昨日ほとんどの人に興味が無いと思われるコメ先物市場の事を書いた。
ただ、いきなりでは興味の持ち様も無いので
もう少し分かりやすく知識を得られるものはないかと思い、
今日は城山三郎の「百戦百勝―働き一両・考え五両」を書評カテゴリーに入れて書いてみようかなーと思ったのだが、わざわざ書評するほどの物では無いような気もする。
つまらないものではないし読んでもいいとは思うけど。
それよりもこの小説がモデルにしている本人の文章がネットで読めるのでそちらを紹介しておこう。
山崎種二氏は回米問屋の小僧から身を起こし、山種証券(現SMBCフレンド証券)・辰巳倉庫(現ヤマタネ)などから成る山種グループを造った立志伝中の人物である。
これだけなら成功した実業家というだけで珍しくないのだが、この人が日本で唯一と言われるのは、相場師として成功し、栄耀栄華を極めたままこの世を去ったというところである。
もちろんこれだけの能力と運は遺伝しないものらしく、息子達が継いだ会社はすっかりダメになってしまった。
SMBCフレンド証券の会社概要は合併を繰り返しつづけて訳がわからないし、ヤマタネは赤字のあげく自己資本比率10%割れで青息吐息だ。
それだけに経営能力と相場師としての能力が共に備わっていた事の凄さを思う。
電車男のようにどんどん先に進みたくなってしまうので、時間があるときに読んだほうがいいかもしれない。
この「そろばん」という自伝があるサイトは近々移転するそうだが、もし無くなっていてもちょっと探せばどこかにあると思う。



