その普及へのハードルの高さに思いを致すことになる。ファストフードを1ブランド確立するためには膨大な資本が必要だ。外食コンサルタントの王利彰氏によるバーガーキング社の日本撤退の背景から引用する。
おそらくタコスチェーン定着への現時点での最適解は、ヘルシーさを強調した上でファストカジュアル路線を追求するということなのだろうが、そんなことはタコスに夢を見る外食関係者なら誰にだってわかっていることだ。でもなぜかダメなのである。ダメったらダメだ。数限りないタコス普及への試みは全て潰えてきたのだ。
750店舗を支える巨大なソーシング能力、東証一部企業の資金調達力、広大な自社農場、なにより社長のやる気。サイゼリヤが実験中のイート・ランに一縷の望みを託すほかない。つーかまだ実験終わらないのかあああ。
ファッションでも食べ物でもチェーンストアに興味があるのは、直接的には投資に関係しているからだけど、それ以外の理由もある。まだまだ日本の流通業には無駄が多く、消費者が不利な状態に置かれたままだと思うからだ。これを消費者優位に変えて国民生活の水準を向上させるには、チェーンストアがそのきっかけを作るしかない。個々の消費者が要求しても、既得権を持つ企業群が自社に都合のいいやり方を改めるはずがないからだ。流通の仕組みを変えるには、膨大な需要で既存のシステムを壊すしかない。その需要をまとめるのがチェーンストアだ。特に衣料品については中途半端な品質で中途半端な価格の物を購入することを強いられているという点で、飲食店以上に改善の余地がある。現在販売革新で連載されている「米国チェーンに学ぶ「GMS服飾品改革の正論」」は面白い。こっち方面に興味のある方はぜひどうぞ。
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ではタコスの話を。関係者でもないのに自主的にタコス屋のストアコンパリゾンなどするのも妙な話だけど。
昨年のクリスマスイブのエントリーにshengさんからタコデリオの情報をいただいた。昨日新宿で暇ができたので行ってきたのである。ただ場所がうろ覚えで、とりあえず新宿駅から靖国通りを厚生年金会館の先、四ツ谷電話局前交差点まで歩いた。おろしたてのスニーカーのクッションがいいので調子よく進んでしまったが、ここはもうどう考えても新宿御苑ではない。別の道だったかなー、と新宿通りを駅方面に向かって引き返し、もう随園別館でなんか食べよう、ランチ終わっちゃったかなー、と思った時にタコデリオが見つかった。左上の伊勢丹メンズ館方面から右上の四ツ谷電話局前交差点、そして矢印のタコデリオへの無駄な道のりがこちら。随園別館から7、8件離れた並び。なんだよ。ちゃんと調べなきゃダメね。
タコデリオ(公式)
ランチセットがあったので、Aランチ600円(好みのタコス1つとナチョスのS)と好みの飲み物120円。本日のスープを選択。パンプキンスープだった。計720円。
単品だとタコス390円、ナチョスS320円、スープ250円らしい。960円がランチタイムに720円になるのはいいが、それ以外の時間はちょっとどうか。いや価格の話は後で。
味の話だが、おいしかった。ワカモーレやヨーグルトソースで変化をつけているので、野菜がたくさん入ったチキンタコスを最後まで飽きずに食べられた。トルティーヤもしっとりしていておいしい。ナチョスはおやつというかスナックなので、ランチに食べなくていい気もする。タコス2つで680円の方がよかったか。パンプキンスープがとても濃厚でおいしかった。これはたぶん業務用のものだと思う。
と、通常は「おいしかった」で話は終わるのだが、ここからは経営寄りの話になる。この新宿御苑店はHPのメニューにあるタキートスやケサディージャが無い。メニューを絞ったファストフードタイプの店舗なのだろう。タコスは全て390円、タコライス・チリライスはS480円L630円とプライスラインはシンプルだ。上記のように、タコスとサイドメニュー、飲み物で1000円弱となる。
店舗はカウンター6席、50センチ四方ほどの背の高いテーブルに2席の計8席。背の高いスツールの座りごこちが悪いのは、お客の回転を重視するファストフード店の定石である。
現在アメリカではファストカジュアル(Wikipedia)というスタイルが好調だ。そういった方向性はすぐに日本にも輸入される。日本で最も大規模にファストカジュアル化を進めているのがモスバーガーで、いわゆる「緑モス」がそれにあたる。モスバーガー300円、ポテトS170円、コーンスープ230円で計700円。持ち帰り客を除いた店内客の客単価はこれぐらいだろう。端的に言って、タコデリオはファストフードと呼ぶには客単価が高すぎ、ファストカジュアルと呼ぶには居住性が悪すぎる。もちろんこれはタコデリオ全体の話ではなく新宿御苑店に限ったことであることは強調しておかねばならない。チェーン全体の評価は立地タイプを変えて何店舗か見ないとわからない。味はファストカジュアルの水準に達していると思う。
言うまでもないが全国3800人のタコスファンの1人として(微妙に増えてる)、タコデリオにはがんばってほしい。
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日本におけるタコスの受容を考える時、その普及へのハードルの高さに思いを致すことになる。ファストフードを1ブランド確立するためには膨大な資本が必要だ。外食コンサルタントの王利彰氏によるバーガーキング社の日本撤退の背景から引用する。
ハンバーガーのようなファーストフードは日本人にとってスナックの範疇を越えることは出来ず、(略)大量のテレビコマーシャルを放映により消費者を洗脳し、強制的に食べさせるという技術が必要になってくる。首都圏で大量のテレビコマーシャルを放映するには最低限度100店舗の出店が必要であり、それまでは赤字を覚悟する必要がある。(略)100店舗を展開すると簡単に言うが、そのためには100億円までの累積赤字を覚悟する必要があり、それだけの資金を黙って投入することが可能な企業だけが生き残れる難しいカテゴリーである。ファストフード業態が難しいからといってレストラン業態でいこうとしても、1食の完結した食事と認識されていない以上、レストラン運営に必要な客単価を払うお客は極めて限られている。現在の数少ないメキシカンレストランを維持できるほどの市場しかない。
おそらくタコスチェーン定着への現時点での最適解は、ヘルシーさを強調した上でファストカジュアル路線を追求するということなのだろうが、そんなことはタコスに夢を見る外食関係者なら誰にだってわかっていることだ。でもなぜかダメなのである。ダメったらダメだ。数限りないタコス普及への試みは全て潰えてきたのだ。
750店舗を支える巨大なソーシング能力、東証一部企業の資金調達力、広大な自社農場、なにより社長のやる気。サイゼリヤが実験中のイート・ランに一縷の望みを託すほかない。つーかまだ実験終わらないのかあああ。
2007年03月09日
ロイスやらバナナリパブリックやら
しばらく日記を書いてないなーと。「書くほどのことがない」とかいってると本当に何も書かなくなってしまい、日記の意味がなくなってしまうし。
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昨日新しい靴を買った。ナイキの4800円のやつ。ついでに髪を切った。へたった靴を捨て、頭もさっぱりしたらいっぱい歩きたくなった。
今日は新宿で仕事。クリスピークリームの前を通るのは今日で2度目だが、前回昼間に通りかかった時は、行列が高島屋に向かう橋の3分の1ぐらいまで伸びていた。今日は朝10時に通りかかったのだが、橋までは到達していなかったものの店の前にはもう30人ほど並んでいた。5箱を揚々とぶらさげて、誇らしげに店から出てくる人がいた。ドーナツを7500円買う心境について思いを巡らせたりする。
14時ごろ仕事から解放された。2つ前のエントリーでロイス・クレヨンについて書いたときHPを見たのだが、新宿ルミネエスト店が6日に新装オープンとあったのを思い出し、ちょっと見に行ってみようかと思った。ルミネエストというのがわからなかったのだが、駅ビルの「マイシティ」がリニューアルして名前も変わったらしい。
フィールドワークだと思い込めば女物の店に入ることもさほど抵抗がないタチなのだが、この3階はそう甘くなかった。セシルマクビーやらなんやらが入ったこのフロアの女性比率は99%といったところ。それだけならなんとかなるが、ロイスにはどんな言い訳をしても決して入れない結界のようなものが張られていた。むむー。やむなく店内に入るのを断念。このフロアに長居するとちょっと変な人みたいな気もして早々に撤退。くそう。なのに今私の手元に、出たばかりの「2007 Spring/Summerストーリーブック」がある。なんでだよ。映画のパンフレットのようなつくりで、金かけてんなあと。webでも一部見られるが、現物の後ろの方には常連客のコメントが担当者とのツーショットと共に載っている。「着る服の全てがロイス」とか「買おうかどうか迷っていたら夢に出てきた」とか、ともかくクセになるブランドらしい。「家族でファン」という人もいて、お父さんも買うときは協力してくれるのだという。私も娘にねだられたら無制限に買ってしまいそうだ。娘がいなくてよかった。話は変わるが、「ロイスの服を着ると自信がでるんです」みたいなことを複数の人が語っているのだが、「自信」が「自身」になっているところが2ヶ所ある。きっとこのストーリーブックはコンプリートしているお客もいるはずだ。校正には十分気をつけていただきたい。こまけー。
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例によって朝食を食べていないのに、もう14時を大きくまわっている。おなかすいた。近場の桂花ラーメンでも食べようかと思ったが、もう予定も無いことだし、以前コメント欄で教えてもらったタコス屋に行くことにする。しかし急に思い立ったことなのでその場所の記憶が定かでない。コメントで知った直後に検索して地図を見たのだが、正確に思い出せないのだ。「新宿駅から東に向かう大きな通り沿いだったよなー」ということだけを頼りに歩く。結局見つけることができたのだが、この件については稿を改めることにする。タコスについてはいろいろ考えさせられることが多い。
その後すっかりダメになったと聞く歌舞伎町など散歩しつつ、いいかげん歩き疲れて吉祥寺へ。
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吉祥寺にはしょっちゅう行っているのにしばらく東急裏には行っていなかった。だから2月10日にバナナリパブリックが開店していたことも知らなかった。エディーバウアーの跡地である。
バナナリパブリックというのはGAPのアッパーブランドなのだが、大きな問題を抱えている。以前にも書いたがGAPは現在経営危機にあって身売りすら検討されているのだが、その中でもバナナリパブリックの業績は特に悪い。アメリカ本国ではもはや古臭いブランドとして認識されているところがある。GAPはまだ日本ではそれなりにやっていけているのだが、こっちはどうかなーと興味を持っていた。
店内に入るも、まず客がいない。金曜日の夕方だというのにこれはなんとしたことか。1階と地下の2フロアなのだが、エディーバウアーの時以上に閑散としていて不安になる。地下にメンズがあるので見てみると、Tシャツが5200円でカーゴパンツが12000円。これは誰に売るつもりなのだろう。カジュアル業態でこの値付けが許容されるマーケットが今の日本でどれだけあるか。1つの店でオリジナルブランドを売るというのならともかく、チェーンでやっていくのはかなり厳しいのではないか。店の入口の足元になぜか「2008」と文字が埋め込まれていた。退店予告なのかもしれない。
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ウチに帰って牡蠣のオリーブオイル焼きと鮭の切り身、浅漬けなどで呑む。土日は休みが確定で、ホッとしている。タコスについてはあしたに。
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昨日新しい靴を買った。ナイキの4800円のやつ。ついでに髪を切った。へたった靴を捨て、頭もさっぱりしたらいっぱい歩きたくなった。
今日は新宿で仕事。クリスピークリームの前を通るのは今日で2度目だが、前回昼間に通りかかった時は、行列が高島屋に向かう橋の3分の1ぐらいまで伸びていた。今日は朝10時に通りかかったのだが、橋までは到達していなかったものの店の前にはもう30人ほど並んでいた。5箱を揚々とぶらさげて、誇らしげに店から出てくる人がいた。ドーナツを7500円買う心境について思いを巡らせたりする。
14時ごろ仕事から解放された。2つ前のエントリーでロイス・クレヨンについて書いたときHPを見たのだが、新宿ルミネエスト店が6日に新装オープンとあったのを思い出し、ちょっと見に行ってみようかと思った。ルミネエストというのがわからなかったのだが、駅ビルの「マイシティ」がリニューアルして名前も変わったらしい。
フィールドワークだと思い込めば女物の店に入ることもさほど抵抗がないタチなのだが、この3階はそう甘くなかった。セシルマクビーやらなんやらが入ったこのフロアの女性比率は99%といったところ。それだけならなんとかなるが、ロイスにはどんな言い訳をしても決して入れない結界のようなものが張られていた。むむー。やむなく店内に入るのを断念。このフロアに長居するとちょっと変な人みたいな気もして早々に撤退。くそう。なのに今私の手元に、出たばかりの「2007 Spring/Summerストーリーブック」がある。なんでだよ。映画のパンフレットのようなつくりで、金かけてんなあと。webでも一部見られるが、現物の後ろの方には常連客のコメントが担当者とのツーショットと共に載っている。「着る服の全てがロイス」とか「買おうかどうか迷っていたら夢に出てきた」とか、ともかくクセになるブランドらしい。「家族でファン」という人もいて、お父さんも買うときは協力してくれるのだという。私も娘にねだられたら無制限に買ってしまいそうだ。娘がいなくてよかった。話は変わるが、「ロイスの服を着ると自信がでるんです」みたいなことを複数の人が語っているのだが、「自信」が「自身」になっているところが2ヶ所ある。きっとこのストーリーブックはコンプリートしているお客もいるはずだ。校正には十分気をつけていただきたい。こまけー。
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例によって朝食を食べていないのに、もう14時を大きくまわっている。おなかすいた。近場の桂花ラーメンでも食べようかと思ったが、もう予定も無いことだし、以前コメント欄で教えてもらったタコス屋に行くことにする。しかし急に思い立ったことなのでその場所の記憶が定かでない。コメントで知った直後に検索して地図を見たのだが、正確に思い出せないのだ。「新宿駅から東に向かう大きな通り沿いだったよなー」ということだけを頼りに歩く。結局見つけることができたのだが、この件については稿を改めることにする。タコスについてはいろいろ考えさせられることが多い。
その後すっかりダメになったと聞く歌舞伎町など散歩しつつ、いいかげん歩き疲れて吉祥寺へ。
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吉祥寺にはしょっちゅう行っているのにしばらく東急裏には行っていなかった。だから2月10日にバナナリパブリックが開店していたことも知らなかった。エディーバウアーの跡地である。
バナナリパブリックというのはGAPのアッパーブランドなのだが、大きな問題を抱えている。以前にも書いたがGAPは現在経営危機にあって身売りすら検討されているのだが、その中でもバナナリパブリックの業績は特に悪い。アメリカ本国ではもはや古臭いブランドとして認識されているところがある。GAPはまだ日本ではそれなりにやっていけているのだが、こっちはどうかなーと興味を持っていた。
店内に入るも、まず客がいない。金曜日の夕方だというのにこれはなんとしたことか。1階と地下の2フロアなのだが、エディーバウアーの時以上に閑散としていて不安になる。地下にメンズがあるので見てみると、Tシャツが5200円でカーゴパンツが12000円。これは誰に売るつもりなのだろう。カジュアル業態でこの値付けが許容されるマーケットが今の日本でどれだけあるか。1つの店でオリジナルブランドを売るというのならともかく、チェーンでやっていくのはかなり厳しいのではないか。店の入口の足元になぜか「2008」と文字が埋め込まれていた。退店予告なのかもしれない。
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ウチに帰って牡蠣のオリーブオイル焼きと鮭の切り身、浅漬けなどで呑む。土日は休みが確定で、ホッとしている。タコスについてはあしたに。
2007年03月08日
動画をバババと
今日見た動画など貼っておきましょうかね。テーマはなんだろう、「うまく大人になれなかった人たち」とか。それをつなぐのはやはり岡村はんなにしてはるんですかとは違う方の岡村ちゃんである。
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ライブでひたすら騒ぎまくる尾崎豊と岡村靖幸。
なんらかの歴史的価値はあるのかもしれないが、別にそう面白いものではない。感想としては、死んじゃっちゃあだめよ、ぐらいか。
次はNHKのジャストポップアップ。3部に分かれている。
最初っから野沢直子が笑っている。完全にツボに入っているようだ。それにつけても某二人組の取ってつけたようにしらけた態度のダッサいこと。みじめったらしいことこの上ない。小沢健二もどこだかへ行ってしまい事実上の活動停止か。まあ死んでないらしいんでよかったねといったところ。
次は歌のパート。ゴシックっぽいというのか、一歩間違えると大槻ケンヂみたいである。
次は岡村靖幸単独トークとSweet Memories弾きがたり。ともかく野沢直子がウケまくっている。別に本人は笑わそうとしていないのに勝手に笑っているわけだから、考えようによってはかなり失礼だ。ただ、野沢が笑ってしまう気持ちもわかる。ともかく岡村靖幸が「過剰」なのだ。「なんだかちあきなおみっぽい」とか「コロッケがマネしそう」とかそういうことを超えて、その存在の過剰さに初対面だというのにビンビン反応している。
思い起こせば私にしたところで、存在を知ってしばらくは「なんだこの気持ち悪い男は」と思っていたのである。例えるならば、くさやとかドリアンのような異常にクセの強い珍味ないし劇薬のような人なのだ。よくまあ最初からこんなに面白がれたものだと、むしろ野沢に感心した。Sweet Memoriesの間奏部分で変なオカズの入れ方に爆笑しているところなど、キッチリ岡村ちゃんの楽しみ方をわかっていて見事である。
念のためというのもなんだが、2番目のビデオと同じ曲を2003年にライブで歌った模様を。どすこい時代というか、ある意味樽ドルといえよう。
これで終わってはさすがに忍びないので、ヘポタイヤーでおなじみのPVを。そういえば岡村ちゃんの曲はカラオケでもあまり歌ったことがない。素人の手に負えるようなものではないのだろう。
女の子がバブル期特有のファッションなので検索してみたら、1988年11月リリースだという。まさにバブルど真ん中だ。時代は岡村靖幸を求めているのか。いや、あの頃と同じ芸風ならもしかして当るのかもしれないが、今はさすがに同じノリではないだろうし。まあともかく清水健太郎みたいにならずに、元気であれば。それだけかな。
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ライブでひたすら騒ぎまくる尾崎豊と岡村靖幸。
なんらかの歴史的価値はあるのかもしれないが、別にそう面白いものではない。感想としては、死んじゃっちゃあだめよ、ぐらいか。
次はNHKのジャストポップアップ。3部に分かれている。
最初っから野沢直子が笑っている。完全にツボに入っているようだ。それにつけても某二人組の取ってつけたようにしらけた態度のダッサいこと。みじめったらしいことこの上ない。小沢健二もどこだかへ行ってしまい事実上の活動停止か。まあ死んでないらしいんでよかったねといったところ。
次は歌のパート。ゴシックっぽいというのか、一歩間違えると大槻ケンヂみたいである。
次は岡村靖幸単独トークとSweet Memories弾きがたり。ともかく野沢直子がウケまくっている。別に本人は笑わそうとしていないのに勝手に笑っているわけだから、考えようによってはかなり失礼だ。ただ、野沢が笑ってしまう気持ちもわかる。ともかく岡村靖幸が「過剰」なのだ。「なんだかちあきなおみっぽい」とか「コロッケがマネしそう」とかそういうことを超えて、その存在の過剰さに初対面だというのにビンビン反応している。
思い起こせば私にしたところで、存在を知ってしばらくは「なんだこの気持ち悪い男は」と思っていたのである。例えるならば、くさやとかドリアンのような異常にクセの強い珍味ないし劇薬のような人なのだ。よくまあ最初からこんなに面白がれたものだと、むしろ野沢に感心した。Sweet Memoriesの間奏部分で変なオカズの入れ方に爆笑しているところなど、キッチリ岡村ちゃんの楽しみ方をわかっていて見事である。
念のためというのもなんだが、2番目のビデオと同じ曲を2003年にライブで歌った模様を。どすこい時代というか、ある意味樽ドルといえよう。
これで終わってはさすがに忍びないので、ヘポタイヤーでおなじみのPVを。そういえば岡村ちゃんの曲はカラオケでもあまり歌ったことがない。素人の手に負えるようなものではないのだろう。
女の子がバブル期特有のファッションなので検索してみたら、1988年11月リリースだという。まさにバブルど真ん中だ。時代は岡村靖幸を求めているのか。いや、あの頃と同じ芸風ならもしかして当るのかもしれないが、今はさすがに同じノリではないだろうし。まあともかく清水健太郎みたいにならずに、元気であれば。それだけかな。
2007年03月05日
レックス・ホールディングス様にご提案
金曜の疲れが抜けず、土曜はひたすらウチでグターリ。夜にちゃんと寝たのに昼寝までした。よほど疲れていたらしい。翌日が休みで助かった。
日曜はそれなりに回復したし天気もいいので外出することに。向かう先は秋葉原。だはあ。でも行ったはいいがとりたてて欲しい物もなく、小一時間で「もう帰ろう」と思う。こんな猥雑な所ではなく、自然の豊富な場所でぼんやりすべきだった気もする。
少しは歩こうと思い、隣りの神田駅へ。日曜だから店がみんな閉まっている。人通りも少ない。普段ならこのまま銀座あたりまで歩いてしまうのだが、無理はせず中央線に乗る。疲れの抜けないお年頃だろうか。
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歩いていて気になることがあった。見慣れない名前のカレー屋を見かける。ここ数日立て続けに何件も見た。なんだこれは。「カレキチ」という店だ。同じ店構えだしチェーンらしいということはわかるのだが、聞いたことがない。検索してみた。
カレキチ(公式)
ぐわ、レインズだ。牛角の。
まだ東京・神奈川・埼玉・愛知に18店舗しかない。ここのところ行った場所にたまたまあったから、急にたくさんできたような気がしたらしい。アルタ裏に目黒、アキバに神田と。
公式HPを見ると、ウリは390円のカツカレーのようだ。基本のカレーは290円で、これは松屋のカレーと同じ値段。ここで少しカレー業界の不思議について書いてみよう。いや、そういう業界があるという前提で。
煮込んだソースが中心なのだから、セントラルキッチンで集中的に大量生産するのに向いた食べ物だ。むしろたくさん煮込んだほうがおいしくなるぐらいで。それを店舗に配送すれば高品質で安定したカレーが提供できる、はずだ。店舗段階ではほとんど調理技術を必要としないという特徴もあり、もはや国民食とまで言われる膨大な需要と考え合わせれば、大チェーンの3つや4つ出来ていても何の不思議もない。
しかし全国チェーンといえるようなところはココイチしかないのだ。吉野家はカレー専門店Pot&Potをあきらめ、いつの間にかカレーうどん屋に力を入れてたりする。さすがにカレーうどんの大チェーンはありえないよなあ。個人的には日本人にほとんど馴染みのないタコスチェーンを成立させるよりも、カレーチェーンに挑んだ方が報われるのではないかと思っている。レインズはそこに目をつけたわけだ。なるほど。さっそくフランチャイズの募集も始めている。
でも公式HPをよく見ると、カレー屋は軽装備でオペレーションが簡単なのがメリットのはずなのに、ハンバーグメニューがある重装備店もあったりする。本当にフランチャイズフォーマットが固まっているのか?説得力のある収支計画を提供できるのか?本当にもう加盟店の募集をしていいのか?ぜんぜん反省してないだろ。
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とりあえず店構えを見て思ったことは「カレキチのキチは釣りキチ三平のキチなの?」ということであった。もちろん答えは違うだろう。「カレーとキッチンの略です」と言うだろう。URLもcurry-kitchen.comだし。
つまらん!お前の話はつまらん!と、大滝秀治だって言うはずだ。誰もそんな答えをレインズに求めてはいない。加盟店からは「売上げ予想と全然違うじゃないか」と抗議され、邱永漢には台湾での汚いやり口を糾弾され、株主からは不正なMBOだと集団訴訟を起こされそうになっている会社だ。外食業界一の問題企業、なんなら流通業界全体で考えてもドン・キホーテとDQN度で勝負できる会社だというのに、そんな優等生的な答えで納得できるか。なにしろそのうさんくさいMBOによって上場企業でなくなるのだ。思い切った手を打っても問題なかろう。しらんけど。
ストーリーマーケティングという手法がある。商品に関するメッセージをお客の感情に訴えかけるストーリーに変換し、親近感や信頼感を抱かせるというやりかただ。例えばアパレルからカフェに進出したロイス・クレヨンというブランドがある。
徹底したストーリーマーケティングで「SPA」を成功させる!
〜婦人服専門店 株式会社クレヨン(大阪市)〜(京都府中小企業技術センター)
まず一人の女性キャラクターを詳細に設定し、さらには家族のプロフィールも一人一人作る。洋服屋なのに、主人公の女性が着る服だからとワンサイズしか作らない(結果在庫も少ない)。カフェもコンセプトをストーリーに落とし込んで展開する。
ここまで徹底するのも珍しいが、こういった架空のストーリーによって店舗やブランドのイメージを強化・統一する手法は今ではかなり普及している。そこで「カレキチ」に提案である。
私も愛する「包丁人味平」に登場する、料理マンガ史上もっともファナティックなキャラクター・カレー将軍鼻田香作を元総料理長にするのである。きっと牛次郎先生も二つ返事で乗ってきてくれるだろう。根拠はないが。もちろんブラックカレーと称するメニューも出すのだ。そして店名の由来を聞かれた時には「以前ウチの総料理長を務めておりました鼻田は、最高のカレー作りに打ち込むあまりに……その精神を忘れないためにこう名付けました。これ以上は勘弁してください……」と広報が涙ぐむのだ。日本中から「そっちのキチかよ!!」とツッコまれること間違いなしだが、まあ非公開企業になるんだからどうってことないだろう。
以前に一度紹介した「岩井の本棚」 であるが、またリンクしておこう。もう一度読んでまた笑った。実に素晴らしいまとめである。
マンガにでてくる食べ物 第43回 最凶の料理人・カレー将軍鼻田香作
せっかくろくでもない手を使ってまでして非上場にするのだ。社会の公器である上場企業には到底できない、またはする気にもならない企業活動を行なってみたらどうだろうか。さらに悪評の一つや二つ増えたからといって、今よりイメージが悪くなるわけでもない。これ以上悪くなりようがないのだから何の心配もないではないか。
もし鼻田香作が甦ったなら、私はカレキチに食べに行こうと思う。もちろんそれが成らなかったら、今まで通りレックスがらみの店には全く行かないままだ。
日曜はそれなりに回復したし天気もいいので外出することに。向かう先は秋葉原。だはあ。でも行ったはいいがとりたてて欲しい物もなく、小一時間で「もう帰ろう」と思う。こんな猥雑な所ではなく、自然の豊富な場所でぼんやりすべきだった気もする。
少しは歩こうと思い、隣りの神田駅へ。日曜だから店がみんな閉まっている。人通りも少ない。普段ならこのまま銀座あたりまで歩いてしまうのだが、無理はせず中央線に乗る。疲れの抜けないお年頃だろうか。
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歩いていて気になることがあった。見慣れない名前のカレー屋を見かける。ここ数日立て続けに何件も見た。なんだこれは。「カレキチ」という店だ。同じ店構えだしチェーンらしいということはわかるのだが、聞いたことがない。検索してみた。
カレキチ(公式)
ぐわ、レインズだ。牛角の。
まだ東京・神奈川・埼玉・愛知に18店舗しかない。ここのところ行った場所にたまたまあったから、急にたくさんできたような気がしたらしい。アルタ裏に目黒、アキバに神田と。
公式HPを見ると、ウリは390円のカツカレーのようだ。基本のカレーは290円で、これは松屋のカレーと同じ値段。ここで少しカレー業界の不思議について書いてみよう。いや、そういう業界があるという前提で。
煮込んだソースが中心なのだから、セントラルキッチンで集中的に大量生産するのに向いた食べ物だ。むしろたくさん煮込んだほうがおいしくなるぐらいで。それを店舗に配送すれば高品質で安定したカレーが提供できる、はずだ。店舗段階ではほとんど調理技術を必要としないという特徴もあり、もはや国民食とまで言われる膨大な需要と考え合わせれば、大チェーンの3つや4つ出来ていても何の不思議もない。
しかし全国チェーンといえるようなところはココイチしかないのだ。吉野家はカレー専門店Pot&Potをあきらめ、いつの間にかカレーうどん屋に力を入れてたりする。さすがにカレーうどんの大チェーンはありえないよなあ。個人的には日本人にほとんど馴染みのないタコスチェーンを成立させるよりも、カレーチェーンに挑んだ方が報われるのではないかと思っている。レインズはそこに目をつけたわけだ。なるほど。さっそくフランチャイズの募集も始めている。
でも公式HPをよく見ると、カレー屋は軽装備でオペレーションが簡単なのがメリットのはずなのに、ハンバーグメニューがある重装備店もあったりする。本当にフランチャイズフォーマットが固まっているのか?説得力のある収支計画を提供できるのか?本当にもう加盟店の募集をしていいのか?ぜんぜん反省してないだろ。
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とりあえず店構えを見て思ったことは「カレキチのキチは釣りキチ三平のキチなの?」ということであった。もちろん答えは違うだろう。「カレーとキッチンの略です」と言うだろう。URLもcurry-kitchen.comだし。
つまらん!お前の話はつまらん!と、大滝秀治だって言うはずだ。誰もそんな答えをレインズに求めてはいない。加盟店からは「売上げ予想と全然違うじゃないか」と抗議され、邱永漢には台湾での汚いやり口を糾弾され、株主からは不正なMBOだと集団訴訟を起こされそうになっている会社だ。外食業界一の問題企業、なんなら流通業界全体で考えてもドン・キホーテとDQN度で勝負できる会社だというのに、そんな優等生的な答えで納得できるか。なにしろそのうさんくさいMBOによって上場企業でなくなるのだ。思い切った手を打っても問題なかろう。しらんけど。
ストーリーマーケティングという手法がある。商品に関するメッセージをお客の感情に訴えかけるストーリーに変換し、親近感や信頼感を抱かせるというやりかただ。例えばアパレルからカフェに進出したロイス・クレヨンというブランドがある。
徹底したストーリーマーケティングで「SPA」を成功させる!
〜婦人服専門店 株式会社クレヨン(大阪市)〜(京都府中小企業技術センター)
まず一人の女性キャラクターを詳細に設定し、さらには家族のプロフィールも一人一人作る。洋服屋なのに、主人公の女性が着る服だからとワンサイズしか作らない(結果在庫も少ない)。カフェもコンセプトをストーリーに落とし込んで展開する。
ここまで徹底するのも珍しいが、こういった架空のストーリーによって店舗やブランドのイメージを強化・統一する手法は今ではかなり普及している。そこで「カレキチ」に提案である。
私も愛する「包丁人味平」に登場する、料理マンガ史上もっともファナティックなキャラクター・カレー将軍鼻田香作を元総料理長にするのである。きっと牛次郎先生も二つ返事で乗ってきてくれるだろう。根拠はないが。もちろんブラックカレーと称するメニューも出すのだ。そして店名の由来を聞かれた時には「以前ウチの総料理長を務めておりました鼻田は、最高のカレー作りに打ち込むあまりに……その精神を忘れないためにこう名付けました。これ以上は勘弁してください……」と広報が涙ぐむのだ。日本中から「そっちのキチかよ!!」とツッコまれること間違いなしだが、まあ非公開企業になるんだからどうってことないだろう。
以前に一度紹介した「岩井の本棚」 であるが、またリンクしておこう。もう一度読んでまた笑った。実に素晴らしいまとめである。
マンガにでてくる食べ物 第43回 最凶の料理人・カレー将軍鼻田香作
せっかくろくでもない手を使ってまでして非上場にするのだ。社会の公器である上場企業には到底できない、またはする気にもならない企業活動を行なってみたらどうだろうか。さらに悪評の一つや二つ増えたからといって、今よりイメージが悪くなるわけでもない。これ以上悪くなりようがないのだから何の心配もないではないか。
もし鼻田香作が甦ったなら、私はカレキチに食べに行こうと思う。もちろんそれが成らなかったら、今まで通りレックスがらみの店には全く行かないままだ。
2007年03月02日
もう週末はなにもしないぞ
ここ何日か切れ目なしに「岡村靖幸 出所」(google)で検索されていたのだが、今日は突然これで来る人が増えていた。理由が分からないので同じフレーズでblog検索してみると、こういうことらしい。
岡村靖幸、鬼束ちひろが復帰ライブ(ナタリー)
出所してたのか。ずいぶん早いような気がするが、初犯の執行猶予の分も足されるんじゃなかったっけ?あるいは拘置所に入ってた分が刑の執行に加算されるから、それが大きかったとか。ここらへんは当事者でないからわからんなあ。で、さっそくライブに出るそうな。舞台となる東京環境会議ってなんだ?と思いググってみた。
東京環境会議
他のも見てみると、AP BANKというところがやってるイベントらしい。なんかちょっと小耳に挟んだことがあるなあ。
「小林武史、櫻井和寿、坂本龍一の3名が自己責任のもとで拠出したお金をもとにして、可能性ある新しい未来をつくろうとしている環境プロジェクトに融資を行う」とか書いてある。おおこれは山形浩生氏に2度にわたっていじられてたアレか。
今月の喝! 坂本龍一たちの金融NPO
ap bank の活動をちょっと見てみた。(共にYAMAGATA Hiroo: The Official Page)
2003年に始めたばかりだから、まだ飽きてないようだ。ライブの名称は変更してるけど。数年後「これまでの経験と思想を継承し、それぞれの場で発展的に活動を続けていきます」とかいう声明を出すに100ルピー。それはどうでもいいんだが、岡村ちゃんは痩せただろうか。豆乳クッキーを送りつけたらイヤガラセだと思われるだろうか。
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疲れた一日だった。
珍しくスーツを着て満員電車に乗る。新宿に到着。打ち合わせの後、ここから電車移動だらけ。目黒→五反田→東急池上線長原→新宿→吉祥寺。待ち時間と移動時間ばかりで、実働は30分程度だった気もするが、ともかくスーツ姿で動くのは不慣れなので疲れる。
朝は早かったから食べてないし、昼はバタバタしてて食べてない。19時10分に一度自宅に帰るが、スーツを脱いで多少ラフな格好に着替え2本電話を入れただけでおしまい。戦闘機のタッチアンドゴー訓練みたいに19時半にまた出発、大宮へ。武蔵野線から埼京線に乗り換えるホームでようやく時間がとれ、寒風に吹かれながら立って惣菜パンを食べる。ここまで口にしていたのはペットボトルのお茶と飴3個。すごく空腹なので惣菜パンがとてつもなくうまい。書いてて情けなくなってきた。
大宮での仕事が厄介なことになってしまい、しかし武蔵野線の終電は早い。23時頃これを理由に離脱。たぶんすごい顰蹙。駅構内を走ったりしつつ、ソーダを買って帰宅。0時半。タモリ倶楽部がもう後半になっている。金曜の夜にタモリ倶楽部が見られないほど働くなんて完全に間違っている。
シャワーを浴びてから料理。ニンニクをスライスして油に入れ香りを出し、舞茸、極薄牛肉、ほうれん草を投入。オイスターソースと醤油を適当に入れコショウを振って出来上がり。あと漬け物ぐらいでバーボンソーダ。最後にご飯を食べた直後気を失うように就寝。全体的にものすごく体に悪そうだ。
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で、起きて昼過ぎにこれを書いているのだが、昨日のことなんで3月2日付けにしておきます。
岡村靖幸、鬼束ちひろが復帰ライブ(ナタリー)
出所してたのか。ずいぶん早いような気がするが、初犯の執行猶予の分も足されるんじゃなかったっけ?あるいは拘置所に入ってた分が刑の執行に加算されるから、それが大きかったとか。ここらへんは当事者でないからわからんなあ。で、さっそくライブに出るそうな。舞台となる東京環境会議ってなんだ?と思いググってみた。
東京環境会議
他のも見てみると、AP BANKというところがやってるイベントらしい。なんかちょっと小耳に挟んだことがあるなあ。
「小林武史、櫻井和寿、坂本龍一の3名が自己責任のもとで拠出したお金をもとにして、可能性ある新しい未来をつくろうとしている環境プロジェクトに融資を行う」とか書いてある。おおこれは山形浩生氏に2度にわたっていじられてたアレか。
今月の喝! 坂本龍一たちの金融NPO
ap bank の活動をちょっと見てみた。(共にYAMAGATA Hiroo: The Official Page)
2003年に始めたばかりだから、まだ飽きてないようだ。ライブの名称は変更してるけど。数年後「これまでの経験と思想を継承し、それぞれの場で発展的に活動を続けていきます」とかいう声明を出すに100ルピー。それはどうでもいいんだが、岡村ちゃんは痩せただろうか。豆乳クッキーを送りつけたらイヤガラセだと思われるだろうか。
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疲れた一日だった。
珍しくスーツを着て満員電車に乗る。新宿に到着。打ち合わせの後、ここから電車移動だらけ。目黒→五反田→東急池上線長原→新宿→吉祥寺。待ち時間と移動時間ばかりで、実働は30分程度だった気もするが、ともかくスーツ姿で動くのは不慣れなので疲れる。
朝は早かったから食べてないし、昼はバタバタしてて食べてない。19時10分に一度自宅に帰るが、スーツを脱いで多少ラフな格好に着替え2本電話を入れただけでおしまい。戦闘機のタッチアンドゴー訓練みたいに19時半にまた出発、大宮へ。武蔵野線から埼京線に乗り換えるホームでようやく時間がとれ、寒風に吹かれながら立って惣菜パンを食べる。ここまで口にしていたのはペットボトルのお茶と飴3個。すごく空腹なので惣菜パンがとてつもなくうまい。書いてて情けなくなってきた。
大宮での仕事が厄介なことになってしまい、しかし武蔵野線の終電は早い。23時頃これを理由に離脱。たぶんすごい顰蹙。駅構内を走ったりしつつ、ソーダを買って帰宅。0時半。タモリ倶楽部がもう後半になっている。金曜の夜にタモリ倶楽部が見られないほど働くなんて完全に間違っている。
シャワーを浴びてから料理。ニンニクをスライスして油に入れ香りを出し、舞茸、極薄牛肉、ほうれん草を投入。オイスターソースと醤油を適当に入れコショウを振って出来上がり。あと漬け物ぐらいでバーボンソーダ。最後にご飯を食べた直後気を失うように就寝。全体的にものすごく体に悪そうだ。
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で、起きて昼過ぎにこれを書いているのだが、昨日のことなんで3月2日付けにしておきます。
2007年03月01日
変則的な時間に決算発表するところは案の定ダメな件、そして類家さんは復帰できるのでしょうか
ジャレコ、深夜に決算発表(日経)
全然知らなかったが、アレなゲームをリリースすることで知られていたジャレコ(公式)はSandringham Fund SPCなるイギリス系投資会社の傘下に入っていたのだね。「忍者くん」は好きだったなあ。他のゲームはダメダメだったけど。香港企業のパシフィック・センチュリー・サイバーワークスに買収されたところまでしか知らぬ。
ジャレコ、家庭用ゲーム縮小し携帯向けを強化 - 連結では投資事業等に注力(MYCOMジャーナル)
ここ10年の株価の推移。そしてこの株価。もうひと思いに見送ってあげた方がいいんじゃないかしら。
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タスコ、債務超過に転落・06年12月期(日経)
タスコというと牛角同様フランチャイズ主体の外食チェーン。ブランドはこんな感じ。知られているのは「北前そば高田屋」とか「暖中」「ヤマダモンゴル」あたりか。ここ数年、フランチャイズ主体の外食店の弱さが、目に見えて業績に表れてきている。同じフランチャイズチェーンでもプレナスなんかは強いから、テーブルサービス業態に特有の問題か。業績の悪い外食フランチャイズチェーンというのは、店に行ってもひどく安直な印象を受ける。小奇麗にしていても、どうにもパッとしない。「手抜きだなあ」と感じるのだ。店舗のブラッシュアップより加盟店募集に過剰に力を入れていることと関係あるのだろう。その手のところに退職金を持った人達が加盟などしたら、人生台無しになってしまう。くれぐれも加盟契約は慎重にしていただきたい、なんて書いても、そういうおじさん達はこれを読んでいないのであった。
ともかく間違いないのは、「深夜にバタバタ決算発表をするような会社はロクなもんじゃない」ということだろう。
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フォーサイドの06年12月期、最終赤字606億円(日経)
日経のベンチャー欄からダメ会社3連発になってしまったが仕方ない。ここは前述の2つの会社とは比べものにならないほどダメさの規模がデカいのだ。
2007年〜2009年度For-sideグループ 中期再生プラン(PDF)
もちろんフォーサイドが飛んだところで私にはなーんの関係もないけど、と書こうとしたのだが、ちょっと関係あった。いや、フォーサイドが作ってるグラビアアイドルのDVDを買ったことがあるとかではない。そんなもん買いませんYO!
パーリスさんのところで知ったフォーサイドドラマがもう続けられなくなるかもしれない。フォーサイドが一社提供しているテレビ東京の番組だ。これをDVD化して売っているわけだが、これがひどい。演技は棒読み、脚本はクズという、3周回って面白く感じられてくる深夜のバッドトリップドラマだ。シラフじゃとても見てられない。今放送されてるのはしにがみのバラッド。もう信じられないほどひどいよ。「地上波ってなにかね」とか根本的なことを問いかけたくなる。第5話に出てきた男の棒読みっぷりは「時をかける少女」(実写の方)の高柳良一がフラッシュバックしたぐらいだ。まさにバッドドラッグである。恐ろしい。
フォーサイドは「携帯コンテンツ」といういかにも時流に乗った事業内容で高株価がついているうちに、ガンガンエクイティファイナンスを行なった。そしてチケット事業やらなんやら本業と関係ない会社を買収していった。私はそれを見て「携帯コンテンツ事業の先の無さを見切って事業構造を変えてるんならなかなか賢いなー」と思ったものだが、せっかくつかんだあぶく銭を本当にあぶくにしてどうするのだ。これじゃ単なるアホではないか。
そういうわけで、ドラマのみならず、ほとんど思いつきで作っていたとしか思えない粗製乱造グラビアアイドルDVDなども減らさざるをえないかもしれない。いや、逆に手っ取りばやい資金繰りの方法として、ますます乱発するのかもしれない。フォーサイドのやることはまるで見当がつかないから、しばらくは目が離せない。もっとも、そう長くウォッチし続けることができない予感がするが。
やっぱりね、事業でこういうギャグをやると会社全体が傾くと思うんだ。
不動産・金融事業のジャレコ・ホールディングは27日深夜、2006年12月期の連結決算を発表した。開示時刻が午後11時40分ごろと遅くなったことについては「07年12月期の業績予想に関してジャスダック証券取引所から内容を詳しく説明するよう要請があった」という。証券取引所が上場企業に対して情報開示姿勢を強めていることも影響しているようだ。「夜中に決算発表なんかすんじゃねえ」という日経記者の恨みがにじむ記事である。
全然知らなかったが、アレなゲームをリリースすることで知られていたジャレコ(公式)はSandringham Fund SPCなるイギリス系投資会社の傘下に入っていたのだね。「忍者くん」は好きだったなあ。他のゲームはダメダメだったけど。香港企業のパシフィック・センチュリー・サイバーワークスに買収されたところまでしか知らぬ。
ジャレコ、家庭用ゲーム縮小し携帯向けを強化 - 連結では投資事業等に注力(MYCOMジャーナル)
ここ10年の株価の推移。そしてこの株価。もうひと思いに見送ってあげた方がいいんじゃないかしら。
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タスコ、債務超過に転落・06年12月期(日経)
居酒屋チェーンのタスコシステムが28日午前1時15分に発表した2006年12月期連結決算は、最終損益が83億円の赤字(前の期は88億円の赤字)だった。不採算店舗の閉鎖に伴う固定資産売却損などにより66億円の特別損失を計上、約17億円の債務超過に転落した。タスコは「監査法人と減損損失に関する見解が異なり調整に時間がかかった」と説明している。こっちは午前1時15分。「帰らせろーー!」という記者の叫びが聞こえてくるようだ。
タスコというと牛角同様フランチャイズ主体の外食チェーン。ブランドはこんな感じ。知られているのは「北前そば高田屋」とか「暖中」「ヤマダモンゴル」あたりか。ここ数年、フランチャイズ主体の外食店の弱さが、目に見えて業績に表れてきている。同じフランチャイズチェーンでもプレナスなんかは強いから、テーブルサービス業態に特有の問題か。業績の悪い外食フランチャイズチェーンというのは、店に行ってもひどく安直な印象を受ける。小奇麗にしていても、どうにもパッとしない。「手抜きだなあ」と感じるのだ。店舗のブラッシュアップより加盟店募集に過剰に力を入れていることと関係あるのだろう。その手のところに退職金を持った人達が加盟などしたら、人生台無しになってしまう。くれぐれも加盟契約は慎重にしていただきたい、なんて書いても、そういうおじさん達はこれを読んでいないのであった。
ともかく間違いないのは、「深夜にバタバタ決算発表をするような会社はロクなもんじゃない」ということだろう。
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フォーサイドの06年12月期、最終赤字606億円(日経)
携帯電話向け情報配信のフォーサイド・ドット・コムは28日早朝、2006年12月期の連結決算(14カ月の変則決算)を証券取引所がネット上で運営する情報開示システムを通じて発表した。こっちは早朝に情報開示システムによる発表。内容が内容だけに「記者にツッコまれたくなかったのか」とツッコみたくなる。
日経のベンチャー欄からダメ会社3連発になってしまったが仕方ない。ここは前述の2つの会社とは比べものにならないほどダメさの規模がデカいのだ。
売上高に匹敵する特損の主要因は携帯コンテンツを配信する英国子会社アイタッチ。2月27日に締結した契約でゴールドマン・サックスなどが出資するファンドに76億円で売却したことに伴って資産内容を見直したところ、のれん代の減損損失が407億円発生した。フォーサイドは買収したアイタッチグループにこれまで概算で480億円投資している。すさまじい。ちなみにチャートはこちら。うへえ。Yahoo!ファイナンスの前期の連結決算を見ると、株主資本が703億円しかない。有利子負債は559億円。そこにこの大赤字。悲惨である。ならばこれからどうするかというと、資産を売っぱらって得た金で有利子負債をゼロにし、海外からも消費者金融からも撤退して、3G携帯へのコンテンツ提供に集中するのだという。それらのことが再生プランと称して発表されているのだが、お客はいつまでもケータイコンテンツにたっかい金を払い続けるものだろうか。客単価は下がっていく一方だろう。ものすごい甘々な計画だ。
2007年〜2009年度For-sideグループ 中期再生プラン(PDF)
もちろんフォーサイドが飛んだところで私にはなーんの関係もないけど、と書こうとしたのだが、ちょっと関係あった。いや、フォーサイドが作ってるグラビアアイドルのDVDを買ったことがあるとかではない。そんなもん買いませんYO!
パーリスさんのところで知ったフォーサイドドラマがもう続けられなくなるかもしれない。フォーサイドが一社提供しているテレビ東京の番組だ。これをDVD化して売っているわけだが、これがひどい。演技は棒読み、脚本はクズという、3周回って面白く感じられてくる深夜のバッドトリップドラマだ。シラフじゃとても見てられない。今放送されてるのはしにがみのバラッド。もう信じられないほどひどいよ。「地上波ってなにかね」とか根本的なことを問いかけたくなる。第5話に出てきた男の棒読みっぷりは「時をかける少女」(実写の方)の高柳良一がフラッシュバックしたぐらいだ。まさにバッドドラッグである。恐ろしい。
フォーサイドは「携帯コンテンツ」といういかにも時流に乗った事業内容で高株価がついているうちに、ガンガンエクイティファイナンスを行なった。そしてチケット事業やらなんやら本業と関係ない会社を買収していった。私はそれを見て「携帯コンテンツ事業の先の無さを見切って事業構造を変えてるんならなかなか賢いなー」と思ったものだが、せっかくつかんだあぶく銭を本当にあぶくにしてどうするのだ。これじゃ単なるアホではないか。
そういうわけで、ドラマのみならず、ほとんど思いつきで作っていたとしか思えない粗製乱造グラビアアイドルDVDなども減らさざるをえないかもしれない。いや、逆に手っ取りばやい資金繰りの方法として、ますます乱発するのかもしれない。フォーサイドのやることはまるで見当がつかないから、しばらくは目が離せない。もっとも、そう長くウォッチし続けることができない予感がするが。
| 類家明日香 巻いて、揺れて、つかみはOK | |
![]() | 類家明日香 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
やっぱりね、事業でこういうギャグをやると会社全体が傾くと思うんだ。




傑作クリップの嵐
テクノ小僧のための1本?